流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

物流博物館

2013-07-07 | 博物館・資料館等
港区高輪に所在する「物流博物館」へ行ってきました。
当館は、江戸時代から昭和までの物流の歩みを紹介しています。


1階展示室では、物流の歴史を紹介しています。


○江戸時代の物流
全国的な輸送網が形成された時代の実態を紹介


○明治時代以降の物流
現在の輸送の基礎が築かれた時代の実態を紹介


明治8年頃、新橋停車場の荷物積卸場(縮尺1/30)


明治末期から大正初期のトラック(模型)
内国通運株式会社(現在:日本通運(株)の前身)が購入したトラック


○大正~昭和戦前期の紹介


「木炭ガス発生装置」
戦時中から戦後、石油燃料が不足した時代において、木炭や薪からガスを作って
走る車両やアセチレンガスを用いた車両が“代燃車”として存在していました。


「ガス清浄機」と「送風機」
木炭ガスにはゴミや不純物が含まれているので、洗浄器で濾過します。
送風機は、木炭を燃焼させるための風を送る装置です。


国鉄ワキ1形貨車(模型)
昭和12年、宅扱専用貨車として宅扱急行列車が新設


昭和30年代前半、秋葉原駅貨物ホームと混雑する構内の写真


昭和の町並みや三輪自動車を再現した模型


昔懐かしい情景を再現(縮尺1/150)


昭和戦後における日本通運のトラックを再現(縮尺1/64)


「ダイハツ・ミゼット」(昭和32年販売)(縮尺1/43)


「ダイハツ・CM型」(昭和37年販売)(縮尺1/43)


「マツダ・T2000」(昭和37年販売)(縮尺1/43)


地下1階展示室では、現代の物流を紹介しています。


大型ジオラマが陸・海・空の物流ターミナルを紹介






「コンテナ列車」(縮尺1/80)
JR貨物EH200形電気機関車がJR貨物104形式貨車を輸送しています。


「JR貨物19D形コンテナ」(縮尺1/25)
“5トンコンテナ”とも呼ばれるJR貨物の主力コンテナです。


「40フィート海上コンテナ」(縮尺1/25)
NYK(日本郵船)の私有コンテナのようです。


「20フィート海上コンテナ」(縮尺1/25)
リーファーコンテナと呼ばれる温度調節式のコンテナです。


「自動車専用船」(縮尺1/300)
自動車を運ぶために建造された専用船です。

他に“えらべる映像ルーム”では、物流の歴史や仕組みを詳しく見れます。
戦後の米軍統治の汐留駅やノースウェスト機の水上機などの貴重な映像を
見ることができたのはすごく感動しました。

見学を通して、暮らしと産業に欠かせない物流の仕組みを再認識できました。
ありがとうございました。(^_^¥

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