今日もピーカン♪  

小1と小3のやんちゃ坊主二人の育児と日常、そしてナースとしての奮闘振りをぼちぼち気ままに綴っています。

電動トッター

2005-06-14 | 看護日誌
家にはありませんが、以前仕事をしていた時に、病院で使っていました。
その当時はもう、忙しい時には電動トッターが神様に見えました。
ICUに配属される前は、(小児)循環器・心臓血管外科のある病棟にいたのですが、
いかに先天性心疾患の乳児たちを泣かせないで仕事をするか?
すべてこれにかかっていました。
というのも、心臓病の子達は、心不全のコントロールのために、
ミルクの量が制限されていることがあり、飲みたいだけ飲めずにいつも空腹状態。
おまけに、心臓病の赤ちゃんはとにかく寝つきが悪い。
なのに、泣いただけでかなり心臓に負担がかかってしまうので、
極力泣かせないようにしなければなりません。
でも、夜勤の時は、同じような子達を6人以上一人で看なければならない。
そこで、電動トッターが大活躍となるわけです。

ただ、電動トッターを使っていて、ちょっと心苦しかったのを覚えています。
忙しい時には、電動トッターに頼るのはしょうがないと思っていても、
本来ならばゆっくり抱っこして落ち着かせるべきだし、
極力そうしてあげたいと心の中では思っていたので・・・。
だから、自分の子どもが生まれる時には、特に用意はしませんでした。
世の中、色々便利なものができていますが、抱っこぐらい機械に頼らないで、
子どもも自分も満足できるくらいしてあげたいので。

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