2006年9月5日(火)~7日(木)
9月5日(火) コース・到着時間:北又小屋6:15~イブリ5合目8:17~イブリ山9:53~朝日小屋12:08=13:10~朝日岳14:11~朝日小屋15:00(泊)=
行動時間8時間45分
JR北陸線・泊駅から北又小屋までタクシー1時間。
途中、小川温泉元湯を通る。
⇒
北又小屋主に登山道状況を尋ねる。
全く問題ない、迷うところも無いとのこと。
【北又ダム直下の吊橋から歩き始める】
1合目から10合目まで合目表示を励みにイブリ山をめざす。
手入れの行き届いた登山道である。
崩れて危険な所はあらたに巻き道を設けてある。
単独行の熟女がゆっくり下山してきた。昨日登った道をピストンしているそう。
【大量に落下しているブナの実】 芽生えているのもある。
朝日小屋の従業員2人が下山してきた。
今夏の勤めを終えて、ネパールに帰国するという。
【ナラの大木】
【イブリ山頂上】 ここで降り出し、雨具を着ける
【広大なお花畑】 朝日小屋まで1.5kmほど延々と続くお花畑。今はチングルマが大群落をなしている。こんな大規模な花園は寡聞にして知らない。
雪渓には、9月というのにハクサンコザクラの群生が見られ、感激する。
朝日小屋へチェックイン。
ストーブの傍らで昼弁当をひろげる。
一瞬、陽が差したのに勢いを得て、空身で朝日岳まで往復する。
【朝日岳頂上】ガスの中、展望なし
9月6日(水) コース・到着時刻:朝日小屋5:45~(水平道)~朝日岳分岐7:16~雪倉岳9:47~鉱山道分岐11:10~三国境12:11~小蓮華山12:51~三国境13:33~白馬岳14:21~白馬山荘14:35(泊)=行動時間8時間50分
⇒
栂海新道へ行く2人と別れ、水平道を辿る。
遠く雨飾山・妙高山など頚城山塊が望まれる。
5組ほどに会う。
「ユキクラトウウチソウ」の花が咲いていたはずだが、その時は知らなかったのが残念。
【雪倉岳頂上】 後方、白馬岳と旭岳
三国境で昼食中、雨が落ちてくる。
お目当ての山である小蓮華山をピストンする。
ガスの中、白馬大池方向から単独行男性が登ってきた。
【小蓮華山頂上】 山頂は崩落の恐れがあるため、ロープや赤ペンキで立ち入り禁止になっている
【白馬岳頂上】 いつもの喧騒がない静かな山頂
白馬山荘もガラ空きである。
乾燥室でリュックや靴まで乾かせる。ありがたい。
レストランや暖かい談話室で夕食までの時間を潰す。
富山県に大雨・洪水警報発令との情報が入る。
夕食後から、バケツの水をひっくりかえしたような大雨が降り続く。
TVの天気予報では、前線が停滞しているので明日昼まで大雨が続くとのこと。
もしもの時は白馬雪渓を下山しようと相談がまとまる。
9月7日(木) コース・到着時刻:白馬山荘5:08~旭岳5:59~清水岳8:30~不帰岳避難小屋10:38~祖母谷温泉15:24=行動時間10時間16分
⇔
朝方、小降りになっている。風速も大したことない。
予定通りのコースを決行することになる。
心配していた旭岳へは明瞭なルートが付いている。
【旭岳頂上】
降ったり、陽が差したり、空模様はめまぐるしく変化する。
雨具着脱は5回を下らない。
旭岳から清水岳間はコマクサ観賞道である。
少々時期はずれだが、まだ咲き残っている。
【雪倉岳から小蓮華山へ続くルート】 清水尾根から振りかえる
【清水岳直下】 植生保護のため清水岳は山頂立ち入り禁止
【清水岳から不帰岳へのルート】 高度をぐーんと下げる
【池塘とイワイチョウ黄葉】 お花畑も続き、飽きない。
清水尾根を過ぎると、ピークを踏まずに、次々現れる山々の中腹をトラバースする。
山から山へ移る時、アップダウンを繰り返す。
百貫山中腹から、百貫の大下りが始まる。
ロープ・梯子・鎖が続く。
小沢を何回も渡る。
ロープで崖を下りたら沢という所で、あやうくルートミスしかける。
山道へ入る赤テープを見逃し、そのまま沢を下り始める。
すぐ気付いて元に戻る。
温泉特有の匂いで、祖母谷温泉に近づいたなと分る。
河原で靴・ストック・スパッツ・ズボンの泥を洗い流す。
【祖母谷温泉へ到着】 露天風呂入浴中、豪雨来襲
トロッコ・欅平駅まで全身ずぶぬれで歩く覚悟を決める。
温泉の主が送迎してくれるという。
何と感謝してよいやら!
トップへ戻る
9月5日(火) コース・到着時間:北又小屋6:15~イブリ5合目8:17~イブリ山9:53~朝日小屋12:08=13:10~朝日岳14:11~朝日小屋15:00(泊)=
行動時間8時間45分
JR北陸線・泊駅から北又小屋までタクシー1時間。
途中、小川温泉元湯を通る。
⇒
北又小屋主に登山道状況を尋ねる。
全く問題ない、迷うところも無いとのこと。
【北又ダム直下の吊橋から歩き始める】
1合目から10合目まで合目表示を励みにイブリ山をめざす。
手入れの行き届いた登山道である。
崩れて危険な所はあらたに巻き道を設けてある。
単独行の熟女がゆっくり下山してきた。昨日登った道をピストンしているそう。
【大量に落下しているブナの実】 芽生えているのもある。
朝日小屋の従業員2人が下山してきた。
今夏の勤めを終えて、ネパールに帰国するという。
【ナラの大木】
【イブリ山頂上】 ここで降り出し、雨具を着ける
【広大なお花畑】 朝日小屋まで1.5kmほど延々と続くお花畑。今はチングルマが大群落をなしている。こんな大規模な花園は寡聞にして知らない。
雪渓には、9月というのにハクサンコザクラの群生が見られ、感激する。
朝日小屋へチェックイン。
ストーブの傍らで昼弁当をひろげる。
一瞬、陽が差したのに勢いを得て、空身で朝日岳まで往復する。
【朝日岳頂上】ガスの中、展望なし
9月6日(水) コース・到着時刻:朝日小屋5:45~(水平道)~朝日岳分岐7:16~雪倉岳9:47~鉱山道分岐11:10~三国境12:11~小蓮華山12:51~三国境13:33~白馬岳14:21~白馬山荘14:35(泊)=行動時間8時間50分
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栂海新道へ行く2人と別れ、水平道を辿る。
遠く雨飾山・妙高山など頚城山塊が望まれる。
5組ほどに会う。
「ユキクラトウウチソウ」の花が咲いていたはずだが、その時は知らなかったのが残念。
【雪倉岳頂上】 後方、白馬岳と旭岳
三国境で昼食中、雨が落ちてくる。
お目当ての山である小蓮華山をピストンする。
ガスの中、白馬大池方向から単独行男性が登ってきた。
【小蓮華山頂上】 山頂は崩落の恐れがあるため、ロープや赤ペンキで立ち入り禁止になっている
【白馬岳頂上】 いつもの喧騒がない静かな山頂
白馬山荘もガラ空きである。
乾燥室でリュックや靴まで乾かせる。ありがたい。
レストランや暖かい談話室で夕食までの時間を潰す。
富山県に大雨・洪水警報発令との情報が入る。
夕食後から、バケツの水をひっくりかえしたような大雨が降り続く。
TVの天気予報では、前線が停滞しているので明日昼まで大雨が続くとのこと。
もしもの時は白馬雪渓を下山しようと相談がまとまる。
9月7日(木) コース・到着時刻:白馬山荘5:08~旭岳5:59~清水岳8:30~不帰岳避難小屋10:38~祖母谷温泉15:24=行動時間10時間16分
⇔
朝方、小降りになっている。風速も大したことない。
予定通りのコースを決行することになる。
心配していた旭岳へは明瞭なルートが付いている。
【旭岳頂上】
降ったり、陽が差したり、空模様はめまぐるしく変化する。
雨具着脱は5回を下らない。
旭岳から清水岳間はコマクサ観賞道である。
少々時期はずれだが、まだ咲き残っている。
【雪倉岳から小蓮華山へ続くルート】 清水尾根から振りかえる
【清水岳直下】 植生保護のため清水岳は山頂立ち入り禁止
【清水岳から不帰岳へのルート】 高度をぐーんと下げる
【池塘とイワイチョウ黄葉】 お花畑も続き、飽きない。
清水尾根を過ぎると、ピークを踏まずに、次々現れる山々の中腹をトラバースする。
山から山へ移る時、アップダウンを繰り返す。
百貫山中腹から、百貫の大下りが始まる。
ロープ・梯子・鎖が続く。
小沢を何回も渡る。
ロープで崖を下りたら沢という所で、あやうくルートミスしかける。
山道へ入る赤テープを見逃し、そのまま沢を下り始める。
すぐ気付いて元に戻る。
温泉特有の匂いで、祖母谷温泉に近づいたなと分る。
河原で靴・ストック・スパッツ・ズボンの泥を洗い流す。
【祖母谷温泉へ到着】 露天風呂入浴中、豪雨来襲
トロッコ・欅平駅まで全身ずぶぬれで歩く覚悟を決める。
温泉の主が送迎してくれるという。
何と感謝してよいやら!
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北アルプス登山、ご苦労様でした。
大変な道のり、すごいなと思いました。
私は昨年、北又小屋から朝日小屋、朝日岳へ登りました。
朝日小屋に1泊、翌日北又小屋へ下山しました。
北海道・大雪山を彷彿させました。