登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

神奈川:東浦路~ナコウ山

2013-02-01 | 神奈川の山
神奈川:東浦路~ナコウ山

2013年1月31日(木) 

Sクラブ山行に参加する

[東浦路]は伊豆半島をぐるっと周る古道の一部である。
江戸時代、アメリカへ密航を企て下田へ向かった吉田松陰も通った道
という。
荷役の馬を弔った「馬頭観音」石塔が現存する。
パルプ用材として植栽されたユーカリ林が残っている。
ナコウ山には江戸城石垣に用いる石を切り出した「石丁場」が残っている。
歩くだけでなく、歴史のお勉強もチョッピリする。

標高352.7mと低いナコウ山から、展望を楽しむ。
富士山は、頭だけだが、クッキリ見える。
大室山や天城山は、ぼんやり霞んでいる。
留田港を眼下に眺めながら、昼飯をいただく。

南熱海別荘地内は分岐だらけで右往左往する。
道を尋ねようにも、人っ子一人通らない。
なんとか抜け出たところが偶然にも東浦路の続きだったのは、幸運というべきか。

網代で出来たての干物を買い求め、旅は幕となる。


《往路》
JR渋谷7:01(¥1890)
⇒品川7:13-7:19
⇒熱海9:02-9:06
⇒宇佐美9:23

《帰路》
JR網代14:27(¥1890)
⇒熱海14:43-14:57
⇒品川16:32-16:43
⇒渋谷16:55

《歩程》
宇佐美駅9:48~比波預天神社10:04~ナコウ山11:41(昼飯)-12:20
~大島茶屋跡12:43~東浦路出口13:47~網代駅14:14

行動時間 4時間26分  8.5キロ
地形図2.5万:網代

*********
宇佐美駅スタート:北緯35度00線上の「宇佐美」

刻印石:大名の印を刻む

矢穴石:石を割る時につけられた穴

比波預天神社:1000年の歴史を持つ由緒ある神社

ホルトの樹

東浦路ハイキングコースの標識

ユーカリ林

ユーカリの実

花ミヨウガの実

平石:吉田松陰も腰を降ろした!

馬頭観音像:1797年とある

ナコウ山分岐にある標識

ナコウ山頂上山名盤

富士山が、頭を出す

ナコウ山にある大石:羽柴越中守石場とある

留田港を見下ろす

東浦路ハイキングコース入口の標識

**********

2年前の今頃:浅間嶺(2011年01月25日)

東京:浅間嶺
**********

5年前の今頃:四国遍路一人旅[霊山寺~立江寺](2008年01月21日~25日)

四国遍路一人旅:霊山寺~立江寺
**********

4年前の今頃:遍路一人旅[白峯寺~大窪寺](2009年01月25日~01月31日)

遍路一人旅:白峯寺~大窪寺

*******
トップに戻る


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。