世にも奇妙な心理学？ 『人は誰かになれる』

14日にフジテレビ系で【世にも奇妙な物語 ～21世紀21年目の特別編～】が放送されます。
世にも‥といえばオカルト的な作品を数多く扱っているだけに、憑依系の作品（ふたり・おばあちゃん・ボディレンタルetc）なども
結構多いですよね。男女入れ替わり作品※1が世にも‥に登場してきたのは、さすがに驚かされましたけど＾＾；

今回放送される5つの物語のなかで、私の注目している作品が 『分身』といった作品。
私たちは“変身”とかこういったタイトルについそそられがちですけど、ここでの『分身』はもっと現実的なものです。

以前、男が女性に成りすまして、若い女の子とメール交換するといった『ネカマな男』という作品がありましたが、
それに近い感じの作品です。主人公の妻の本心を探るために、架空の人物に成りすまして妻にメールを送って
みたことから奇妙な？物語が始まるのだそうです。ですので、今回は男が男に成りすますわけなんですけど＾＾；

自分ではない他の誰かを演じることで、相手の心理を探ろうとしていた時期がかつて私にもありましたね。
特に異性のことは異性に聞いてみるのが一番で、掲示板などで女性に名を語って相談を持ちかけたことはあります。
（もちろんそれ以上はありませんよ！）

ただ、相手も当然自分を女性と思いこんでいるわけで、やり取りを続けているうちになんとなく本当に自分が女性に
なってしまったような気持ち‥ TS的な快感？を覚えてしまった記憶はあります（笑）

この世界では「他人を装う」という行為自体に、エクスタシーを感じたりする人もいます。昔発売されたゲームで
“人は誰かになれる”なんてキャッチコピーもありましたけど、まさにここはそういったところなのかもしれませんね。

※1 世にも奇妙な物語「部長OL」