文化の日なので本を紹介します。

祝日前の昨日、仕事帰りに本屋に行って本をまとめ買い。
写真の本のほかに鷺沢萠、中島らも、平岩弓枝、藤沢周平なども。これはそのうち読んで紹介するかもしれません。
さて、写真は児童文学関係。
子どもの頃に一番好きだった絵本かこさとしさんの『からすのパンやさん』と児童文学入門書『児童文学12の扉をひらく』、これまた絵本作家の五味太郎さんの『絵本を読んでみる』
かこさんは他に『だるまちゃんとてんぐちゃん』なども書かれているので、子どもの頃に触れたことがある方も多いのでは。実はかこさんは東大で化学系を卒業された工業博士なんですよ。超理系で且つこんなあったかな世界を描けるなんて天は二物も三物も与えるもんですなぁ。私は絵本の授業で『かわ』を分析したことがあるんですが、かこさんの細かな仕事に感動しました。俯瞰で川を追っている絵本なのですが描かれている世界の隅々まで楽しめます。
ところで、学生時代のテキスト『児童文学はじめの一歩』が絶版になっていて『児童文学12の扉をひらく』が新しいテキストになっているようです。久々に“概論”をおさらいしてみるか。
さて、今朝の新聞に次回11/23の大阪ペンクラブの講演は五味さんなんだそうです。うーん、行ってみたいけど人多そうだなぁ・・・。