歌え!だらリーマン

買った、使った、感想、評価

「ダビング10解除」って何だ?

2009年11月26日 | ツッコミ
blu-rayレコーダーをハッキングするソフトを作成したのだろうか、としばらく考えていた。さすがは東芝の社員だからそんなソフトを作成できたのか、とちょっと(システム解析能力とソフト作成能力について)尊敬の目で見ていたけど、これってひょっとしたらcprmを解除するソフトではないだろうか。

「cprmを解除するソフト」なんて報道しても大半の人にとっては理解でないので「ダビング10解除」と言い換えたのではないかと想像した。そんな言い換えは私としては許せないけど、確かにダビング10で作成したDVDから動画ファイルを取り出せるんだから、百歩譲ればその言い換えも許してしまいそう。cprm解除ソフトなんかフリーソフトであちこちに転がっているわけで、他人から金を取って売りつけたんだったら死刑にしていいよ(笑)。

昔、オークションでGoogle Earthを売っているヤツがいたけど、そいつも一緒に死刑(笑)。

よりによって東芝の社員が逮捕されるって……東芝がアナログチューナーを搭載していないビデオレコーダーを販売して、私的録画補償金を支払っていないコトに対する著作権者側の嫌がらせで……cprmを解除するソフトを売っていたヤツのうち、東芝の社員をしょっ引いた、なんてことはないんだろうな。

ダビング10解除初摘発 著作権侵害容疑 東芝社員を逮捕(産経新聞) - goo ニュース
2009年11月25日(水)15:45
 DVDレコーダーのハードディスクに録画したテレビのデジタル放送番組を、DVDディスクなどにコピーできる回数を10回に制限する「ダビング10」の機能を解除し、無制限にコピーできるソフトを販売したとして、愛媛県警松山東署などは25日、著作権法違反の疑いで長野県佐久市岩村田、大手電機メーカー東芝社員の増村哲哉容疑者(39)を逮捕した。
 同署によると、ダビング10解除ソフトの販売の摘発は全国初。増村容疑者は「小遣い稼ぎでやった」と容疑を認めている。
 増村容疑者は佐久市の佐久分工場に勤務。同社広報室によると、産業用の充電式電池などの開発を担当していたという。
 逮捕容疑は昨年10月、インターネットオークションを通じて松山市の大学生(19)にダウンロードさせ手数料など含め650円で、茨城県結城市の男性会社員(28)に宅配便でソフトを送付し送料など含め850円で販売し、著作権を侵害したとしている。同署によると、昨年1月から12月に22都道府県の712人に販売、約49万3千円の利益を得た疑いがあり、さらに約千件も同様の手口で販売したとみられる。
                   ◇
【用語解説】ダビング10
 DVDレコーダーのハードディスクに録画したテレビのデジタル放送番組を、DVDディスクなどにコピーできる回数を10回までに制限する機能。著作権保護のため、昨年7月に始まった。それまでは1回コピーすると元のデータが消える「コピーワンス」が採用されていたが、消費者の利便性に配慮して緩和された。ハードディスクに録画した番組をDVDなどの記録媒体にダビングすると、10回目で自動的に元データが消える。

34歳女が実名報道されるのは

2009年11月19日 | ツッコミ
連続不審死、婚活サギ、などといろいろ報道されている「34歳女」。スポーツ新聞やネットを見れば木島佳苗(木嶋佳苗)と本名らしきものが書かれているが、大手のマスコミはいまだに「34歳女」である。

この34歳女、自身のブログによれば寅年らしいので、2009年中に35歳になるはずである。しかし「35歳女」と報道してしまうと鳥取の同じく連続不審死事件の「35歳女」と区別がつかなくなる。

従って千葉・埼玉事件の「34歳女」は誕生日に到達した時点で実名報道しないと分かりにくい。それまでに殺人罪で起訴して欲しいと大手のマスコミは思っているのではないかな。殺人罪で起訴さえされれば大手マスコミも大手を振って実名することになるだろう。

34歳女、殺人容疑で再逮捕へ…埼玉・千葉不審死(読売新聞) - goo ニュース
2009年11月19日(木)03:09
 東京都豊島区の無職女(34)(詐欺罪などで起訴)の知人男性が相次いで不審死した事件で、警察当局は、東京都千代田区の会社員大出嘉之さん(当時41歳)と、千葉県野田市の安藤建三さん(当時80歳)の殺人容疑で女を立件する方針を固めた。
 埼玉県警は18日、別の男性から百数十万円をだまし取ろうとした詐欺未遂容疑で再逮捕。詐欺未遂事件の捜査を終え次第、検察などとも協議し、来月にも大出さん殺害の疑いで再逮捕する。
 捜査関係者によると、警察当局は、女を今月初めに大出さん殺害容疑で再逮捕する方針だったが、関与を否定しており、さらに状況証拠の積み重ねなどが必要と判断。大出さんと安藤さんの不審死は、女がインターネットで知り合った独身男性への詐欺事件の延長線上にあると位置づけ、捜査を進めている。
 このため、立件には犯行に類似性がある詐欺事件の解明が欠かせないとし、男性4人に対する詐欺や詐欺未遂罪で起訴し、18日に4度目の逮捕に踏み切った。
 埼玉県警幹部によると、4度目の逮捕容疑は、女が今年7月、50歳代の男性から料理学校の学費名目で百数十万円をだまし取ろうとした疑い。
 男性は「女と『婚活サイト』で知り合い、結婚を持ち掛けられていた。自分も被害に遭ったのではないか」と相談してきたという。
 捜査関係者によると、女は「婚活サイト」などで知り合った少なくとも20人の男性から、多額の現金を受け取るなどしていた。このうち数人が「女と食事後に突然、寝込んだ」「睡眠導入剤を飲まされたようだ」と話している。寝ている間に財布から現金を抜き取られたケースもあった。
 一方、大出さんも婚活サイトで結婚を持ちかけてきた女と知り合い、約470万円を渡していた。大出さんは埼玉県富士見市の駐車場で遺体で見つかる前夜の8月5日、女の自宅で手料理を食べており、遺体から、女が医師から処方されていた3種類の睡眠導入剤と同じ組み合わせの3種類の成分が検出された。
 また、女は安藤さんともネットで知り合い、身の回りの世話をするとして安藤さん宅に出入りしていた。安藤さんは5月15日、自宅火災で焼死し、司法解剖の結果、遺体から睡眠導入剤の成分が検出された。女が火災当日、安藤さんの預金約180万円を引き出したことが分かっている。さらに、それまでに多額の現金が女に渡った形跡もあるという。

「SOUL★FRANKY」の謎

2009年11月07日 | ツッコミ
しまむらの担当者が「SOUL★FRANKY」というブランドを知らなかったんだろうな。実は私も知らなかった。いわゆるノーブランドとでも言うべきか、聞いたこともない訳のわからないブランドワッペンもあるので、しまむらの担当者は「SOUL★FRANKY」のワッペンが付いていてもそれがまさか有名ブランドの違法コピーだとは気付かったのじゃないかなと想像している。

ロゴ無断使用、しまむらが謝罪 2100着の回収も検討(朝日新聞) - goo ニュース
 東証1部上場の「しまむら」(本社・さいたま市)が全国展開する衣料品販売店「ファッションセンターしまむら」に、若者の人気ブランド「SOUL★FRANKY」(ソウルフランキー)のロゴを無断で使った衣料品を販売されたとして、同ブランドを展開するアパレルメーカー「L・S・T」(東京都目黒区)がしまむらに抗議していたことがわかった。しまむらは事実を認めたうえで「店頭から商品を撤去した。詳しい事実関係は調査中」としている。
 問題の商品は「SOUL★FRANKY」のワッペンが付いたベスト。L・S・Tによると、同ブランドはブランド力を維持するため、全国約110の小売店とインターネットに販売を限定している。
 ところが最近になり、名古屋市や静岡県、北海道などの顧客や小売店から「ロゴ入りベストがしまむらで売られているが、関係あるのか」との問い合わせが相次いだ。
 今月3日、社員がしまむらの都内の店舗に客として訪問して確認したところ、ベストは店頭から撤去されていたが、店員に尋ねると「在庫はある」と店の奥から商品を出し、販売に応じたという。
 しまむらの自社ブランド商品にロゴ入りワッペンを付けたベストで、価格は1870円だった。L・S・Tによると、「SOUL★FRANKY」のベストの販売価格は9200~1万4千円という。
 しまむらの商品に付いていたロゴはL・S・Tの使っているロゴの一つに似ている。ただ、L・S・Tはそのタイプのロゴについてはまだ商標登録をしていなかった。
 L・S・Tはしまむらに電話で抗議するとともに、事実関係の報告を求めているという。担当者は「ロゴをまねされたことは何度かあるが、そのまま使われたのは初めて。ブランド力で勝負しており大手に薄利多売でまねされてはたまらない」と話している。
 「SOUL★FRANKY」は、若者向けファッション誌のモデルとして活躍する梅田直樹さんがデザインし、L・S・Tが商品開発。06年11月に販売を始めた。10代後半から20代前半の男性を対象にした衣類やアクセサリーなどで、現在、月に5千~1万点売れているという。(鈴木拓也)2009年11月6日15時4分

トラじゃないよ

2009年11月07日 | ツッコミ
引き続き木島佳苗氏のブログ遺跡探検。

今週の週刊誌は「連続不審死」「34歳女」の話題で持ちきりだった。そのなかで「Cartierショップに掛けてある写真はトラじゃなくてヒョウ」という記載があった。確かにかなえキッチンのキャッシュを見ていると、「素敵なTigerのお写真」というくだりがあった。しかし写真はどう見てもヒョウである。まぁ大きな猫だから最初にトラだと思いこんだらそれっきりトラに見えてしまうのは仕方ない。人ぞれぞれ勘違いすることはあるのであんまり突っ込むのはカワイソウかもしれない。

しかし体表の柄が「トラ柄」か「ヒョウ柄」かを冷静に考えたらヒョウだと分かる。雷様のはいているパンツがトラ柄で、バブルの時代にタカビーなワンレンボディコンの女性が身にまとっていたのがヒョウ柄である。同じく黄色と黒の柄ではあるが、トラ柄というのは微妙にダサい。

それにしてもこっちのページも含めて、4月30日に19本もの記事を投稿している。スゴイエネルギーである。

殺すつもりだったのかな

2009年11月05日 | ツッコミ
行間を読めば話題の34歳女がこの男性を殺そうとしていたということになるんだけど、もちろん明示的には書いていない。

まさか単なる火災報知器の盗難、というわけでもないだろう。火災報知器を外したのが34歳女だとも書いてない。

映像を見ると34歳女の家財道具であるル・クルーゼもたくさん男性宅に持ち込んでいるみたいだし、殺す予定だったとしたらどのような手順を考えていたのか興味深い。とはいえ、仮に火災報知器を外したのが34歳女だったということが証明できても、これをもって殺人未遂罪は問えないんだろうな。

男性連続不審死事件 逮捕当日まで同居の男性「火災警報器7個なくなっていた」
 詐欺などの疑いで逮捕された34歳の女の周辺で、男性4人が不審な死を遂げている事件で、FNNは、逮捕当日まで、この女と同居していた関東に住む40代の男性の証言を入手した。
 この男性は9月15日、女とインターネットの結婚サイトで知り合い、9月19日から女が詐欺などの容疑で逮捕される9月25日までの1週間、男性の自宅で同居をしていた。
 そして、出会った当初から、女は男性に、「1カ月で自宅マンションを出て行かなければならず、住むところがない」などと持ちかけ、「家政婦を雇ったつもりで支援をしてほしい」と、借金返済の支援を求めていたという。
 男性は、1週間の同居生活の間に、女にあわせて450万円を渡していた。
 そしてさらに、この男性の自宅にあった火災警報器が、すべて取り外されていたことがFNNの取材でわかった。
 女が逮捕されてから数日たって、同居していた男性は、家中の火災警報器がなくなっていることに気づいたという。
 逮捕当日まで同居していた男性は「うち、火災報知器が7個あるんですけど、7個なくなってるんですよ。(彼女が)いなくなってから気づいた。火災報知器が7個ないというのは、誰も取り外す人なんていないし」と語った。
 男性は、自宅でおよそ1週間、女と同居生活を送ったが、女が逮捕されてから数日たって、自宅の7カ所に設置していた火災警報器が、すべて取り外されていたことに気づいたという。
 また女は、自分のブログに載せていたミネラルウオーターのウオータークーラーや、高級鍋、ダイニングテーブルなど、自分の家財道具を男性宅に運び入れていたこともわかった。
 千葉・野田市では2009年5月、女が訪問ヘルパーとして出入りしていた安藤建三さん(当時80)が、自宅の火災で亡くなっていることから、警察は、男性宅の火災警報器が取り外されていた経緯など、女と一連の事件との関連を慎重に調べる方針。
(FNNニュース 2009/11/02 11:48)

連続不審死事件の謎

2009年11月01日 | ツッコミ
話題騒然の「連続不審死」事件。あたかもその犯人であるかのように報道されているのが34歳の女性。そのブログが「かなえキッチン」のようである。既に消されているので、今見えるのはGoogleのキャッシュである。だから早めに見ておかないといずれは消える。

ブログは一見するとすごいセレブの雰囲気である。食べ物にかかわる話が多いが、利用している飲食店は高級そうである。手作りしているものもすごい力の入れよう。本人の親兄弟、甥や姪の話題も豊富でいかにも「お金持ち」という雰囲気。

ただ「連続不審死事件の下手人なんじゃないの」だという先入観をもって見れば突っ込みどころ満載である。

例えば……画面は9月9日最後の書き込み。「少しお休みをいただきます」というのは警察に行動確認をされているのに気づいて、逮捕覚悟で書いたことなのだろうか。

この書き込みは「おいしいもの」というジャンルで投稿されているが、そんな食べ物よりも男に甘い言葉を掛けて億単位の金を巻き上げる方がずっとおいしいと思う。

最初の報道では「不審死した人をたどっていったら結婚詐欺で逮捕されている女につながった」みたいだったけど、サンケイの報道を見ると、不審死事件の被害者からたどり着いた女性を調べていたら、ほかにもたくさんの不審死があって、結婚詐欺事件もあったので、といあえずそっちで(ある意味別件)逮捕して不審死について追求している、という図式のようだ。

結婚詐欺に引っかかった人はもちろん怒って当然なのだけど、被害が金銭だけで「命はまたある」ことを喜ぶべきなのかもしれない。

かなえキッチンは、ほかにもこのページとか、こっちのページとか、このページも、男性らしき人が写っている写真もあるけど、まさか被害者の一人じゃないだろうな。

ブログを見ていると
ル・クルーゼのセンセーションライン「ココット・オーバル」を買ってもらった
誰に?その人まだ生きてる?

全盲のピアニスト辻井伸行氏のお父さんのインタビューを見て
朝から涙が止まらず、泣きながら駅まで歩いていくことに
って、殺される方がつらいと思うけど

【衝撃事件の核心】相次ぐ不審死 婚活男性を手玉に取った「巻き髪」女の“極上サービス”と「ウソ」
 疑惑は連続殺人事件へと発展するのか。埼玉県警に結婚詐欺の疑いで逮捕された無職の女(34)=東京都豊島区=の周囲で相次いでいる男性の不審死。婚活男性を中心に1億円以上を貢がせていた女が武器としたのは、自慢の料理による“極上サービス”と男心を手玉に取る「ウソ」だった。不審死を「自殺」から「殺人」へと見方を改めて捜査を進める警察当局。少ない物証の中、取調室での女との攻防が続いている。

ブログに残されたダイイングメッセージで浮かんだ疑惑
 8月6日朝。交通量が多い国道沿いの駐車場に1台のレンタカーが停車していた。後部座席に横たわる男性と助手席に置かれた七輪。通報を受けて埼玉県警東入間署員が現場に急行したが、外見上は「練炭自殺」をうかがわせるものだった。
 遺体の男性は財布と免許証を所持していたためすぐに身元が判明する。男性は東京都千代田区の会社員、大出嘉之さん=当時(41)=だった。
 よくある自殺-。そう思った署員だったが自殺には不自然な点があることに気づく。ドアが施錠されていたにもかかわらず、室内からは車の鍵が見つからなかったからだ。さらに練炭自殺特有の練炭を触った際に付着する黒いすすが手や衣服になかった。司法解剖の結果、遺体からは睡眠導入剤とアルコールが検出された。
 県警は「他殺」の見方を強めた。では誰が…。
 県警が注目したのが、大出さんが開設していたブログの内容だった。遺体発見前日の8月5日付でこう記載していた。 「実は41歳のトマちゃんは婚活中でしてwつか今日相手のご家族と会うのです。ここ最近ずっと相手と新居を探したり新生活のことを話し合っているんです。今夜から2泊3日で相手と婚前旅行に行きます」(原文のママ)
 結婚をブログでうれしそうに報告する大出さん。この内容から、大出さんは自殺する意思がなかったことが裏付けられた。さらに、直前まで一緒に行動していた相手のヒントもブログからは読み取れた。
 「まさにダイイングメッセージのようだ」
 捜査関係者がこう表現するように、交際関係にあった女が捜査線に浮上。任意で事情を聴くと、女はこう言って関与を否定した。
 「大出さんと駐車場に行ったが、けんかをして別れたので、ショックで自殺したのではないか」
 県警では8月以降、女の行動を24時間態勢で確認。一方で女の周辺を調べたところ、静岡県や長野県の男性らから女が結婚名目に金をだまし取っていたことが分かり、県警は詐欺容疑で9月25日に女を逮捕。一連の事件の解明に向けた第一歩が歩み出された。

不潔、貧乏、バカは嫌い…少女時代に原点?
 北方領土をのぞむ根室半島に近い北海道別海町(べっかいちょう)。人口約1万6千人に対し牛の数は約12万頭。典型的な酪農の町で、女は生まれ育った。祖父は町議会議長も務めた地元の名士。女は地元の中学、高校を卒業し都内の私立大学に進み上京した。
 「上昇志向が強く上京を夢見ていた」(地元の知人)といい、プライドの高さは高校時代の卒業文集からも伺える。「嫌いなもの」の項目にはこう書かれていた。
 「不潔、貧乏、バカ」
 だが、夢見た上京後の生活は順風ではなかった。
 「大学は学費未納のため1年で除籍処分になりました」(大学関係者)
 東京でのその後の足取りは判明していない。だが、大学を除籍処分となってから約7年後には、すでに詐欺師としての片鱗(へんりん)をのぞかせている。 26歳の時に女はインターネットオークションに「安達学美」という偽名で参加。売るつもりのないパソコン商品を掲示し、男性から10万円をだまし取っていたのだ。結局、この時の容疑で2年後の平成15年に警視庁捜査2課に逮捕される。偽名の銀行口座も開設するなど手口は手慣れたものだったという。
 女は、18年に家賃13~14万円の板橋区内のマンションに居住した。
 「職業は『ピアノ講師』や『フードコーディネーター』と名乗っていた。服装は地味で貴金属もつけていなかった」
 マンションの関係者はこう振り返る。入居時には免許証がなかったというが、昨年免許証を取得し今年に入り高級外国車を購入。5月はさらにグレードの高い外国車に買い替えていた。
 マンションも今年8月からは家賃20万円を超える東京・池袋の高級マンションの最上階に居住。「学費未納で除籍」という過去を捨て去るように、少女時代に夢見た都会暮らしを謳歌(おうか)しているようだった。
 自身が開設するブログ「かなえキッチン」には、鼻から下の顔の一部が写る写真を掲載。吉川十和子や叶姉妹のようなセレブ系の「巻き髪」で決めている。だが、近所の住民たちは「あごのラインが全然違う」と証言。住民らからは「職業の肩書だけでなく自らの顔写真をも偽装していたのか…」との声も漏れる。

“獲物”は婚活サイトで物色 決めぜりふは…
 「女が登録していた結婚サイトは、とくに真剣に結婚を希望する人が多く集まるといわれていたようだ」(捜査関係者)
 女が生活レベルを上げていくために目を付けたのが結婚詐欺だった。婚活サイトでは、ハンドルネーム(HN)にブログ名の「かなえキッチン」のほか、複数のHNを使い分けていた。 捜査関係者によると、女は婚活サイトで貧しい学生を演出していた。メールや携帯電話をやりとりすることで、相手の資産状況などを巧みに聞き出し、「学費が未納なので援助してほしい」と切り出す。男性らが躊躇(ちゅうちょ)すると、こう決めぜりふを放っていた。
 「卒業したらあなたに尽くしますから」
 歯が浮くような決めぜりふだが、婚活に熱心な男性ほどはまりやすい。さらに女は趣味の料理でもてなすことで、男性から金を引き出そうとしていた形跡もうかがえる。
 女は3カ月で70万円もする高級料理教室に通っており、高級料理店を食べ歩く趣味も持っていた。こうした料理に関する知識を開設しているブログで披露。高級料理を食べさせる“極上サービス”で男性に「良妻」のイメージを植え付けて、結婚資金を引き出そうとしたとみられる。
 死亡した大出さんが最後に食べたのも女が作った「ビーフシチュー」だった。だがこのシチューの中には睡眠導入剤が混入されていた可能性が高いと県警はみている。
 結局、女は少なくとも6人から総額1億円を振り込ませるなどして現金を手に入れていた。
 女は婚活サイトだけでなく「不倫サイト」にも登録していたとされる。だが、こちらは猫なで声でおねだりするのではなく「(奥さんに)ばらす」とすごんで金を脅し取る手口だったという。
 埼玉県警がパソコンを解析したところ、女は数十人の男性とメールのやりとりをしており、被害は拡大する可能性もある。

女を巡る点と線…威信かけるニッポン警察
 女は現在、大出さん以外に3人の知人男性が不審死した事件の疑惑の渦中にある。
 2月4日に婚活サイトで知り合った東京都青梅市の会社員、寺田隆夫さん=当時(53)=が自宅で練炭がたかれた状態で死亡しているのが見つかった。
 このほか、訪問ヘルパー先の千葉県野田市の無職、安藤建三さん=同(80)=が5月15日に自宅が全焼し死亡。同県松戸市のリサイクルショップ経営の福山定男さん=同(70)=も女に約7400万円を振り込んだ後に突然死していた。 埼玉県警が女を結婚詐欺の容疑で逮捕したが、実は安藤さんが死亡した火災の捜査過程で、千葉県警も女と不審死との関連をつかみ5月から極秘で内偵捜査を進めていた。
 「ヘルパーを頼むほど、体は不自由ではなかった。数台のパソコンを使いこなし、英語も堪能だった。逃げ出せなかったのはなぜだろうと思っていた」と近所の住民が口をそろえるほど元気だった安藤さん。室内には七輪が置かれ、遺体からは睡眠導入剤が検出されていた。
 現在、大出さんの死亡経緯を捜査している埼玉県警と、安藤さん・福山さんの死亡経緯を捜査している千葉県警が連絡を取りながら共同で捜査。このほか寺田さん死亡の経緯を調べている警視庁も両県警と情報交換を進めている。また、この4人以外にも、女と接点のあった首都圏の男性2人が不審死していることが分かっている。
 だが、福山さんと寺田さんに関しては、当時、「事件性なし」と判断され司法解剖も行政解剖も行われていないため、事件として犯罪を立証するのは困難だと指摘する声もある。
 「このまま偶然が重なった不審死として終わらせてしまってはニッポン警察の威信にかかわる」
 警察幹部は力を込めた。


意図がミエミエ酒井法子

2009年10月28日 | ツッコミ
保釈されるときに入れ墨をファンデーションで隠して、「このままステージに上がって歌うのか」というように髪型とメイクをバッチリ決めて、しかもけばけばしくなくて清楚なイメージで。どう考えても後ろで糸を操る人物がいるとしか思えなかった酒井法子被告の「介護を学びたい」発言。

現場で「反省のポーズのためなら心外です」という声があるというのはその通りだと感じる。

もちろん介護にもいろいろあって、お年寄りと一緒に歌を歌ったり散歩に行ったりするのだって介護である。でも酒井法子にそんなことができるか。どこかの介護施設に入って糞尿にまみれながら介護の仕事ができるか。

「あそこで酒井法子が働いているんだって」なんて噂ひとつでその現場は大混乱である。

「介護の仕事、甘くない」 酒井法子被告に現場は違和感(朝日新聞) - goo ニュース
「介護を学びたい」。覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪に問われたタレント酒井法子被告(38)が法廷で述べた言葉に、介護の現場で働く人から違和感の声が上がっている。社会貢献への意思の表明か、更生へのアピールか。関係者の話を聞いた。
 東京地裁で開かれた26日の初公判。酒井被告は「介護を学び、自分の仕事として生かしていきたい」と語った。所属していた芸能事務所副社長の勧めもあったという。
 刑事裁判では被告の反省ぶりが量刑上、常に問題になる。こうした事件の弁護方針について、福岡県内のある弁護士は「言葉だけでなく、犯した罪と向き合わせ、自分に足りなかったものを埋めるために今後どうするのかを具体的に語らせることが重要になる」と説明。そこで「介護」が出てきたとみる。
 介護の現場はどう受け止めているのか。
 酒井被告の出身地・福岡市。「反省のポーズのためなら心外です」と話すのは、特別養護老人ホームに勤務するケアマネジャー米村泰隆さん(33)。介護福祉士の資格を得るだけでも一般には3年以上かかる。「介護の仕事を家事の延長のようにとらえ、簡単にできると誤解している人が多い。相手の意向をくんでいく誠実さに加えて、体の状態に対応する専門的な知識が必要」
 別の特別養護老人ホームの施設長も「人の命を預かる私たちの仕事はそんなに甘くない」という。「酒井被告の更生も大事だが、採用するのは難しい。それでも、言葉の通りなら本気で取り組んで欲しい」と話している。

ズブズブかガチガチ

2009年09月21日 | ツッコミ
千葉県庁の事件は驚いて見せるけど、実のところはほかの都道府県でもたくさんあるんじゃないの、というような気がしている。特に業者への「預け」なんか「もうやめた」ところ以外はみんなやっているような気がする。

こんなズブズブ経理のほかに、逆にメチャクチャにガチガチの処理をしているという話も聞く。切手1枚使うにも送り先と業務内容を伝票に書いて保存するとか。ズブズブじゃなくてもガチガチ管理するためのコストが結局はズブズブと同じぐらいかかっていそうで怖い。

発端は料亭のツケ「会社の金で払うか」 千葉不正経理(朝日新聞) - goo ニュース
2009年9月13日(日)10:28
 総額30億円の不正経理が発覚した千葉県の全庁調査の大きなきっかけは、架空の物品発注で県から公金をだまし取った容疑での元県職員3人(いずれも懲戒免職)の逮捕・起訴だった。14日に3人目の一審判決が出るが、これまでの公判や判決からは、職員たちの不正経理に対する悪意のなさや、公金に対する意識の低さが浮き彫りになっている。
 起訴されたのは渡辺快和(38)=1日に有罪判決、14日に判決がある明石剛誠(39)の両被告、6月に有罪判決を受け、確定した元職員(36)の3人。渡辺被告は農林水産政策課の物品購入事務担当として、明石被告の後任だった。
 検察側の冒頭陳述などによると、渡辺、明石両被告が公金の詐取を始めたきっかけは、明石被告が、千葉市内の料亭から04年12月ごろ、100万円のツケを請求されたことだったとされる。
 この年の7月ごろから明石、渡辺両被告は同課の職員と料亭に行くようになった。この料亭に行ったことのある千葉市内の男性(40)は「驚くほど値段が高いわけではない」と言うが、両被告らは週1回以上通い、飲食だけでなくコンパニオンも呼ぶなどして、代金は1人1回数万円。高い時は1回10万円以上にのぼったという。
 「会社のお金で払っちゃおうか。ナベちゃん伝票作ってよ。知ってる業者にお金用意してもらってよ」。明石被告が渡辺被告に要請し、渡辺被告も了承した。検察側は公判でこう説明した。
 翌月から架空請求が始まった。渡辺被告の判決によると、05年1月から07年3月、3社から事務用品を購入したように装い、78回にわたって架空の請求書を業者に提出させ、自らは虚偽の支出伝票を提出して、計約2146万円を業者名義の口座に振り込ませた。こうした「預け」と呼ばれる手口で業者の口座にプールした公金を飲食費や遊興費にあてた。  「社会人としての倫理観の欠如、私生活の乱れがあったと思います」。公判で検察側に事件が起きた理由を問われた渡辺被告はこう証言した。
 一方、元職員(36)は渡辺被告の後任として07年4月に同課に異動。「預け」の手口については「前任者から引き継ぎを受けた」と公判で証言した。08年3月から約半年間に、同様の手口で業者に計約150万円をプールし、愛人との遊興費として業者から融通してもらった現金の返済にあてた。
 元職員のうち1人の弁護人を務めた弁護士は、不正経理について職員らに悪いことだという意識がなかったのではないかと指摘。「預け」などの手口も「正規のやり方ではないが、予算を使い切るために仕方のないことだ、という認識だったのではないか」と話した。(長崎潤一郎、伊藤舞虹、佐藤英彬)

シラを切り通して無期懲役

2009年09月11日 | ツッコミ
被告はずっと犯行を否認しているらしい。新聞報道を見る限りでは完全にクロの印象だけど、否認している被告に有罪判決を下すのっていろんな意味で後味が悪いことだろう。

「前後の状況がこれだけクロで、被告は合理的な説明ができないのにもかかわらず否認し続けるのか」という唾棄したくなる感覚と「万が一の可能性としてシロということはないか」という危惧である。

プロの裁判官なら仕事だから仕方ないけど、もし裁判員の裁判だったらその負担は非常に大きかったように思う。

83歳殺害・強盗、当時の女民生委員に無期判決(読売新聞) - goo ニュース
2009年9月7日(月)13:05
 名古屋市北区で2005年3月、無職高島静子さん(当時83歳)が自宅で殺害された事件で、強盗殺人や窃盗などの罪に問われた同区西 味鋺 ( あじま ) 、元民生委員江角一子被告(58)の判決が7日、名古屋地裁であり、天野登喜治裁判長は「江角被告が犯人と認められる」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。
 弁護側は「被害者は江角被告以外の第三者に殺害された」と無罪を主張していた。
 判決によると、高島さん宅に民生委員として出入りしていた江角被告は、05年3月22日夜、高島さんを睡眠薬で眠らせ、首を絞めて殺害。翌23日午後、キャッシュカードで5万3000円を引き出した。
 弁護側は「高島さんに頼まれて預金を下ろした」と主張した。しかし、判決は、高島さんが過去10年間、口座の残高がマイナスにならないように管理していたと指摘し、「保険料の支払いを控えた時期に、残高が6円になるまでの引き出しを頼むのは不自然」として退けた。判決はさらに、〈1〉江角被告は、犯行時間帯に高島さん宅から交際相手の男性宅に電話をかけたと認められる〈2〉犯行に使用された睡眠薬の成分が江角被告宅のすりこぎから検出された――などとして、「江角被告が高島さんを殺害し、預金を引き出した」と結論づけた。
 検察側は論告で「被告は約800万円の借金を抱えていて動機がある」と主張していた。
 この裁判では、自白や凶器といった直接的な証拠はなく、状況証拠をどう評価するかが争点だった。
独居の83歳殺害、元民生委員に無期判決 名古屋地裁(朝日新聞) - goo ニュース
2009年9月7日12時30分
 名古屋市北区で05年3月、一人暮らしの高島静子さん(当時83)が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われた元民生委員の江角一子被告(58)の判決公判が7日、名古屋地裁であり、天野登喜治裁判長は、「キャッシュカードを奪う目的で睡眠薬を飲ませて昏睡(こんすい)させ、罪証を隠滅するために殺害したと認められる」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。
 強盗殺人事件では、自白や凶器などの直接証拠がなく、江角被告は一貫して無罪を主張していたが、認められなかった。
 天野裁判長は、強盗殺人罪のほか詐欺や窃盗など、起訴された計五つの事件についても、ほぼ、検察側の主張通りに、犯罪の成立を認定した。
 高島さんの死亡推定時刻について天野裁判長は「05年3月22日午後9時前後の一定の幅のある時間帯」とした。
 高島さんが殺害された翌日に、被告が銀行口座から現金を引き出した点については、「高島さんの意思に基づかない引き出しだ」と述べ、「頼まれて引き出した」とする被告側主張を退けた。
 その根拠として、事件後に被告宅のごみから見つかったメモに暗証番号が書かれていた点を挙げ、「高島さんが事件前に現金を引き出す際に、暗証番号を盗み見て記録していた」と述べた。
 事件当時、高島さん宅の玄関が施錠されていた点について、被告が合鍵を持っており、鍵穴に不自然な傷跡がなかったことから、「犯行を行うことが可能と認められる」とした。
 また、被告以外の第三者の犯行とした弁護側の主張について、「日常的に高島さん宅に第三者が出入りしていた可能性はある」としながらも、被告が高島さんの死亡推定時刻の3月22日午後9時20分ごろ、高島さん宅にいたことが電話の発信記録などから確認されており、「被告が殺害したと認定することに合理的な疑いを生じさせるものではない」と判断した。
 さらに、事件当時、被告は消費者金融などから計約840万円の借金を抱えていた、とも述べた。
 公判で検察側は、状況証拠を積み重ねて立証にあたった。江角被告が被害者との関係が希薄だったと装うため、民生委員の訪問記録を改ざんしたり、事前に合鍵を作ったりするなどしていたと指摘。動機については、金欲しさから一連の犯行に及んだと説明した。
 一方、弁護側は、高島さんと交友関係にあった第三者による犯行だと主張。逮捕前から長時間の取り調べを受けるなど、違法捜査による典型的な冤罪事件だとしていた。
 高島さんが殺害された夜に、被害者宅から出てくる被告を目撃したとする住民の証言について、弁護側は「髪形や白髪の特徴が一致せず別人だ」と主張。訪問活動記録を改ざんした点については、「他の民生委員から訪問回数が多いと注意されたため、事件前に書き換えていた」と述べていた。
 06年1月の初公判後、33回の期日間整理手続きを実施したほか、証人尋問は双方あわせ40人にのぼるなど、審理は長期化した。

裁判員裁判だったなら

2009年09月08日 | ツッコミ
強姦致傷罪の元小学校教諭に懲役12年の判決 京都(朝日新聞) - goo ニュース
2009年9月8日(火)13:16
 女子高校生を襲ったなどとして強姦(ごうかん)致傷などの罪に問われた京都府与謝野町の元小学校教諭、細野弘和被告(35)に対し、京都地裁舞鶴支部は8日、懲役12年(求刑懲役15年)の判決を言い渡した。坂上文一裁判長は「犯行は卑劣で悪質。被害者の受けた屈辱感、絶望感は極めて大きい。当時は小学校教師で、社会的な影響の大きさも無視できない」などと述べた。
 判決によると、細野被告は08年6月3日夜、同府北部で自転車に乗っていた少女を押し倒し、「騒いだら(女子高校生が殺害された)舞鶴の事件みたいなことになる」と脅して暴行したのをはじめ、当時15~17歳の少女計6人を襲った。
裁判員裁判だったら求刑を超えて無期懲役になっていたような気がする。

人生幸朗に近づく

2009年09月03日 | ツッコミ
恋して悪魔 ~ヴァンパイア☆ボーイ~」のワンシーン。下の写真のように中山優馬と加藤ローサが並んで写真を撮ったものの、ヴァンパイヤである中山優馬は写っていなかったというものである。

「写真に写らない」というような設定は昔からよくあるのでそれはいい。着ている洋服はどうなったんだ、などというツッコミもしない。中山優馬が座っていた場所の背景がなぜ写っているんだ、などのツッコミもあえてしない。



しかし、なぜに写真を撮るシーンで加藤ローサは中山優馬にウサギをだっこさせるのか。中山優馬の膝のうえにいるウサギは加藤ローサが渡したものである。そのウサギはなぜ写らないのか。

しかも携帯の液晶には中山優馬の姿がぼんやりと映っているのである。白いものはウサギの姿だろう。撮影時に液晶に映っているものが撮影後はなぜメモリーに保存されないのか。

わざわざウサギをだっこさせる必然性がなぜあるのか。あとでヴァンパイヤが写っていないというストーリーに展開するときに邪魔になるではないか。ピントをぼかしているとはいえ、撮影時の液晶画面をなぜフレームに入れるのか。撮影者の手元だけでいいじゃないか。

などと突っ込んでしまうのは歳をとって私が人生幸朗師匠に近づいているためかも知れない。

助手席の男性も変だよね

2009年09月02日 | ツッコミ
現金輸送車を乗り逃げ、7200万円なくなる 福岡(朝日新聞) - goo ニュース
 2日午後0時40分ごろ、福岡県大刀洗(たちあらい)町で「現金輸送車を乗り逃げされた」と、筑邦銀行本店(同県久留米市)から110番通報があった。小郡署によると、輸送車には当時、ジュラルミンケース4個に入れた現金計約7200万円が積まれていた。車は通報から約1時間後、現場から約2キロ離れたパチンコ店駐車場で見つかったが、現金はなくなっていた。同署は運転していた男(65)が盗んだとみて、窃盗容疑で逮捕状を請求する準備を進めている。
 小郡署と筑邦銀行の発表によると、現金輸送車は筑邦銀行所有で、子会社「筑銀ビジネスサービス」の男性社員2人が乗っていた。同日午前11時ごろ、大刀洗町上高橋の町道で、運転していた男が「車の調子が悪い。見てくれないか」と言って車を止め、助手席の同僚(61)が車から降りたところ、男はそのまま車で走り去ったという。
 輸送車は白いワゴン車。パチンコ店駐車場で発見された時には車内に空のジュラルミンケース4個が残されており、いずれも錠をこじ開けたような跡があったという。
 小郡署によると、男は駐車場からタクシーで逃げたらしい。このタクシー会社によると、同日午前11時半ごろ、男性の声でパチンコ店にタクシーを呼ぶ電話があり、このタクシーは福岡市のJR博多駅で男性を降ろしたという。
 筑邦銀行によると、輸送車はこの日、所定の順番で近隣の支店を回り、現金を入れたジュラルミンケースを回収。久留米市内の同行事務集中センターに戻る途中だった。予定時刻を過ぎても到着しないことから、センターからコースを逆にたどって車を探していたところ、助手席にいた男性が見つかり、事件が発覚した。男性は「携帯電話は車内に置いていたので、連絡が取れなかった」と話しているという。
 運転していた男は陸上自衛隊を定年退職後、98年に入社した。今月末で定年の予定で、同行はこれまで勤務態度に特に問題はなかったとしている。
男に現金輸送車を乗り逃げされてから、銀行が「予定時刻を過ぎても到着しないことから、センターからコースを逆にたどって車を探していたところ」まで助手席の男は手をこまぬいて待っていただけなのか。なんか変だよな。砂漠の真ん中でもあるまいに。

確かにGoogleマップを見ると田んぼの真ん中みたいだが50~100メートルのぐらいにはガソリンスタンドや民家があるようなのだが。同僚を逃がしてやりたい気持ちがあったんじゃないかって勘ぐりたくなる。


もっと華麗に

2009年08月26日 | ツッコミ
コンビニ会計取扱説明書」とか「コンビニ 不都合な真実」とか、あるいはネットに書かれていることを読んだだけだが、コンビニのオーナーシステムというのは構造的に「搾取するためのもの」という側面は否定できないだろう。

搾取と書いてしまうとイメージは悪いが、社員じゃなくてオーナーになることで力を150%発揮させるシステムと言い換えてもいいかもしれない。大会社の社員がだらだらと50%ぐらいの力しか発揮していないとすれば3倍働くシステムである。それでいて時給ではないのでどれだけ収入があるかは立地や運次第である。

それはそうとしても、もっと華麗に運用しなければ。セブン-イレブンに対する一連の訴訟は確かに一理はあるんだけど、もしセブンの全面敗訴になったりすると、セブン-イレブンのみならず、日本のコンビニ存続自体が危うくなりそうな気がする。

店主側へ仕入れ代金の報告、セブン側に命じる 東京高裁(朝日新聞) - goo ニュース
 コンビニ最大手「セブン―イレブン・ジャパン」の元加盟店主2人が、商品仕入れ代金などをきちんと報告するようセブン側に求めていた訴訟の差し戻し後の控訴審判決で、東京高裁は25日、元店主側の請求をほぼ認め、セブン側に報告するよう命じた。
 セブンイレブンの加盟店では、商品を仕入れる際に、加盟店主がセブン側の推薦する仕入れ先から発注システムを利用して仕入れ、代金の支払いはセブン側が代行する。最高裁は昨年7月、この仕入れ方法について、加盟店主と仕入れ先の契約関係によるものだとして、セブン側に「仕入れ代金の支払い内容を報告する義務がある」と判断。請求を棄却した二審判決を破棄し、報告の具体的な内容について審理させるため高裁に差し戻していた。
 判決は、2人が05年3~8月に、計5社から仕入れた商品ごとの支払日や代金、仕入れ先に支払ったリベートの金額などについて、書面での報告を命じた。報告にかかる費用は2人の負担とした。2人が差し戻し審で求めた、請求書や領収書などの開示などについては退けた。
判決後に記者会見した元店主(41)は「判決が、リベート額なども報告するよう書いてくれたのはよかったが、(領収書などの)原本が示されない限り、その裏付けがとれない。その意味では不完全なので、上告するかどうか検討する」と話した。
 〈セブン―イレブン・ジャパンのコメント〉 従来より加盟店に対し、仕入れ商品名や仕入れ金額などを伝票単位で報告しているので、支払い内容についても判決に基づき対応していく。