南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

皆既月食の夜

2007-08-28 22:47:44 | Weblog
今夜は皆既月食による天体ショーを楽しんだ。 
望遠鏡を担ぎ出し地球の陰に隠れた赤い月を見上げた。 
日本全国で皆既月食が見られるのは6年ぶりらしいが、幸い長崎の夜空は晴天に恵まれ月の神秘的な光に酔いしれた。 
月の光というのは不思議と心を癒してくれる何かがある。 
ムーンライトセラピーというのもあるらしいが、月と人間のリズムは深い結びつきがある。
今夜は2時間あまり、我が家では電気を消して月を眺めた。 
たまには電気を消して原始人みたいに月をただ眺めるってのもいいもんだ。 
BGMには「ムーンライトセレナーデ」「ムーンリバー」がよく似合う夜だった。 

世界陸上

2007-08-28 00:05:43 | Weblog
世界陸上が盛り上がっている。 
テレビのスポーツニュースの音声だけ聴いていたら???
「女子砲丸投げは前回3位のビリが逆転優勝です」
なんでビリなのに優勝なんだ?
そしたら今日はテロップで「世界最速の男はゲイ!」だもんね。 
しかもアナウウンサーもゲイの時代到来とか喋っている。 
映像を見てみると笑った顔といい、無精ひげといい、十分その素質は備えた男だと納得した。 
しかし、金メダルに輝いたからってこんなこと暴露しちゃってええの?って心配になった。
スポーツ新聞には『世界最速の男はゲイ!』と書かれようものなら誰だってそっちの方と考えるに違いない。 
ノルウェーの陸上選手にはオケケという選手がいた。 
この選手がドーピングにひっかかった時には、『オケケ陽性反応!』と公表されたことがある。
この選手が走るレースの実況はさぞや大変だったはずだ。 
「オケケが出てきた!」「オケケ抜かれたー!」なんて真顔じゃ叫べないよな。 

真夏の感動

2007-08-26 21:40:57 | Weblog
ユーミンのコンサートに行ってきた。 
題して『TOTO 90th anniversary ユーミンスペクタクル シャングリラⅢ~ドルフィンの夢~』
この夏最大の話題を集めているコンサートであるが、ソウルドアウトであったチケットが手に入り福岡公演を観ることが出来た。 
噂には聞いていたが「シャングリラ」がこれほど凄いコンサートであるとは思わなかった。 
ユーミンのコンサートは今までに何度も観てきたが、開いた口がふさがらずに見入ってしまったのは今回が初めてである。 
基本的にはユーミンのコンサートではあるが、ロシアのサーカスと世界一のシンクロナイズドスイミングが融合した夢のスペクタルショー仕立てになっている。 
会場のど真ん中には巨大プール、いやステージ、やっぱりプール、これがいくら目を凝らしてみてもその仕組みが分からない。 
そして天井には未知との遭遇を思わせる、これまた巨大UFOみたいな物体。 
時にはピアノを弾いて歌うユーミンをそのまま吸い上げてしまい、時には何人ものダンサーが降りてくるし、ミラーボールは出てくるし、まるでドラエモンの引き出しUFOである。 
誰が考えても今回のシャングリラ、天井に楽屋があるとしか考えられない。 
現に吸い上げられたユーミンが違う衣装で螺旋階段から登場するのだ。 
しかし何と言ってもあのプールはいったいどうなってんの!
水の底からシンクロの女性たちは登場し、そのまま水の中に消えて行く。 
ちょいと油断しているスキにそのプールが普通のステージになったかと思うと、浅瀬の水たまりになったかと思い、今度は中央からステージが盛り上がり、噴水の乱舞、そして炎が飛び出し、極めつけは花火。 
もう何がどうなってるんだか考えるだけ無意味に思えて、このスペクタクルショーに酔いしれることにした。 
コンサートの最後には全ての出演者全員の名前をかみもせず一気に紹介するところも別の意味で驚いた。 
もしかしたらイヤホンでモニターを聴きながら紹介していたとしても、あそこまで完璧にロシア人の名前を言えるのは並々ならぬ技である。
東京の方では追加公演も決まったそうであるが、まだ観ていない方は一見のコンサートであることは間違いない。 
開いた口がふさがらず、どんだけーと叫んでしまう感動は必ず約束できるはずである。 

無料アホエンに感謝

2007-08-21 22:33:42 | Weblog
世の中には健康食品と名のつくものが山のようにある。 
テレビ通販でもやれ成人病にいい、やれ骨にいい、やれ目にいい、血液サラサラになる、ビタミンだミネラルだと毎日のように宣伝しまくりの状態だ。 
最近ではまともに食事はせずに、3食を健康補助食品のみですませている人もいるらしい。 
確かに今の野菜からは昔のように十分な栄養は取れにくいし、こう生活習慣病が蔓延すればその防御策として健康食品も必要なのかもしれないが、どれもこれも必要と思うし買い出せばきりがなくなってくる。 
エンゲル係数、いわゆる家計の中で食費が占める割合もこの健康補助食品の出現のおかげで上がる一方だ。 
実際、我が家はどうかというと、毎日欠かさずある健康補助食品を飲んでいるおかげもあるのか、健康な暮らしを保てさせてもらっている。 
もうかれこれ10年近く飲ませていただいているが費用はゼロだ。
というのもこの「アホエン」という商品は毎月無料でメーカーから送ってくるのである。 
今どき無料なんて誰が聞いてもおかしいと思うどころか、怪しいし何か裏があるんじゃないかと疑ってかかっても仕方ない話ではある。 
ところがこんな世の中でも全国の何十万の人に毎月無償で健康食品を提供し続けてくれる会社が存在するのである。 
僕も最初に友人から「アホエン」を教えてもらって申し込んでみようかと思ったが、後から請求書が送ってきたりするんじゃないかと正直思った。
しかし、それから間もなく商品が届きそれ以来現在も毎日ありがたくいただいているという訳だ。 
もちろん心配していた請求書も来るはずがなく、逆に続けて愛用している事への感謝の気持ちの入った文章まで添えられて送ってくるのだ。
スジャータ(めいらくグループ)というこの会社、実は乳業界では日本最大の販売網を持つ会社で年商1000億円を超える会社であることが分かった。 
こうしてにんにくから抽出したエキス「アホエン」を世のため人のために無償で提供し続けるのは一種の社会貢献なんであろう。 
現在全国24万人の方に発送しているらしいが、100万人までは提供し続けるという。 
最近は雪印をはじめ、不二家、ミートホープ、そして白い恋人に至るまで食品業界の信用が大きく崩れ去っているし、自分さえ儲かれば消費者なんて騙したって構わないと考えている企業はいくらでもある。 
自分さえ、自分さえ、そしてカネ、カネ、カネの世界だ。
おそらくこういった企業にはスジャータ社長の考えは何億年たっても理解できないにちがいない。 

この10年の間に僕も100人近くの人に「アホエン」を教えてあげ、その人たちからもまた多くの人に口コミされているみたいだ。 
中には毎月何万円も出して買っていた健康食品を全部やめ「アホエン」だけ飲むことにしている人もたくさんいる。 
この善意の連鎖の輪は結果として多くの人の健康を作り出しているが、何より巨額の家計費の節約を実現させた。
今日4年ぶりにお会いした知人から「御蔭さまでもう4年もタダでアホエンを飲ませていただいて感謝していますよ」という言葉をかけられた。 
その人にアホエンを紹介したことなんてすっかり忘れていたのに、その人にとっては商品が届く度に僕のことを思い出してくれるそうである。 
僕が提供しているわけでもないのに本当にありがたい話である。 
しばらくアホエンを教えていなかったけどまたちょこちょこ教えてあげなくちゃなと思ってしまった。 
「人を助けてわが身を助く」という言葉がある。
この社長さんは正にこの言葉を実践されているのである。 
高価な健康食品を儲かるからという言葉巧みに半ば強引に購入させている健康食品のネットワーカーさんたちに聞かせてあげたい言葉である。 
 


 
 
 


音楽ってやっぱりいい。

2007-08-17 01:39:11 | Weblog
久々にステージに立った。 
場所は長崎ブリックホール。
Eギター、ベース、ドラムス、ピアノ、そして僕はギター&ヴォーカルを担当し、5人編成バンドでステージで演奏した。
そもそも僕の音楽の原点はギター1本の弾き語り、いわゆるフォークスタイルから始まり、その後ピアノを弾くようになりピアノの弾き語りとスタイルを変えて行った。 
バンド編成でステージに立ったのはこれが初めてのことだった。 
今回のコンサートは「わたぼうしコンサート」という長崎でも30年の歴史を持つボランティアコンサートのひとつである。 
障害者の方の詩に曲を付けて歌として発表するというコンサートであるが、実は8年前に僕は1人で出場した経験がある。
8年前はピアノの弾き語りでステージで歌ったが、今回の様にバンドで演奏すると自分の曲ながら迫力が増して素晴らしい歌に聴こえてくるものである。
バンドのメンバーも今回のコンサートのために急きょ集まった仲間たちである。 
というよりわたぼうしコンサートがあったからこそ出会えたメンバーと言ってもいい。 
まだ楽譜もなく何の編曲も出来ていない所からみんなで話し合いながら編曲して行く音楽の楽しさを初めて知った。 
そして練習を重ね当日のコンサートでは最高の演奏を披露することができた。 
始まる前の緊張感もあったけど、素晴らしい演奏をやり遂げた時の達成感は何物にも変え難い。 
曲を作る楽しさ、演奏する楽しさ、そして歌う楽しさ、やっぱり音楽って本当にいいものである。 
シンガー・ソング・ライターの肩書きはまだまだ捨てるもんじゃないらしい。 
今回最高の演奏を一緒にやってくれた仲間たち、本当にありがとう。 
 

長崎原爆祈念日

2007-08-09 20:59:34 | Weblog
午前11時2分黙祷を捧げた。 
たった1発の原子爆弾が7万人以上の長崎市民の命を奪った。 
父方の祖母をはじめ叔父、叔母家族全員が一瞬にして原爆の閃光と爆風の中で人間としての跡形もなくこの世から消されてしまって62年がたつ。 
遺骨を拾いに焼け跡を捜し回った父も放射能を浴び被爆者となった。 

私は被爆2世である。 
高齢化する被爆者にかわり原爆の悲惨さを伝えて行く責任がある。 
しかし実際に原爆を体験した者の生の証言に勝るものはない。
今日の原爆慰霊追悼式典には国の方からも偉い方々が参列した。 
何の心もこもっていないお決まりの文面を読み上げるだけの内閣総理大臣のお言葉をありがたく拝聴させていただいたが、心ここに在らずというのが手に取るように分かった。 
10分足らずのポーズだけの「被爆者団体代表との直接対話」ならやらない方がましであるし、結局「持ち帰って検討」と無責任の極みみたいな言葉だけを残し、風のように去って行かれた。
「しょうがない発言」を一度は容認した人だけに、原爆への認識は低いことは分かってはいたけど話にもならないという印象を残した。
 
 
 

平和の詩

2007-08-06 01:28:00 | Weblog
流れる河の様に時は戻らないけど
青空に消えて行った若者たちが見える
忘れてはいけないさ幸せに薄れても
愛する人残しながら旅立った心を
言葉に出来なくても悲しみは変らない
涙でつづる思いはいつの日にも同じさ
心に平和の詩僕らは刻み込み
今ある日々の幸せいつまでも守りたい

茜色の夕陽に歌を思い出したら
どんな人の心にさえ故郷の風が吹く
忘れてはいけないさ幸せに薄れても
子供たちを待ち続けた母親の心を
言葉に出来なくても悲しみは変らない
涙でつづる思いはいつの日にも同じさ
心に平和の詩僕らは刻み込み
今ある日々の幸せいつまでも守りたい
いつまでも守りたい。


たった1分間だけでいいのです。
ひとりでも多くの人に黙祷を捧げて欲しいと思います。 
その時間に携帯電話を取れないからといって、原爆で命を奪われた人々以上にあなたの人生は悲惨なことにはならないはずです。 
その時間にメールが打てないからといって、原爆で命を奪われた人々以上の悲しみはあなたの人生にはやってきません。 
その時間を知らなくても何の変りもない一日かもしれませんが、あなたひとりだけでもいいですから、8時15分に意識を傾けて欲しいと思います。 
せめて1分間だけの祈りでもかまいません。