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PMEG 学習の続きである。今回は Vortfarado(単語構成) から。
・単語の3つの主要構成要素
1.品詞語尾 o, a, e, i, as, is, os, us, u
2.小辞 それ自体で独立の単語
3.語根 最も多い。意味を持つが、品詞語尾を伴う必要がある。
・語根の持つ本来の意味
(使われていれば)名詞形にしたときの意味に一致する。複数の意味を持つ語根もあり、その場合は名詞形も複数の意味を持つ。
・語根の持つ意味の重要性
2つの動詞 kombi(髪をとく)と brosi(ブラシをかける)は似た意味を持つが、これらを名詞にすると、kombo(髪をとくこと)broso(ブラシ)と全く異なる意味になる。
これは、語根 komb は行動の意味を持ち、blos は道具を表しているからである。komb から道具を作るには、komb-il-o を、blos から行動の名詞を作るには、bros-ad-o を作る。
以上のように、語根の本来の意味を知ることは、様々な合成語を作る場合に非常に重要である。
上例のような、動詞では似ていても語根の意味が違う組み合わせは他にもいくつかある。
bati - marteli, servi - sklavi, kudri - tajlori, viziti - gasti などなど。
形容詞形では似ていても語根の意味が異なる組み合わせの例:
nobla - nobela, lerta - majstra, kuragxa - heroa, proksima - najbara などなど。
・「語根の持つ本来の意味」を「語根の品詞性」で説明することも出来る。
この場合、broso、kombi が基本の語である。ふつう、辞書にはこの基本語の形で現れる。しかし、多くの辞書編者が本来の意味に十分な注意を払っていない。
エスエス辞書 NPIV にも一貫していない例がある。
demonstaci-o, demonst-i この2つの単語はどちらも行動の意味を持つが、一方は名詞、もう一方は動詞としている。
konkurenc-o, konkur-i も同様。
・単語の要素はひとつの意味だけを持つわけではない。辞書を引けばすぐに分かることである。他の言語に比べると少ないが同音異義語もある。
akt(演劇の幕・文書)、artikol(冠詞・記事)、kub(立方体・キューバ)、metr(長さの単位・詩のリズム)
今回はここまで。 demonstraci-o や konkurenc-o はエス日辞典もPIVと同じ扱いをしている。 demonstraci の場合は、実際には 動詞形で使われることが少ないから名詞形で表してあるのではないかと思う。konkurenc についてはよく分からない。
写真は「明治天皇行在所」の天皇の間からお付きの人の部屋を望む。
a:短音(後ろにsかtが来ている場合)だと現在形を意味する文字になり長音(後ろにsもtも来ていない場合)だと形容詞を意味する文字になり強音(後ろにntかtが来ている場合)だと継続を意味する文字になる。
e:副詞を意味する文字。
i:短音だと過去を意味する文字になり長音だと不定形を意味する文字になり強音だと完了を意味する文字になる。
j:複数を意味する文字。
l:定冠詞を意味する文字。
n:短音だと能動態を意味する文字になり長音だと対格を意味する文字になる。
o:短音だと未来形を意味する文字になり長音だと名詞を意味する文字になり強音だと将然を意味する文字になる。
u:短音だと仮定形を意味する文字になり長音だと命令を意味する文字になる。
名詞の語末は…まるっ!(某アニメの台詞のパクリ)ということがあります。
エスペラントの表記に使用されるアルファベートの個々の文字の意味について考えていきましょう。
a:形容詞(長音の時),現在形(短音の時),継続相(強音の時),性質(iとゼロにはさまれた時),時間(iとmにはさまれた場合),理由(iとlにはさまれた場合)
上に^をのっけたc:全体
e:副詞(長音の時),所有(短音の時),場所(iとゼロにはさまれた時),様子(iとlにはさまれた時)
i:不定形(長音の時),過去形(短音の時),完了相(強音の場合),相関詞(去声の時)
j:複数形
k:疑問詞または関係詞
l:定冠詞(後音の場合)
n:対格(長音の場合),能動態(短音の場合)
o:名詞(長音の場合),未来形(短音の場合),将然相(強音の場合),全体(iとゼロにはさまれた時),数量(iとmにはさまれた時)
t:特定(後音の場合),分詞(完全音の場合)
u:命令形(長音の場合),仮定形(短音の場合),指示または個別(iとゼロにはさまれた場合)
長音とは後ろにsかtが来ない場合の音のことであり、短音とは後ろにsかtが来る場合の音のことであり、強音とは後ろにntかtが来る場合の音のことであり、去声とは後ろにaかeかoかuが来る場合の音のことであり、後音とは語頭に来る場合の音のことであり、完全音とは語中に来る場合の音のことであります。エスペラントにおけるtの調音の仕方はわかりますか。
名詞は語幹-品詞-数-格という構成であります。
名詞の語末は、まるっ!(某アニメにおける台詞)ということがあります。
aは動詞では現在形を表す語尾の一部でありoは動詞では未来形を表す語尾の一部であります。
※このコメントは時間帯がGMT+09の場所の時刻が記録されているコメントですがこのこのコメントが投稿されたときの時間帯がGMT+09の場所の時刻は2012年でした。
aは現在形の動詞の語尾の一部であることがありiは過去形の動詞の語尾の一部であることがありoは未来形の動詞の語尾の一部であることがあります。
※このコメントは時間帯がGMT+09の場所の時刻が記録されているコメントですがこのコメントが投稿されたときの時間帯がGMT+09の場所の世紀は21世紀でした。
本当のエスペラント力をきたえましょう!
()内のパーツは前にパーツBが来ないことを意味します。
・パーツA
-a -aj -ajn (-as) -an
-e
(-i) (-is)
-o -oj -ojn (-os) -on
(-u) (-us)
・パーツB
-at- -ant-
-it- -int-
-ot- -ont-
※このコメントは時間帯がGMT+09の場所の時刻が記録されているコメントですがこのコメントが投稿されたときの時間帯がGMT+09の場所の世紀は21世紀でした。
-a -as -at- -ant- -an -ajn -aj
-o -os -ot- -ont- -on -ojn -oj
完了と過去。継続と現在。将然と未来。
以下のうちのいずれかか以下の両方を満たしているものが動詞である。
・語尾にiかuが含まれている。
・語尾にsが含まれている。
※このコメントはGMT+09の場所の時刻が記録されているコメントですがこのコメントが載せられたときのGMT+09の場所の時刻は21世紀でした。
・弱音節(最後の音節)
含単母音開音節:ta te to
含二重母音開音節(複数主格):taj toj
含単母音閉音節(単数対格):tan ton
含二重母音閉音節(複数対格):tajn tojn
・強音節(最後の音節の前の音節)
開音節(受動態):a i o
閉音節(能動態):an in on
相関詞は、キーヤム(kiam)、キーヨ(kio)などがある。必ずiが見られる。キー-(ki-),イー-(i-),ネニー-(neni),-ヨ-(-o-),-ヤ-(-a-),-(-),-ム(-m)なとがある。
※このコメントは時間帯がGMT+09の場所の時刻が記録されているコメントですがこのコメントが投稿されたときのGMT+09の場所の時刻は21世紀でした。
・弱音節(最後の音節)
含単母音開音節:a,e,o
含二重母音開音節:aj,oj
含単母音閉音節:an,on
含二重母音閉音節:ajn,ojn
・強音節(最後の音節の前の音節)
開音節:a,i,o
閉音節:an,in,on
相関詞は、キーヤム(kiam)やキーヨ(kio)などがあります。必ずiが見れます。キー-(ki-)とネニー-(neni-)と-ヤ-(-a-)と-ム(-m)と-(-)などがあります。
※このコメントは時間帯がGMT+09の場所の時刻が記録されているコメントですがこのコメントが投稿されたときの時間帯がGMT+09の場所の時刻は21世紀でした。