Far Rattan

タイトルの後に邦題があるものはJP版です。

The Returned

2015-01-06 | Film on DVD
お久しぶりでございます。


皆様にはよいお年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
うちは・・喪中なので、すっかり普通のお正月休み。だから、大掃除だけして、普段通りという、主婦にはありがたい日々でございました。
それに、誰も来ないし、子供たちとあちこちショッピングに出て、疲れてお金だけ亡くなるという・・・。

新しく来たのはハワイファイブオーのJP版。高いね・・と泣くほど。凹

久しぶりに見たDVDはクリステンホールデンリードのThe Returned。復活ですかね、回復ですかね。
で、悲しい人の性でございました。

主人公の回想シーンから始まります。
少女時代にゾンビに母を襲われて、かみつかれて明らかにゾンビウィルスに感染している母は、打ち殺してくれと懇願しますが、それができずに逃げ出してしまう主人公のケイト。
もちろんしっかりトラウマになっています。
母のためにも撃つべきだったと。

長じてDrになるケイト。もちろんそのウィルスの対策チームに入っています。しかも、ケイトの少女時代と違って、偏見はあるものの、ウィルスに感染しても、発症を遅らせるプロテインが開発されているんです。
今のエイズのような偏見もありますが、しっかり政府による管理がなされていれば、だいぶリスクが減ってきている・・そんな社会ですが、何処でも偏見に左右されるのは仕方のないことです。

どのゾンビ映画でも同じ、一応ゾンビです。おれ腹減った、おれ食う的なゾンビでございます。



えっと・・スペイン語の字幕しかありませんでした。だからヒアリングだけで・・ハードでした。あはは。



こちらがケイト。
日々頑張っています。
その日も、疑いのある子供を連れた夫婦と面会。感染したら、どうすることもできないと。
中には感染から持ち直して、プロティンさえ打っていれば、発症しない人もいるんです。
IDを作って、定期的にプロティンをもらって普通に生きていくわけです。

そんな状態のアレックス。ギターの講師しています。そういえば、昔の映画でもギター弾いてました。米ソ冷戦時のオリンピックボイコットの影響を受けたボート選手のお話で・・あまりうまくなかったけど、今度はだいぶうまくなってました。(偉そうにすんません(^◇^)
そういえば、ガールズベストフレンドでも歌手役でしたわ。どうしてもコーブドプレイの人とかぶって見えるところが・・・



ケイトは薬局のお友達からプロテインを少しずつちょろまかしてもらって、自宅の冷蔵庫で保管しています。



そう、夫のアレックスのために。



お料理上手なアレックス・・なぜかこの設定が多いクリステンです。・・お友達をご招待してのディナー。
彼は親友で、長い付き合いです。
ライターの奥様が居ます。



もちろん気の置けない友なので、ある日のその出来事をカミングアウトするのです。
ある日ショーウィンドーにあったギターにひとめぼれして、そのお店に入ります。バラエティショップか質屋さんのようないろいろなものがるあんですが・・



中に入ると、誰もいません。声をかけても返事がなく、店の奥、地下の倉庫からタップ音がします。
不思議に思って入ると、そこに男性が泡を吹いて倒れています。
駆け寄って、症状を・・のどに何か詰まらせていないかと口を開けると・・おれ食う・・状態になりかかっていた店主の歯に指が当たります。



その時はまさか・・でしたが、夜から熱が出て、風邪状態です。起きるのもつらいので、救急を頼みますが・・やってきたのは軍の隔離担当。即隔離されます。




彼はどうにか乗り越え・・これがきっとReturnedってことでしょうね。
そして保菌者(あまりいい言葉ではないですが・・)としてプロティンさえ打っていれば普通に生きていけるわけですね。
36時間だったかの猶予があるというわけです。

政府の引き換え所で毎回申請してプロティンを30個ぐらいもらってくるんです。でも、工場の生産ラインが頭打ちで、品薄状態。



それをアンヨにぶす・・




ある日、病院に賊が入ります。
ソンビウィルスの保菌者を殺していきます。



そりゃ普通のクリンな人には恐怖ですからねぇ。病院前でもデモが毎日繰り広げられています。
プロティンの工場も、生産が途絶えてしまいます。どうしていいのかわからないケイト。



在庫を漁る保菌者たち。そんな保菌者を付け狙う恐怖に駆られた市民たち。
政府は一か所に保菌者を集めるべく動きますが、アレックスたちはお金持ちの親友の助けで、山の別荘にかくまわれます。
ちょっとあきらめぎみのアレックス。



ところが番狂わせで・・誰かが持ち合わせのアレックスのプロティンを持ち出してしまうのです。
もちろんありかを知っているのは親友だけ。問い詰めると親友は白状しました。奥様が感染していたんです。
医師なら入手できるだろうと、一本だけおいていく親友。すまないとメモ書き・・絶望の淵にたつ二人。




ケイトはつてをたどってプロテインの確保に走るのですが、これがなかなか難しい。
病院の上司がひと箱のプロティンをケイトに都合してあげます。



最後のひと箱なんですが、確保したと喜ぶケイトを襲う男。
以前息子が感染して・・何もしてあげられないと診察を断った父親です。
プロティンを奪われ、逃げる男を車で跳ね飛ばして・・プロテインの箱は空を飛び、薬がすべて壊れてしまっています。






アレックスはいつも行くガススタンドによります。
外にいて、給油してくれる息子が居ません。どうしたかと店に入ると、店にも人が居ずに・・裏から唸り声。
息子が感染していました。鎖で壁につながれ、父を食べていました。
慄くアレックス。
でも、プロティンが無ければ自分もそうなってしまうのははっきりしています。
ホームセンターで首輪と鎖を買うと、自分の音楽スタジオの壁に鎖を埋め込み、すべてをあきらめて自分をつなぎます。





そりゃ、やるせないです。ケイトと二人最後のひと時を過ごして、ギターを弾くアレックス。





そして、ケイトは・・カメラが部屋から引き・・中が見えない状態で、拳銃の音。

走り出すケイト。あの上司に呼び止められますが、恋人を銃殺したパニックから立ち直っていません。
いきなり花火が上がります。外はお祭りのよう。



「花火?」

上司がケイトに嬉しそうに話します。「なんだ、知らなかったのか?ニュースでやってるよケイト。暴動が鎮圧されたんだ。プロテインの工場も再開されたよ。よかった」
絶望の淵にいるのに、さらに突き飛ばすような事態に泣き崩れるケイト。

春のたたずまい。
ケイトとアレックスが元気なころ、気に入っていたけど、ちょっと高いと購入を渋っていた家。
ケイトが引っ越してきます。荷物が届き、それにサインするケイト。

おなかが大きいです。にこやかにほほ笑むケイトは充実して幸せそうに見えます。

カメラが窓辺に立つケイトからゆっくりと引いて、壁によく刑事もので見るような書き込みボード。写真や行動メモなどが載ってる。。
もちろん、ターゲットは、アレックスを欺いた親友夫婦。

★★★

登場人物も少ないし、見やすいですが、ラストのもやっと感がトマスジェーンのミストみたい。
日本昨年公開になってますけど・・やったのかな?単館系?DVDオンリー?絶対日本じゃ出ないだろうと、US版買ったのに・・なぁ。
ちょっと、怒ってみる。



熊みたいに大きなクリステンですけど、よく狼男をやる人です。ロストガールでも(ww)それにアンダーワールドでも。
でも、とてもジェントルな人でどんなスナップみても笑っているんですよね。
いまどきあまり珍しくもなくなってきたけど、シングルファーザーでクリステンも若い頃美青年だったから、お子様もきっと、美少年だろうと、勝手に想像して楽しんでます。



ロストガールも見なくちゃなぁ。まだシーズン2に手を付けてないわ。
















最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
2月4日 (TOMCAT)
2015-01-06 10:52:46
JP版DVDのアナウンスがありました。
2月4日の発売で、ソンビリミットって邦題です。

また・・そんな題名にして・・もろB級臭いじゃない。

結構いいお話なのになぁ凹

コメントを投稿