南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

カルピスの元は味の素

2007-06-11 21:58:57 | Weblog
カルピスが味の素の完全子会社になってしまう。 
カルピスと言えば子供の頃からあのCMが大好きだった。
グラスに大きな氷(冷蔵庫ではできない様な)が入る時の音がもの凄くいいのだ。
グリコアーモンドチョコレートをかじる時に響く音と同じくらいに好きだった。 
しかもカルピスマークのパナマ帽をかぶったちび黒サンボみたいなあの黒人のマークが特に良かった。 
いつの間にか人種差別がどうだこうだとかよく分からない理由で廃止されてしまい今のマークに上手にすり替えられてしまった。 

最近は長沢まさみをCMに起用し、カルピスウーォータというネーミングでの方が親しまれているが、カルピスの伝説的な飲み方にはコーラで割る「カルコーク」という飲み方がある。 
昔行ったJAZZ喫茶にはカルコークというメニューがあり、よく飲んでいたのを思い出す。
あれだけ隠れたファンを持ちながらカルコークが商品化されなかったのは不思議なくらいだ。

今回、国民的夏の飲物カルピスも時代の波には勝てず味の素に吸収されることになったが、この際もう一度元祖カルピスマークを復活させて限定発売でもして欲しい。キリンビールやリポビタンデーも復刻版が限定発売されたことだし、9月25日の株式上場廃止を記念してそれくらいのことは最後にやっても構わないと思う。
たぶん誰も人種差別だなんて非難する人なんていないはずだ。 
 


命名!グッドウィルドーム

2007-06-11 01:33:35 | Weblog
今話題の「コムズン」そしてその親会社である「グッドウィル」と折口会長は一躍時の人扱いである。 
日曜も朝からテレビ番組に折口会長が生出演し半泣きの顔でただ頭を下げるしかない様子だった。 
折口会長といえば経団連の理事でもあり、紺綬褒章受章まで受賞している人物なのであるが、今朝の田原総一郎が司会をする番組では威厳もなくしどろもどろの情けない中年男でしかなかった。 
彼が今回やったことの重大さや経営TOPとしての責任の重さはよくわかる。 
しかし今朝の番組は見るに耐えられなかった。 
まるで「いじめ」にしか見えなかった。 
事が事だけに彼を攻撃するのは当然だろうが。ああまで大勢で囲んでやり込めなくてもいいだろうと思った。 
特にあの田原総一郎のいじめ方は視聴率目当て以外の何物でもない。 
田原の人間性がはっきりわかった様な番組であった。 
よそではあんなに子供たちのいじめについて正義を振りかざした発言をしていても「いじめ」の手本とはこういうものだと言わんばかりの振る舞いだった。 
見ていて嫌になったし、とても後味の悪い番組となった。 
折口氏にいくらでも言っていいからお前独りでやるかせめて3人くらいでやれよと全国の視聴者は思ったに違いない。 
弱い人間を「よってたかって」という言葉がぴったりの内容であった。 

今回のことで「コムスン」「グッドウィル」の名前が朝から晩までメディアに露出しているが、そういえば西武球場の名前は今は「グッドウィルドーム」だったし、西武の二軍は「グッドウィル」と命名されていたよな。
西武球団といえば裏金問題で世間を騒がせ太田球団社長の謝罪姿はつい最近のことである。 
そこへきて今度は看板の「グッドウィル」がグッドではなくなってしまった。 
契約上5年間はこの名前を使用することになっているから仕方ないが、なんか西武という会社、球団、球場はなんか呪われているみたいだね。
西武ライオンズは28年ぶりの9連敗と11年ぶりの最下位と歴史的悪夢が起こっている始末だ。
昔は世界一の金持ちで有名だった堤義明氏の失墜から西武王国はどうもついていない。 
今後折口会長が責任を取って辞任し、グッドウィルもライブドアみたいになってしまうと今更ながら「グッドウィルドーム」と命名したことが悩みの種になってくる。  

ひとつ心配なのは折口会長とアベシンゾウ首相が仲がいいということである。 
アベシンゾウさんが折口会長と固く握手をし、コムスンを賛美するコメントを残した写真が、押入れの奥からわざわざ出される様にここに来て披露され始めている。 
ただでさえ支持率が急落しているアベシンゾウ首相の「くそっ!あんな写真撮っとくんじゃなかったよ」なんて心の中の呟きが聞こえそうである。
しかしこんな時こそ互いに助け合って男の友情を見せてもらいたいものである。
今日なんかもテレビ局に乗り込んで「いじめはやめろ!」と叫んで番組を中断させるアベシンゾウがいたりしたら、ほんの少しだけでも支持率は上がっていたかも。
それにしても西武ドームの名前の行方が気になるところである。