ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

トラブルに慣れてはいけない!茨城県東海村核施設の年末年始の火災事故。J-PARC、東海第二発電所。

2015-01-17 | 事故

J-PARC施設で火災

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1074743391.html

NHK  01月16日 20時31分

16日午後、東海村にある日本原子力研究開発機構などが運営する実験施設、「J-PARC」で、実験設備を制御する電源盤から火が出ました。
火はすぐに消し止められてけが人はなく、放射性物質が外部に漏れることもありませんでした。
16日午後3時すぎ、東海村にある「J-PARC」内にある「物質・生命科学実験施設」と呼ばれる施設内にある電源盤から煙や火が出ているのを近くにいた作業員が見つけました。
火は、作業員が消火器を使って、すぐに消し止め、けが人はいませんでした。
また、放射性物質の漏えいもありませんでした。
「J-PARC」によりますと火が出たのは「ミュオン」と呼ばれる素粒子を使った実験設備を制御する電源盤で、当時、実験はしておらず、この電源盤に新しい部品を組み入れたため通電試験をしていたところ発火したということです。
「J-PARC」では、おととし5月、別の実験施設で放射性物質が外部に漏えいする事故が起き、すべての施設の運転を停止していましたが、去年2月からは今回火災が起きた施設を含む一部で再開していました。
J-PARCセンターの齊藤直人副センター長は「2年前の事故以降、安全対策に取り組む最中に、こうした火災で心配をおかけしたことをおわびします。原因はもちろん、安全管理体制についても改めて検証していきます」と話しました。

 

「J-PARC」 実験ホールで出火

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20150117/CK2015011702000159.html

東京新聞 2015年1月17日

加速器実験施設「J-PARC」(東海村)を運営するJ-PARCセンターは十六日、敷地内の「物質・生命科学実験施設」(MLF)実験ホールで変圧器から出火、作業員が消火したと発表した。作業員の被ばくや環境への放射性物質漏れはなかった。

 センターによると、同日午後三時ごろ、陽子ビームを集束、曲折させるミュオンビームライン装置の電源の通電直後に変圧器(縦二十センチ、横三十センチ)から白煙が立ち上り、異臭がした。作業に立ち会った高エネルギー加速器研究機構の職員の指示で、メーカーの社員が消火器で消し止めた。電源と変圧器は新たな実験方法に対応するため、昨年十二月に新設、試験中だった。

 J-PARCは二〇一三年五月、原子核素粒子実験施設(ハドロン実験施設)で放射性物質漏れ事故を起こし、同施設は現在も運転を停止している。斉藤直人副センター長は「運転再開に向け施設の改修、管理体制の見直しを進めてきた。再開への影響は分からない」と話した。 (林容史) 


(管理人より)また茨城県東海村で核施設のトラブルが起きました。こういうニュースでもNHKと東京新聞では書き方が違いますね。東京新聞は割と具体的に書いてあります。

J-PARCのHPでみてみます。http://j-parc.jp/

平成27年1月16日 J-PARCセンター 日本原子力研究開発機構高エネルギー加速器研究機構 J-PARC・物質・生命科学実験施設(MLF)第2実験ホールにおける火災について

J-PARC・物質・生命科学実験施設(MLF)第2実験ホールにおける火災について

1.発生日時  平成 27年1月16日(金)15時01分頃
2.発生場所  独立行政法人日本原子力研究開発機構 原子力科学研究所
J-PARC・物質・生命科学実験施設(MLF)第2実験ホール(第2種管理区域)
3.状況 : 1月16日9時からミュオンビームライン用の電磁石電源のメンテナンスを実施していた。
  • ①14時30分頃、通電準備作業を開始。14時57分頃、異臭がしたため制御盤の扉を開けたところ、15時01分頃、電磁石制御盤のトランスから発火を確認。消火器による初期消火を実施。
  • ②15時01分、119番通報。
  • ③15時11分、ひたちなか・東海広域消防本部の消防車が入構。
  • ④15時26分、ひたちなか・東海広域消防本部により火災と判断。同時に鎮火確認。焼損面積は約30cm×20cmであり、トランスが焼損した。
  • ⑤管理区域内・外に放射性物質の漏洩はない。

なお、加速器からのビームは停止しており、ミュオンビームの利用はしていなかった。
4.原因 : 調査中。
5.影響 : 放射性物質による周辺環境への影響はない。また、負傷者もない。

(添付資料)
現場図面/ミュオンビームライン用の電磁石制御盤/トランス


 

焦げてましたね。  しかし、なぜネットの記事などでちゃんと火災現場の写真とか流さないんでしょうね。 J-PARCは一昨年も放射能漏れ事故を起こしてるのに!

こういう速報はここに出ます。 

いばらきの原子力安全行政 記者発表一覧 ⇒ http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/seikan/gentai/nuclear/press/index.html

J-PARC物質・生命科学実験施設(MLF) における火災について(速報) 平成27年1月16日 生活環境部防災・危機管理局原子力安全対策課


この図を見ると中性子実験装置とか現場のすぐ隣にあります。 ((((;゜Д゜))))

これがもっと大きな火災だったらと思うと、ぞっとします。本当に放射能漏れが起きてないのでしょうか?

この施設周辺の人はこういった事故の際、知らされてるのかどうかわかりません。

原発もいらないと思いますが、なんでこんな核の研究施設が存在するのかわかりません。原発もなくして、こういう施設も一刻も早くjなくして欲しいと願います。

こういう施設で働いてる人には福島原発事故の収束の研究をしていただきたいものです。

気づいてませんでしたが昨年末に、東海第二発電所で火災が起きていました

平成26年12月19日 生活環境部防災・危機管理局原子力安全対策課 東海第二発電所 廃棄物処理建屋における火災について(速報)

平成26年12月19日 日本原子力発電株式会社 東海第二発電所 廃棄物処理建屋3階送風機室(B)における火災の発生について


毎日茨城のニュースは目を通しましょう。http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/seikan/gentai/nuclear/press/index.html

もう生きた心地がしないとはまさにこのこと。かと言ってこんな状況に慣れるというのも、それはそれで異常なことだと思います。

この綱渡りはいつまで続くのでしょうか・・・綱から足を踏み外す日も近いのかもしれません。


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