今日もピーカン♪  

小1と小3のやんちゃ坊主二人の育児と日常、そしてナースとしての奮闘振りをぼちぼち気ままに綴っています。

仲良く(?)遊ぶ兄弟

2007-07-31 | 育児日記

写真は、プレーコーナーで遊ぶタロとジロです。
ジロは、タロのミニカーを一台両手に持ち、一生懸命かじってます。
タロはいつもどおり、大のお気に入りの救急車とバスのミニカーを
左手に握り締めながら、タクシー、アイ、フィットのミニカーを並べて
遊んでいます。
でも、彼はあることが気が気でない様子。ジロのことを斜め後ろから、(多分)
「どうなっちゃうんだろう?僕のミニカー・・・。」
と思いながら、心配そうに見ています。

最近少しずつですが、ジロがタロのおもちゃで遊ぶことを、
容認するようになってきました。
でも、どうしても許せないことがあるみたいです。
それは、並べておいた電車がジロ怪獣の破壊活動に遭遇し、転覆すること。
さすがに泣かなくなりましたが、いちいちキーキー言って怒っています。
そんなのどうだっていいと思うのですが、やっぱり許せないのかしら?

母と子の美容室

2007-07-30 | 育児日記
昨日はタロと私のカットのため、一家総出で美容室に出かけました。
この美容室、子どものカットができたり、保育士さん付きのプレールームが
あったりするので、近場ではかなり人気。
希望の時間に予約を入れるため、3日前に予約を入れました。

ジロはおっぱいをあげてから出たため、炎天下の中道中でネンネ。
(暑い中、よく眠れるね~。)
美容室に到着して順番を待っている間、夫はお店に置いてあった
「DEATH NOTE」を読み始め、それを見たタロは「名探偵コナン」を手に取り、
おもむろにページをめくり始めました。(読めるのか?)

先に私が呼ばれ、カットへ。
でも、夫に任せたもののタロの様子が気が気でない。
案の定、お店のレジの横に置いてあったビニールプールから、水風船を
勝手に持ち出して去っていくタロの後姿が。(おいおい。)
多分漫画に夢中の夫に、「返してきなさい。」とでも言われたのか、
一応パタパタとビニールプールに戻ってきて、投げて返していました。
「よしよしいい子だ。」と思ったのも束の間、よっぽど水風船が
気に入ったらしく、再び水風船を持ってどこかへ・・・。

しばらくすると、私の目の前の鏡の中に、夫に連れられたタロの姿が。
カットの間、ずーっとタロの様子を鏡越しに観察することに。
カット台にちょこんと座らせられ、かわいい子供用のエプロンを着けたタロは、
夫に促され、鏡の中の私を見つけてくれました。
お互い、合わせ鏡の中で目配せ。なぜか不思議と、気恥ずかしいー。
でもトーマスのDVDが始まった途端、タロの視線はそちらに釘付け。
トーマスに負けた、悲しい母・・・。
そして夫は担当の美容師さんと何か相談し、タロを一人残し、ベビーカーで
眠っているジロが待つ待合スペースへ戻っていきました。
いやー、タロはいい子(?)にカットされていました。2回目ですけどね。
傾いていく首を美容師さんになおされながらも、カットは無事終了。
ご丁寧にも最後にワックスまでつけられ、前髪がくしゅくしゅになっていました。
結局、私のカットの方が早く始まったのですが、髪の毛の少ないタロの方が、
アッという間に終了。さすがプロ。
美容師さんに連れられ、夫のところに戻っていきました。

でもすぐに、店内をうろつくタロの姿が、視界に入りました。
「何しているんだろう?」と思いつつも、夫を信頼し美容師さんと談笑。
その間、カットを嫌がる子どもや、お昼寝から目覚めたジロの泣き声が
店内中に響き渡ったりしていました。

私のカット(ワカメちゃんカット)が終わり、夫のところへ戻ってみると、
タロ行方不明。
夫にタロの所在を聞いてみると、「プレールーム。」と答えが。
「ムムム??」
プレールームのドアの窓から覗いてみると、数人の子ども達に混ざって、
床に這いつくばって車の玩具でひとり遊ぶタロの姿が。
夫いわく、
「タロがプレールームの中を物欲しそうな顔で覗いていたら、
中のお姉さんが靴を脱がして入れてくれたらしい。泣かなかったから、
ほうっておいた。『DEATH NOTE』読みたかったし・・・。」と。

これには私もびっくり。両親から離れ、全く見知らぬ子どもや大人達と
泣かずに遊びながら過ごせるなんて。多分、これが初めて?
案外、すんなり託児所や保育園に馴染めるかも。
ただ一つ問題が・・・。
それは、かわいいお姉さんといえど、見知らぬ人に促され
靴を脱いでほいほいついて行ってしまうこと。
いつか知らない間に誘拐されてしまわないか、心配になりました。

ちなみに、あの水風船はお店の人の御厚意でいただくことができました。

子ツバメとタロ

2007-07-27 | 分類不能?
昨日の朝、寝室で布団を片付けていたところ、外から何やらわさわさ音が
聞こえたかと思ったら、窓のすぐ外を何か黒い物体が慌しく飛んで行くのが
見えました。
そしてその後、「ピーピー」とかわいらしい小鳥の声が、リビングの窓の方から
聞こえ始めました。鳴き声の主は、こちら↓の方。

  

  

被写体がかわいかったのと、写真が上手く撮れたので(カメラが
良かっただけなんだけど)、思わず写真を6枚も掲載してしまいましたが、
こちらの方、どなただと思います?

そう、こちらの方は、ツバメの雛でございます。
どうやら、巣立ちの瞬間に立ち会ってしまったようです。
私達一家は、マンションの最上階に住んでいるのですが、多分こちらの子ツバメは
さらにその上の屋上に、家族と住んでいたものと思われます。
春に生まれだいぶ大きくなってそろそろ巣立ちという時、
いざ屋上の巣から飛んでみたものの、屋上の狭い空間しか知らなかった子ツバメは、
世の中がとても広いこと、そして意外と高いということにびっくりして
飛ぶのが突然怖くなって、我が家のベランダに緊急着陸したようです。
飛ぶのを止めて、鳥大好きのタロが張り付くベランダに身を寄せた我が子を見て、
二羽の親鳥はそれはもう必死。
「おいで。だいじょうぶ。ほら、勇気をだして飛んでごらん。」
と、子ツバメの周りを旋回しながら飛ぶのを促しているよう。
それでもやっぱり怖いものは怖いらしく、子ツバメは助けを求めて
「ピーピー」泣いていました。

この展開を見てとりあえず写真を撮って、タロに
「ツバメの赤ちゃんだよ。かわいいねぇ~。」
なーんて言っていたものの、内心
「万が一、親鳥が諦めてこの子を放置して渡ってしまったらどうしよう?
渡り鳥だから鳥かごの中では飼えないし、第一えさはどうしよう?
動物病院に連れて行けば、何とかしてくれるかな?」
と、一人心配になりました。
でも、これはしばらく様子を見守っているしかないと思い、
「こっこ(鳥)、赤ちゃん、こわい(かわいい)。」
と言いながら、窓に張り付いて子ツバメを見つめているタロに、
「ツバメの赤ちゃん驚かしたらかわいそうだから、そーっと見ているんだよ。」
と声をかけ、私は朝ご飯の片づけを始めました。
するとタロは子ツバメを観察しているのに飽きたらしく、窓際から
離れようとしました。

その瞬間、カタッ!!

タロは、玩具を入れている空き缶のふたを踏んづけてしまったのです。
「アッ!!しまった!!」と思った瞬間、この音に驚いた子ツバメが
外に向って飛んで行くのが見えました。
もちろん墜落することなく、上手に羽ばたいて。(よかった~)
結果的にタロは、子ツバメの巣立ちを助けたことに。
本人は何が起きたのかさっぱり分かっておらず、子ツバメがいたベランダを見て
「こっこ、赤ちゃん、いない~?」と、しばらく繰り返していました。

今頃子ツバメは、どこら辺を飛んでいるのかな?
もう、飛ぶことに慣れたかしら?
また来年の春も、渡って来てくれたら嬉しいな。

タロ語辞典(監修:母)

2007-07-24 | 育児日記
昨日からタロが、また熱を出しました。
先々週は40℃の熱を出してタロの人生最高値を更新し、先週は下痢。
そして今週はまたもや、38.4℃の熱。
かかりつけのS先生に思わず、
「風邪以外の変な病気ということはないですか?」と聞いてしまいました。
様々な、いやーな病名(心筋炎とか白血病など)ばかり浮かんでくるので・・・。
するとS先生は
「一応、毎回毎回きちんと治っているので、今のところ大丈夫。
ただ、8月9月と同じように体調を崩すことが続けば、髄膜炎や肺炎などの
可能性も出てくるので、本格的な検査が必要になるかもしれません。」と。
うー、それだけは勘弁。
ただ単に、体調を崩して風邪ひいているだけならいいけど・・・。
そしてついで(?)に、ジロの三種混合も済ませてきました。
ついでに予防注射されちゃうなんて、かわいそうなジロ・・・?

さてさて本題に・・・。
タロの言葉が、最近めきめき増えてきました。
本人も、色々お話できるようになったのが嬉しいみたい。
時には
「ふ~ふぁ(父さん)、いしゃ(電車)、かいしゃ、いった~。」
などと、四語文を話しています。
でも、普段話している私達でないと分からない言葉ばかり・・・。
そこで、タロが多くの人とコミュニケーションが図れるよう、
タロがよく使う謎の言葉ばかりを集めて、辞典を作っておこうと思います。
タロに会う予定のある方は、こちらの辞典で予習をしておいて下さい。
よろしくお願いします。

・あ~ふぁ→母さん
・あこか→パトカー
・あす→バス
・いしゃ→汽車、電車
・うま→くま
・おちゃ→飲み物全般
・きっかーしゃ→レッカー車
・こい→魚全般
・ごー→トンネル
・こっこ→鳥
・こわい→かわいい
・しーしーしゃ→救急車
・じししゃ→自転車
・はまん→ハンバーグ
・ひぽぱ→ヘリコプター
・ふ~ふぁ→父さん
・ぶーん→車、自動車全般
・へこき→飛行機
・へにょ~→線路
・まーちこか→マーチパトカー
・みしししししゃ→ごみ収集車

すみません。日常の会話では大して困らないですね。
ただ、「こわい(赤ちゃん)」と言われても、決して怒らないで下さい。
彼は一生懸命、「かわいい(赤ちゃん)」と言っているつもりなので。

がんばる二人の成長記(5ヶ月と2歳4ヶ月)

2007-07-20 | 育児日記
二人の育児で大変なこともありますが、目に見えて成長してくれるのは
母親としては嬉しい限りです。

まず、5ヶ月児ジロ。
大きさそのものは5ヶ月児なのですが、やることが・・・。
もう、寝返りは完璧。左右どちらにでももちろん寝返りできますし、
仰向けに戻ることもできます。(頭打つけど・・・。)
そして、ずりばい。どこにでも行きます。
タロの玩具、窓際のカーテン、ダイニングテーブルの下・・・。
よだれをたらしては洋服できれいにふき取りながら、移動しています。
お陰で床は、ピカピカ?
昨日の夕食準備中は、私の台所での動きが気になるらしく、
布団からいつの間にか這い出し、ベビーゲートの下から私を見上げていました。
これがかわいかったのですが、そうも言ってられません。
昨日は、タロの消防車の投光器の部品を手に持って口に入れようとしていたし、
今日は地袋を開けて物色し、中からミッキーマウスのジャックオーランタン
(ハロウィンのかぼちゃのおばけ)を引きずり出して遊んでいたので。
ジロが自由を手に入れた分、私の目は益々光るばかりです。
次に離乳食・・・。一応、気分がのれば、いくらでも入るという感じ。
気分がのらないと、「おっぱいがいいー!!」と泣きじゃくって駄目だけど…。
でも、今日はジロの気分をのせるコツをつかんだので、明日はたんぱく質
(お豆腐)に挑戦しようと思います。

そして、兄貴タロ。この子がここ最近、頑張っているのです。
サンダルや靴を、自分で脱げるようになりました。
パンツやズボンも自分で脱げるのですが、ちょっと手伝えば
自分ではけるようにもなりました。
そして、トイレトレ。
タロは早生まれだから、年内ぐらいまでにオムツが外れればいいかなと
思っていたのですが、なんだかもう外れるような兆しが見えてきました。
そう、今日から「しっこ。」と教えて、トイレで排尿できるようになったのです。
さすがにお昼寝中はオムツをはかせていますが、これには私の方がびっくり。
昨日までタイミングを見計らって、トイレに連れて行ってさせていたのですが、
今日から本人の尿意を信じてみることに。
すると突然、排尿前に教えるようになったのです。彼を信じてみて大正解。
トイレトレは長期戦のつもりで腹をくくっていただけに、意外と
あっけないという感じ。
でも、問題は大きい方と、外でのトイレ、そして和式トイレ。
ここで焦ったりせずに、やっぱり仕上げまでもう少しかかると思って、
じっくりゆったりと、とりかかることにします。

水溜りと育児と洗濯と

2007-07-17 | 育児日記
ある雨上がりの日、裏の川沿いに親子3人で散歩に出ました。
タロが大好きな鯉や亀、数組の鴨の親子を観察しながら、
久々の散歩を満喫していました。

するとタロ、何か見つけた模様・・・。
私に抱っこされて川面を見ていたはずのタロが、するりと抜けて降りて、
一目散に走って行きました。向った先には、大きな水溜りが・・・。
タロはその中に思いっきり突っ込み、足で泥水を蹴散らしたり
手で水を跳ねさせて、それはもう楽しそうに遊びだしました。
気付いた時には既に、タロの足は泥水で、ぐちゃぐちゃ。
手でも遊んだりしているので、洋服にも顔にも泥水がかかっていました。
どうも、保育園での水&泥遊び以来、気に入った模様。
私も嫌がらず何も注意しないので、タロは全く躊躇せずに遊んでいました。
ただ、やっぱり私が泥水の被害を被るのは、ちょっと勘弁。
ということで、少し離れた所でタロが楽しく遊んでいる様子を見ていました。

そんな水溜りで無邪気に遊んでいるタロの姿を見て、一人のおばさんが
ニコニコしながら声をかけてくれました。タロに
「いいわねぇ。楽しいでしょ。嫌がりもせず水溜りで遊ばせてくれるなんて、
いいお母さんよ。この際だから、思いっきり楽しんで遊びなさい。」と。
そして私にも、「あなたも偉いわねぇ。今時、嫌がりもせず水溜りで遊ばせる
お母さんなんて、そういないわよ。」と。
別に褒められたくて、水溜り遊びをさせていたわけではないのですが、
ちょっとしたこの声かけが、私の育児方針が認められたようで、
素直に嬉しかったです。

我が家の子供達は、二人とも男の子。
だから、他人様に迷惑をかけなければ、できるだけ好きなように遊ばせたり、
色んなことを経験させてあげたいと思っているのです。
もちろん、生傷が増えるのも、洋服がぐちゃぐちゃのボロボロになるの
も覚悟の上。
そんなことよりも、もっとたくさんの大人になってからではできないような
遊びを経験して、たくましく育ってくれる方が、私には有意義なことに
思えるのです。
生傷は勝手に治るだろうし、汚れた体や洋服は洗えばいいだけ。
それに最近、汚れた洋服を洗濯することに(汚れが落ちることに)、
小さな楽しみを見出した私。
ジロも歩き出したら、もっともっと洗濯物が増えることになると思いますが、
その山のような洗濯物と格闘するのも、男の子を子どもに持つ母親の、
ささやかな幸せだったりするのかなと、最近思うようになりました。

ほふく前進始動

2007-07-15 | 育児日記
ジロは先週5ヶ月になったばかりですが、ずりばいをするようになりました。
タロの6ヶ月でのずりばいも早いと感じたのですが、ジロはさらに早いです。
多分、そこら辺に転がっているタロのおもちゃが気になってしょうがなく、
なんとか触ろうと頑張って手を伸ばして伸び上がっていたら、
体が前に進むようになったようです。
今日はタロがお昼寝している隙に、タロのおもちゃに手を伸ばして、
嬉しそうに舐めて遊んでいました。

でも、いくらずりばいが早いからといっても、その後の成長が早いとは、
かぎらないんですよね。
タロは1歳2ヶ月になってようやく歩き出し、ナント8ヶ月間もほとんど
ハイハイで移動していたので。
ハイハイ期間が長かったせいか、タロの腹筋と背筋力には、
周りのパパ&ママも目を見張っていました。
1歳になる前の頃、おむつ交換台に寝せてベルトをしておくと、
ベルトを引きちぎらんばかりの勢いで起き上がろうとしていたので、
よく驚かれていました。
ジロも歩き出しは遅くていいので、たくさんハイハイして強靭な(?)肉体を
作り上げてほしいものです。
でも、目の前に面白おかしくちょこまか走り回る兄貴がいたら、自然と早く
歩いてついて回るようになるかもしれませんね。
さて、どうなるかな?

初兄弟げんかの勝敗は?

2007-07-13 | 育児日記
昨日、タロがおもちゃで遊んでいる姿でも見ていれば
私の夕食の準備中、ジロが少しは退屈しないだろうと思い、
リビングのプレーコーナーの片隅にジロを置いておきました。
ジロはタロに摩訶不思議な言葉をかけられ、ご機嫌の様子。
「よしよし、二人ともいい子だ。」と思った矢先、突然、
タロの悲鳴にも似た泣き声が聞こえてきました。
夕食を作る手を止め、プレーコーナーの方に目をやってみると・・・。
いつの間にかジロが、タロが並べたおもちゃの電車の列に、
怪獣の如く頭から突っ込んでいました。
もちろんタロの電車は、ものの見事に転覆。
ジロは食べるご飯の量も確実に増えパワーがついてきたからか、
腹ばいの状態のまま、足(足首のスナップ)だけで
前進できるようになっていたのです。(まだ手は伴いません。)
ジロの初攻撃の洗礼を受け、まさかジロにこんな酷いことをされるとは
全く思っていなかったらしく、タロは相当ショックを受けた模様。
私が電車の列を直してあげたら、ワーワー泣き出してしまいました。

うーん、ジロが動けるようになったということは、これからこういう
「下の子攻撃」は毎日のようにあるはず。
その度にタロは、泣くつもりだろうか。
タロにはもう少したくましくなってほしいものです。

タロ、バイキンマンと格闘中

2007-07-11 | 育児日記
タロが珍しく体調を崩しています。
7/9のお昼頃、いきなり40℃のお熱を出し、突然ぐったりしだしました。
そこでジロも連れてタクシーで、いつものかかりつけS先生のところへ行きました。
おじさんが大の苦手なタロも、優しいS先生の前では、一人で椅子に座って
大人しくなされるがままに、いい子に受診できました。
お咳や鼻水はないものの、「喉が赤く腫れているので、夏風邪でしょう。」と。
ペニシリン系の抗生剤を処方されて、先生や薬剤師さんに
「これは非常に飲みづらいけど、頑張って飲むように。」
と脅されて帰ってきました。帰ってきてからも、タロはぐったりのまま。
家に常備しておいた解熱剤を使っても、39℃代にしか下がらず・・・。
ただ、相当まずいはずのお薬は、相変わらずペロリと飲み干してしまいました。
(さすがナースの息子です。)
しかしその日の夜、今度は嘔吐が始まりました。
なんとか吐き気が落ち着いたところで、水分だけ摂らせてお布団へ。

ところが、その日の夜中2の時頃、何を思ったのかタロは突然覚醒し、
リビングに置いてあるミニカーで遊びだしました。
熱を測ってみると、まだ39℃代あったので、2回目の解熱剤を投入しました。
タロは解熱剤も全く嫌がらず、お尻からすんなり入れさせてくれます。
その時間帯はちょうどジロの授乳時間だったので、ジロにおっぱいを
飲ませている間、タロにはお茶を飲ませ、授乳終了後二人を寝かしつけました。

そして朝起きてみると、夜中の解熱剤が功を奏したらしく、
お熱は37℃後半まで下がっていました。
でも喜んだのも束の間、やっぱり気持ち悪いらしく、朝ご飯の卵雑炊を
ほとんど全部吐いてしまいました。
今度は吐き気止めの座薬を投入し、落ち着いた頃を見計らってお薬を飲ませ、
少しご飯も食べさせました。
タロ自身も相当辛いらしく、並べた車や電車のおもちゃの前に座布団を敷き、
その上に体を横たえて動かなくなってしまいました。

その日の午前中、嘔吐が始まったし、座薬が残り少なくなってきたので、
再び先生のところへ行きました。
ただ、大好きなタクシーに乗ったせいか、病院に着いた途端少し(空)元気に。
タロは玩具棚から車や電車の玩具を取ってきて、待合室の椅子の上に並べて
遊びだしました。
そして彼は受診の仕方を心得たようで、診察室に呼ばれて入るなり、
いきなり満面の笑顔に。
診察用の椅子に座らされてからも大人しく聴診され、口も大きく開けていました。
いつも最後に、先生からご褒美のシールをもらえるのですが、
「ありがとは?」と言ったら、タロはちゃんとペコリと頭を下げ、
バイバイして診察室から出てきました。(我が息子ながら、素晴らしい。)
嘔吐はみられるものの点滴するほどではないので、解熱剤と吐き気止めの
座薬だけもらいました。

帰ってきたらタロはさすがに疲れたのか、すぐに午睡モードに。
目が覚めてからお昼ご飯をあげたのですが、かなりお腹が空いていたらしく
食欲は全開モード。
ただ、やっぱり途中で気持ち悪くなってきたらしく、うるうる
涙目になったかと思ったら、口角から涎を出し始め横になってしまいました。
それでも嘔気が少し治まると、前の日よりは熱がないせいか、少し(空)元気に。
泣いているジロを気にかけて、遊んであげる余裕も出てきました。

夕食時は、予め吐き気止めの座薬を投入することにしました。
本当はどうしようか迷ったのですが、大人チームのメインは、
タロの大好きなハンバーグ。タロは早速食卓のハンバーグを見つけ
「ハンバーグ、ハンバーグ」と騒いでいたのですが、タロのメインは湯豆腐。
夫が「タロの大好きなお豆さんで作った、白いハンバーグだよ。」
と言ったら、納得したのかタロは一応おいしそうに食べていました。

夕食は思っていた以上に食べられたし、お風呂にも入れたので、
タロは今はぐっすり眠っています。
明日にはもう少し回復してくれているといいのですが、抗生剤の副作用からか、
便性が少し緩くなり回数が増えてきています。
多分抗生剤を飲みきる頃には治まると思うのですが、少し心配です。

あー、もう変なバイキンマン(溶連菌かな?)なんかやっつけて、
早く元通り元気になっておくれ!!

ジロの離乳食(5ヶ月)

2007-07-10 | 育児日記
ジロの離乳食は、順調に進んでいます。(そのはず・・・。)
すでに自分でスプーンを握ろうとするので、大変なことになります。
もちろんというか、案の定というか、お粥3さじ分では足りず、大騒ぎ。
そしていよいよ今日から、野菜(人参ペースト)スタートのはずでした。

ところが、あまりにもお腹が空き過ぎていたのか、今日はしょっぱなから大啼泣。
ジロが大好きな鏡を見せて何とか機嫌をとるのですが、スプーンを口に入れると
「ちがーう!!」と言う感じで、再び涙をぽろぽろ流しながら大啼泣。
こんな状態で離乳食をあげてもかわいそうなので、すぐにおっぱいに・・・。
すると・・・。
「そうそう、僕が欲しかったのはこれなの。」と言わんばかり・・・。

そうねぇ、君はまだまだ赤ちゃんだったね。
まだ、ご飯でお腹が満たされるということは、経験していないものね。
明日もう一度、人参ペーストトライするぞ!!

かんらんしゃ

2007-07-08 | 育児日記
今日の夕方、タロは夫と自転車でお遣いに出ました。
お遣いから帰ってきたタロは、止めておいた自転車の車輪を触って
遊んでいました。
(手が巻き込まれる恐れがありますので、よい子は真似しないで下さい。)
そこでタロが放った言葉・・・。
それは
「かんらんしゃ、かんらんしゃ。」と。

タロには自転車の車輪が、小さな観覧車に見えたみたいです。
タロは誰に似たのかは分かりませんが、本当に素敵な感性の持ち主で
いつも子どもならではの発想をしては、親を驚かせてくれます。
どうかタロはこのまま擦れたりしないで、今の感性を大切にしながら
すくすく育っていってほしいものです。

祝!ブログ3周年

2007-07-08 | 私のこと
このブログを書き始めて、はや3年が経ちます。
書き始めた頃は、ちょうどタロの妊娠判定が下った頃でした。
あれから3年、よくこんなにも長く続いているものだと、
自分で感心してしまいます。
私の場合、日記や散文、特に気ままに短いエッセイを書くのは
わりと好きなほうです。
そして毎日書くことにこだわらず、気の向いた時にだけ書いていたのと、
こうして私以外に読んでくれる人がいることが、思っていた以上に
長く続いた理由ではないかと、自分では思っています。
拙い文章ではありますが、私の自己表現の場の一つとして、
もうしばらくこのブログを続けていこうと思いますので、
今後ともよろしくお願いします。

もうちょっと!!

2007-07-07 | 気になること
今日は七夕ですね。天の川は見えるかしら?
我が家ではいち早く、昨日七夕寿司なるものをいただきました。
タロは気に入った様子で、パクついていました。
暑さにバテ気味の体も、大好きな寿司飯でリフレッシュされます。

今年も我が家では、保育園から強奪してきた笹に、折り紙で作った短冊に
願い事を書いて、お部屋に飾っています。
なぜか、タロが大好きな「鯉」も折り紙で折って吊るしてあります。
あまりにも鯉が好き過ぎて、吊るして飾ってある鯉がほしいと、
タロは号泣してしまいました。

そして昨日遊びに行った保育園でも、大きな七夕の笹が飾ってありました。
親御さんがが代筆したものと思われる、たくさんも色とりどりの短冊、
そして七夕飾りとともに。
その中で、「ん?」と不思議な願い事が書いてある短冊を見つけました。
それには

『もうちょっと!!』

と書いてありました。
あのー、「もうちょっと」って、何がもうちょっとなんでしょうか?
何か物足りないのでしょうか?子どものこと?旦那さんの収入?
それとも、この子育てするにはせちがらい世の中に対して?
すごーく気になって、しょうがありません。

梅雨の日のタロ

2007-07-06 | 育児日記
今日、久々に保育園の園庭開放に遊びに行きました。
でも、さすがに暑くなってきたせいか、人影はまばら・・・。
タロはそんな中、水&どろんこ遊びをしていました。もちろん着替えも持参で。
もともと水好きだとは思っていましたが、泥も臆せず触っていました。
ちょうど1ヶ月違いの、外では奥ゆかしく大人しいタロとは正反対の
快活な男の子がいて、タロは負けてしまうかなと思ったのですが、
その子が水や泥の入ったバケツをタロから奪い去ろうとしても、
意外といっていいほど全く動じず、タロは自分の手を緩めることもなく
バケツに手を入れたまま、密かに抵抗していました。
こうして色んな子の刺激を受けながら、喧嘩しながらでもいいので
たくましく育っていってほしいものです。

今日は晴れたので、こうしてお外遊びをして発散できたのですが、
梅雨の時期のタロのおうち遊びは、正直大変です。
タロは家の中を、テーブルの角に頬をぶつけながらも、所狭しと運動会のように
走り回っています。
かと思いきや、ひたすら同じところでトントンジャンプしたり、
くるくる回って目が回って酔っ払いのようによたつくのを楽しんだり・・・。
布団を部屋の隅に積み重ねて置いておいた時には、それはもう大変。
布団の上でトランポリンのようにして飛び跳ねて遊び、そこから飛び降りてみたり
背面ダイブしてみたり・・・。
なんだか大人しくなったなーと思ってタロを見てみると、今度はひたすら
でんぐり返しを静かにしていたり・・・。(介助なしでできます。)

でも、これだけ家の中で遊んでも発散できるものではないらしく、
お昼寝はなかなか寝付けません。
枕元に山のように絵本が積み重なっていっても、タロは元気。
いつも私の方が、絵本を読み聞かせながら危うく先に寝てしまいそうになります。
そんなある日、絵本を読み終わったところ、タロが大人しく目を閉じ始めた
気配を感じました。
そろそろ寝たのかなーと思って、タロの顔を覗き込んでみると・・・。
タロ:「んがー。んがー。んがー。」
私:「ん?あれ?」
ナント、口元に笑みを隠しつつ、目を閉じて寝たふりをしていたのです。
それもご丁寧にも、喉を鳴らしながらいびきをの真似をしている模様。
一体全体、タロはこんな芸当をどこで覚えたのでしょう。
「今、寝たふりしていたでしょう。」と言ったら、タロはまた笑いながら
目を閉じ、喉を鳴らしていびきの真似を始めました。
それ以来、「寝たふりして。」と言うと、ニコニコしながら同じことを
繰り返すようになりました。
寝たふりのできる2歳児なんて、他にいるのかしら・・・?
しかも、いびきの真似つきの。
(そしてこの寝方は、誰を真似しているのかしら?もしかして、私!?)

こんなおかしなことをするタロですが、かわいいところもあるのです。
最近タロは、お風呂では水鉄砲で遊んでいます。
小さな手でトリガーを引くのはなかなか大変そうなのですが、
自分で色々狙いを定めて遊んでいます。
そんなある日、水鉄砲を飛ばしながら、

「あめ、あめ。」と。

そう、タロは散歩の帰りに雨に濡れて以来、雨がお気に入り。
その雨を自分で作り出せるのが嬉しいらしく、「あめ、あめ。」と言いながら、
水鉄砲を上に向って飛ばしています。
あー、タロがこんな素敵な発想のできる子に育ってくれていて、親としては
とても嬉しい限り。
梅雨の鬱屈としてた気分も、爽快に吹き飛ばしてくれます。

あさきゆめみし

2007-07-03 | 我が家の本棚
ここのところブログの更新が滞ってしまったのには、訳があります。
実のところ、古典文学の勉学に勤しんでいました・・・、というのは半分真実で、
久々に大和和紀さんの「あさきゆめみし」(漫画版 源氏物語)を
ここ数日読みふけっておりました。
この漫画は、源氏物語の入門書として私の知能レベルにピッタリ。
中学生の頃、読書好きの友人に田辺聖子の「新源氏物語」を借りて
読んだことがあるのですが、確か読破できなかった覚えがあります。
それが少女漫画になると、すらすら読める読める・・・。(当たり前か・・・。)
ただ、この漫画は読後感がたっぷり。
夜寝る前に読むとしばらく興奮状態が続き、上手く寝付けない日も
あったほどでした。

そして、この漫画を読むたびに、つくづく思うことがあります。
それは、この平安時代のお姫様に生まれなくてよかったと。
上手に恋愛するためには、和歌が詠めなくてはならないし、
それに、殿方を一方的に待っているだけだなんて・・・。ねぇ。
でも、もし私がこの時代に生まれたとしたら、やってみたいことはあります。
それは、やんごとなきお姫様の乳母とかお側仕えの女房などなど。
(いつの世に生まれても、世話好きということかしら・・・?)
お姫様のお世話を通して平安貴族の生活や恋愛模様をを垣間見、
また時にはお姫様の代わりに返歌を詠んだり、手引きをしてみたりするのも
なかなかおもしろそうだなと。

ちなみに夫の好みのタイプは、私とは似ても似つかない「紫の上」だそう。
そして私の好みのタイプは、やっぱり夫とは似ても似つかない「夕霧」と「薫」。
憂いのある表情が、素敵です。