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プレヴィン/ロンドン響 - ガーシュウィン管弦楽曲集(1980年録音)

2012-06-28 20:35:09 | 管弦楽曲

 アンドレ・プレヴィンとロンドン交響楽団はガーシュウィンのピアノと管弦楽曲作品を1971年に「ラプソディ・イン・ブルー」、「パリのアメリカ人」・「ピアノ協奏曲ヘ調」、そして1980年にデジタルで「交響的絵画<ポーギーとベス>」・「第2ラプソディ」(ピアノと管弦楽のための)・「キューバ序曲」を「EMI」に録音した。(写真/独EMI・LP盤)

 交響的絵画「ポーギーとベス」は云うまでもなくガーシュウィンのジャズ・オペラ「ポーギーとベス」を題材にした管弦楽作品でロバート・ラッセル・ベネットが1942年に編曲したものある。因みに作曲者自身の5曲から成る組曲版「なまず横丁」(Catfish Row)もよく演奏されるがプレヴィンの録音はベネット版によっている。また「第2ラプソディ」のピアノはプレヴィン自身ではなくブラジル出身の名女流ピアニスト、クリスティーナ・オルティスによるものである。 「キューバ序曲」はキューバ旅行の印象をもとに作曲されたものでルンバのリズムが印象的な作品でいずれもプレヴィンの気品を感じさせる演奏でもう30年以上も昔の録音とはいえ今も針を下ろすたびに心が浮き浮きさせられる。



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