南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

トランプ新大統領誕生に思う

2017-01-22 00:34:29 | Weblog

アメリカ合衆国第45代大統領にドナルド・トランプ氏が就任した。

就任式が世界中に生中継されたがオバマ大統領の時より観衆がかなり少ないとか、反対派のデモが繰り広げられているとか、アメリカの多くの国民はトランプ新大統領を認めていないとかの報道を続ける。

日本でもワイドショーをはじめいろんな番組でトランプの批判合戦、出演者の誰もが口を揃えるようにトランプ大統領をこき下ろす。ミヤネヤ、ジンボを先頭にお笑い芸人にいたるまでが反トランプ派。その昔小沢一郎氏をすべてのコメンテーターやタレントたちが悪口で責めまくった状況にも似たものがある。トランプを擁護するようなコメントでも言おうものなら常識はずれのレッテルを貼られてしまい仕事を失いかねない状況の中で誰もが必死にトランプをけなしあたかも自分がまともな人間であるかのようなアピールに精を出す。お笑い芸人に至ってはトランプちゃかしネタで笑いをとることで少しでも画面に映る時間を奪おうとする。

そもそも選挙期間中から彼らは世の中がひっくり返ってもトランプが大統領になることはあり得ないと豪語していた連中だ。CNNをはじめとする既得権益のマスコミの作り出す嘘の情報をそのまま日本でも垂れ流しヒラリーの当選を後押しした。

しかし結果はトランプの勝利。こうして大統領としてトランプは君臨することになったのである。

民主主義の国家で民主的に行われた選挙の結果選ばれた人間が大統領なのだ。それを未だにトランプを大統領としては認めないとかいつまで言う気なのだろう。百歩譲ってアメリカ人が言うのならまだしも、他国の人間である日本人がアメリカの大統領問題でテレビを独占して取り上げ続けしかもそのすべてが悪口オンパレードははっきり言って異常としか思えない。

民主主義国家の主権者は国民である。その主権者国民が選んだ大統領を何で他国日本の人間が口出すんだ。余計なお世話である。トランプ批判する暇があったら自分たちの国の総理大臣が何を仕出かそうとしてるのかに目を向けるべきだ。憲法を破り日本を戦争できる国家へとひた走る人間こそ責めるべきでないのか。

日本の馬鹿なマスコミがトランプネタばかりに時間を割く陰で日本では平成の治安維持法とも呼べる共謀罪が通されようとしている。本当に今のマスコミは大事な報道は一切せずに視聴率が取れ、そのうえ安倍政権には逆らわない放送しかやらなくなっている。

トランプ大統領の就任式での演説は心に響き感動する素晴らしいものであった。ファーストアメリカ!アメリカ第一主義を掲げたことに対して日本の馬鹿テレビやマスコミの解釈は全く違うものとして報道される。何も知らない善良なおめでたき国民はアメリカさえ良ければいいだなんて最悪だ!とか保護主義政策は最悪だ!となってしまう。

トランプが掲げるアメリカ第一主義とはワシントンの少数の既得権者や金融ユダヤ資本など1%の人間たちの利益を第一に考えるのではなく、アメリカ国民の利益を第一に考えて行こうというものである。

トランプ大統領は就任即に公約通りTPPの離脱を宣言した。このTPPにしたって1%アメリカユダヤ金融にとってはどれだけ美味しい仕組か分らない。日本にとっては百害あって一利なしの悪魔のようなものでしかない。TPPに加盟すれば日本の国家としての主権は完全に奪われてしまうことになるのをトランプは当然理解している。今日の就任演説の中でも其のことには触れていた。

選挙期間中からトランプはTPPには反対していたし、自分が大統領になったらアメリカは離脱するとはっきり掲げていたにも関らず安部総理はTPPを何が何でも推し進め2016年TPP予算は1兆2000億円もの予算を組み、既に5000億円もの金が使われてしまっている。この責任は当然安部総理が取れるとでも言うのだろうか。

トランプ大統領が誕生したことで世界の動きが今年は完全に変わり始める。今までのように1%のユダ金だけが甘い汁を堂々と吸えるアメリカではなくなるだろうし、日本もアメリカ植民地からの独立が始まるかもしれない。それにはまずTPP完全撤退を宣言することだ。

トランプは安部シンゾウの人間性などとっくに見抜いている。安倍が危険で無能な男であることは百も承知のはずだ。日本もこれからアメリカと対等にやって行くには1日も早い政権交代を果たし、安部シンゾウが進めようとしている危ない国作りの悪夢を完全に葬ってしまわなければいけない。そのためにもトランプ新大統領には大いに期待している。