中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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熱川温泉と忍野八海観光の旅;第1日目(1);熱川温泉へ

2016年12月07日 20時57分59秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

                         <車窓から熱海の海岸を望む>

     熱川温泉と忍野八海観光の旅;第1日目(1);熱川温泉へ
          (塔ノ岳常連会[仮称])
      2016年12月4日(日)~5日(月)

第1日目;2016年12月4日(日) 晴

<ルート地図>


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<町田駅集合>

■早々と出発
 恒例の塔ノ岳常連会(仮称)の忘年会が,今日から1泊2日の予定で開催される.集合は7時30分,小田急線町田駅西口である.
 私は何時ものように3時頃起床する.塔ノ岳に出掛けるときには何時も4時10分に自宅を出発するが,今日は自宅から大船駅まで歩くなんて馬鹿なことをせずに,湘南モノレールの始発電車を利用しても,集合時間に十二分に間に会う…っていうことは十分に分かっているが,どうも自宅でジッと待機していることができない.三つ子の魂百までという諺があるが,私のせっかちな性分は,三途の川岸まで来ているのにまだ治らない.
 居たたまれずに湘南モノレールの初電に乗車する.電車は5時30分に大船駅に到着する.
 まずは大船駅前のコンビニでオニギリ2個とお茶を購入,大船5時44分発熱海行の電車に乗車する.何時もの丹沢行ではこの電車より30分早い初電に乗車しているが,初電に比べると,この電車はヤケに混雑している.
 藤沢駅で小田急電車に乗り換えるが,接続が悪くて10分以上待たされてから各駅停車相模大野行に乗車する.途中大和駅で急行町田行という不可解な電車に追い越されるが,乗り換えるのも面倒なので,そのままやり過ごす.

■町田駅
 6時45分頃,町田駅に到着する. 
 集合場所の西口改札口前には,まだ誰も居ないことを確かめて,駅近くのマクドナルドに向かう.モーニングコーヒーを賞味して,朝の気分を味わうのが目的である.
 マクドナルドに入る.
 店内には常連の先客.MT夫妻が居られる.
 「…おやまあ! 暫く振りです…」
で早速意気投合.コーヒーを賞味しながら,集合時間の15分前までマクドナルドで過ごす.
 集合場所に戻ると,もう大半の常連が集まっている.
 幹事長役のTGさんの話によると,本日の参加者は総勢24人とのこと.盛況で何よりである.
 これから貸切バスで,本日の宿泊ホテルのある熱川温泉まで移動する予定である.
 出発時間の5分前に,町田駅前に停車中のバスに乗車する.
 
<大船駅>                                <町田駅前に駐車中の貸切バス>

<賑やかな車内>

■早速昼食と飲み物が配られる
 定刻8時00分に私達を乗せた貸切バスは町田駅前から発車する.
 大型の貸切バスは快適である.1人で2人分の座席を利用できるのでユッタリしていて快適である.
 客室の中央部分の座席が飲み物,果物,嗜好品,使い捨ての皿やコップ,割り箸などいろいろなものが入った段ボール箱の置き場所である.
 ”よくもまあ,こんなにいろいろな物を準備したな…”
と私は感心すること頻りである.
 今回の幹事団は,TGさんを筆頭に,このほど無事退院されたSSKさん,カラオケのISIさん,キャベジン兼芸能のTZさん,動画のMGさん達である.
 早速,今日の昼食弁当,果物,飲み物などが配られる.驚くほどの手際よさである.

<手際よく配られた弁当類>

■SSKさんの司会
 少々長い間闘病生活から復帰されたSSKさんが司会で,バスの旅が始まる.
 実質的な幹事長であるTGさんの挨拶から始まって,各自の自己紹介が進む.その間に飲み物が提供される.
 下戸の私には”All-FREE”とかいうノンアルコールビールがあてがわれる.
 今回の参加者は男女ほぼ同数で,50歳代の男性が一番若手,あとは60~70歳代の方々が大半である.その中には後期高齢者も少なからず居られる.終末期高齢者(?;こんな用語はないかな?),つまり80歳代も若干名混じっている.
 
<総合司会のSSKさん>                        <私はノンアルコール>

■すぐに眠くなる
 私は乗り物に乗るとすぐに眠くなる悪い癖がある.あるいはノンアルコールビールに安眠作用があるのかもしれないが,とにかくノンアルコールビールに酔ったような感じがして,堪らずウトウトとしはじめる.
 丁度その頃,SSKさんから,
 「はい,次はFHさん…」
と指名される.
 私は何を話したら良いか纏まらないまま,外見上は元気そうに見えるかもしれないが,今年一年の間に,2回も入院してしまったことを吐露する.ちょっと下品な話も交えて…
 正直なところ,傘寿を越えると,身体のあちこちの部品に疲労が蓄積,劣化していて,常にどこかが故障している.
 私は60歳代までは医者に掛かったことがなかったが,ここ数年は毎年のように,身体のどこかが故障している.故障する度に塔ノ岳詣でをかなりの期間自粛を余儀なくされる.その度に身体が劣化して,従前のようには登れなくなる.これが実に口惜しいが,これも神仏のなせる業と諦めるしかない.
 私は心の中でこんなことを連想しながら,好い加減な自己紹介を終える.

<海岸沿いの道>

■とあるサービスエリア
 9時丁度に,とあるサービスエリアに到着する.ここがどこか私には分からない…が,わざわざ何処かを聞くほど興味もない.
 「…9時15分に出発しま~す.」
という司会の言葉に誘われるように,とにかく車内から外へ出てみる.
 ビデオ撮影担当のMGさんが,盛んにビデオ撮りをしている.
 
<とあるSAに到着>                            <ビデオ撮りするMGさん>

■熱海の海岸
 休憩を終えて,私達を乗せた専用車は,とあるサービスエリアを発車する.専用車は海岸沿いの道を走り続ける.
 9時25分頃,熱海に到着する(冒頭の写真).
 現役時代に勤務していた会社の保養施設が熱海にもあったので,出不精の私でも,熱海へは何回か来たことがある.そんなこともあって,この景色を見ただけで今熱海を通過中だと分かる.

<熱海を通過>
 
■伊東SA
 9時59分,伊東SAに到着する.私が,
 ”どこだろう,ここは?”
と独り言を言っていると,それを聞きつけた常連の一人が,
 「…伊東に行くなら○○や…の伊東ですよ」
と教えてくれる.
 ”あつ!,…なるほど”
で,ボンクラの私も,この一言で,ここが伊東だと頭にプリントすることができた.
 
<伊東SA>                                  <伊東SAの売店>

<熱川温泉に到着>

■美しい田園風景
 伊東SAで休憩を終えた私達は,10時15分,専用車に乗り込んで発車する.車窓からは紅葉が美しい丘陵が見えている.
 ”実に美しい風景だなあ~”
 私は9月に旅をしたペルーでの車窓風景と,ついつい比較してしまう.
 それほど何回も海外へ出掛けたわけでもないが,私が旅をした範囲では,日本の田園風景はどこの国よりも格段に美しいと思う.まさに箱庭のような国だとすら思える.
 進行係のSSKさんが,マイクを使って.
 「…もうすぐ熱川温泉に到着します…」
とアナウンスする.

<車窓から見える田園風景>

■ネコが出迎えるホテル
 私達の専用車は,11時丁度に熱川温泉「おおるり」に到着する.
 専用車の急なステップを,
 ”どっこいしょ!”
と老人特有の掛け声を出して,やっとこさ降りる.
 先に下車した仲間が,
 「…FHさん! ネコが居るよ.ホラ!」
と私に声を掛ける.
 なるほど,ふさふさとした毛が可愛いネコが上目遣いでこっちを眺めている.勿論,すかさずネコの写真を撮る.
 山仲間の何人かが.私が何時もネコの写真ばかり撮っているのを知っていて,声を掛けてくれ欄だろう.
 
<ホテル玄関から温泉街を見下ろす>                    <ホテル玄関でネコが出迎える>

■チェックインには早すぎる
 ホテルの中に入る.
 ホテルのロビーには,帰りのバスを待つ客が屯している.ロビーの客の平均年令は,私達のグループとほぼ同じぐらいのようである.ただ,平素,塔ノ岳に登っている私達に比較すると,何となくヨボヨボ度が進んでいる人が多いようである.
 部屋にチェックインするには,まだ時間が早過ぎるようである.私達はロビーの片隅に荷物を置かせてもらい.近場の観光をしながら時間を潰すことにする.
 観光に出掛ける前に,まずはホテル前で集合写真を撮ることになる.
 私の手許には集合写真はないので披露できないが,後ろから写した写真が下の写真である.

<ホテル玄関で集合写真>
                                   (つづく)
つづきの記事
  ↓
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「関東伊豆箱根の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f3457bb03d5836adb22f1b8f777e9721
「関東伊豆箱根の山旅」の次回の記事
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