愛国的フィギュアスケート

羽生結弦とロシア女子を中心に

Nugumanova (14) の“La La Land” 他

2017年08月20日 | 露女子
17/08/19 https://vk.com/npfriendsonice?w=wall-42515229_3409



 新設されたタマラ・モスクヴィナさんのところ(施設?/学校?)を中心とした合同合宿のようです。
Mishin組から移籍したPetr Gumennik (15) やAndrei Kutovoy (11) もいますね。
他にPairsのAleksandra Boikova (15) & Dmitrii KOZLOVSKII (17) 組やAlexander Korovin (23)、シングルから転向した?選手 ()もいますね。

 開放的なリンクだなと思ったら、SPBから北に約65kmに位置するリゾート施設の付属リンクのようです。  http://www.igora.biz/



Elizaveta Nugumanova SP https://youtu.be/0uaP78WlJKk

 動画を通して見てみると、Jumpエレメンツが全て曲の後半になっていますね。(/ 3Lz、3Lo+3Lo、2A)
Nugumanova選手はこのオフ、米国西海岸で短期のトレーニングをしていたので、そこでプログラムを作ったのかもしれません。
今季この曲を使用する選手はかなりいる(*)と思いますが、この曲は彼女に合っていますね。(* Alisa Fedichkina:FP)


 元Mishin組と言えば、オフに移籍した男子シングルのArtur DMITRIEV (Jr.) [24] 選手の記事が最近、ありました。

17/08/18 FCCR is not allow Artur Dmitriev to rentals in Sochi – figure skater dad https://rsport.ria.ru/figure_skating/20170818/1124413738.html

 9月のソチのテストスケートになぜか呼ばれないようで、ペアのコーチでもある父親のArtur DMITRIEV (Sr.) 氏が心配しているという内容です。
実際、ロシアの男子のSr.選手は、女子ほど層が厚くなく、呼ばれないというのはあり得ないわけで。
先ごろ行われたJr.のテストスケートでもKolyadaやAlievは滑っているわけで、時間が取れないというのはこじつけに近いと思われます。
 Alisa Lozkoが自分たちの合宿に参加せず、Eteri組の練習に一時的に参加していたことで、重要な競技会に不出場という“制裁”を受けたように(本人はそう捉えたとAsk.fmで)、
Artur DMITRIEV選手もMishinコーチから制裁を受けていると考えられますね。
 昨季、国内かCSだったか忘れましたが、演技後のKiss & CryでMishin氏が膝に手を置いたのをDMITRIEV選手が振り払ったのを覚えています。その際、興奮して何か声を発していましたね。
同じようなことは、過去、Finlandia TorophyでSergei VORONOVとEteriコーチとの間でもありました。演技後、VORONOVが声を荒げていた場面です。
コーチとしては、生徒と衝突があるのは珍しいことではないと思われますが、競技会で(カメラが回っている所で)、コーチの権威に楯突くことは許されないことだと思います。
コーチが生徒に対してその場で感情的に反論したりすると、口論になってしまうので、コーチはこの場合、無視して忍従するしか無い。当然、「公衆の面前で恥をかかされた」と後で思うわけですね。
 
 NugumanovaとGumennik選手は、2015-16オフ、プルシェンコ氏が日本のショーを欠場した穴埋めに来日していたのを覚えている方もいると思います。
まさか、一年も経たず、Mishin組から揃って移籍するなんて、青天の霹靂でしたね。


 今季CS出場が未定だったEvgenia Medvedeva (17) が9月21日~23日に行われる「Ondrej Nepela Trophy」(CS) Slovakia Bratislava に出場するようです(現地はモスクワ-1時間)。
埼玉で開催されるJapan Openとの日程間隔は、中13日となります。

17/08/18 https://www.facebook.com/fscslovanBA/

 Japan Openで今季のFPを初披露というプレミアは無くなりましたが、
9月20日~23日「Autumn Classic International」Canada Montreal の羽生選手の今季プログラム初披露の裏の大会になります。
従って、『男子と女子のシングルのチャンピオンのプログラム披露/メディア露出がほぼ同時』ということになります。
日本では羽生選手の話題が席巻すると思われますが、世界各国のフィギュア界でどちらが話題になるか、ニュースバリューがあるか、注目したいと思います。
現実的に Medvedeva選手はJapan Openが先に決まっていたので、スケジュール的に都合がいいのは、時差や長距離移動が少ない今大会しか無かったわけです。
ますます、 Medvedeva選手は今季のスケジュールが羽生選手と同期するのが判明しましたね。(シーズンの序盤から最後まで“共演する”形になる)