折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

30年前と今と~SONGS<山口百恵伝説の引退コンサート>を見る

2010-10-08 | 音楽

朝の散歩中に朝日を受けて美しく咲くコスモスを見かけた。それを見て、先日テレビで『秋桜』を歌った時の山口百恵の情感豊かな表情を思い浮かべた。


先日、NHKの歌番組SONGS<山口百恵伝説の引退コンサート>を見た。

このコンサートが行われたのは今から30年前のこと。
もうそんなに年月が経ってしまったのかと感慨を覚えながらテレビに見入った。

画面の中には、凛とした気品、神々しいまでに光り輝く美しさ、そして、神ががったような歌唱、これが本当に21歳の女性なのかと思えるほどの存在感をただよわせる山口百恵がいた。(そんな彼女の姿を見て、イチローのときも書いたが、山口百恵も「音楽の神様」に選ばれ、愛された一人に違いないと思った。)

久しぶりに30年前の映像を見て、感動を新たにしたのは小生だけではあるまい。


 
最後の曲「さよならの向こう側」を歌い終え、万感の思いを込めて客席に挨拶する山口百恵(左)、嫁ぐ身の思いを込めて、「秋桜」を歌う、情感豊かな山口百恵の表情(写真は10月6日放映 NHK総合テレビSONGS山口百恵②伝説の引退コンサート・さよならの向こう側より)


30年が過ぎたと言うことは、当時21歳の彼女は今51歳と言うことになるが、小生には51歳になった山口百恵は、全くイメージの外である。
小生のイメージの中の『山口百恵』は、引退コンサートでの彼女の姿のままであり、その姿はテレビのナレーターがいみじくも言ったように、30年経った今も『色あせる』ことがない。
テレビを見終わって改めてそんな感慨を抱いた一時であった。

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