えしぇ蔵日記

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錦秋の都 その2

2017年11月18日 | Weblog

2日目の朝は雨だった。まずは近くのパン屋で買物。その後、ホテルのとなりの伊右衛門カフェで朝ご飯。玉子かけご飯のセットの大盛りにして、今日のためのエネルギーを充填。

今日の最初の目的地は、ちょっと遠方にある「源光庵」。借りていた自転車を返して、地下鉄で出発。更にバスに乗り換えて到着。



「源光庵」の紅葉はまさにピークだった。小雨に濡れて鮮やかだった。 有名な丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」も見れた。



本堂の血天井を見上げた時はあまりの迫力にしばしそこから動けなかった。天井板に残るシミは大量に流れた人の血だ。戦国時代に伏見城にて孤軍奮闘し、最後は自刃した鳥居元忠ら武将たちの血だ。はっきりと足跡も残ったいた。この光景には本当に心を打たれた。



次にお隣の「光悦寺」をちょっとだけ覘いた。ここは紅葉のトンネルが素晴らしかった。



再びバスの乗って「平安神宮」の近くへ移動し、大人気のうどん屋「おかきた」でお昼を食べた。
雨はすっかり上がっていた。 いつもすごい行列ができると聞いてたがその通り。かなり待たされたが、その甲斐ある美味しさだった。
ちなみに隣のうどん屋の「山元麺蔵」も大人気でこちらの行列もすごい。隣あった2軒のうどん屋の両方に行列ができる様子はちょっと珍しい光景だ。

午後はまたバスに乗って、「永観堂」へ。ここは今回の旅の一番の思い出になった。全山の紅葉は見事に色づき、息をのむほどの美しさだった。これだけでも京都に来た甲斐があるという感じだった。赤や黄色といっても木によって様々なグラデーションや葉の形があって、飽きさせなかった。 以前来た時は違う季節だったので、秋のこの素晴らしさは初体験だった。
また秋に京都に来ることがあれば是非再訪したい。











次はお隣の「南禅寺」へ。「永観堂」もそうだがここも多くの観光客で賑わっていた。紅葉も見れたが、なにせ「永観堂」の感動が圧倒的だったのでもはや感性が動く余地はなかった。





その後は焼き芋を食べながら「哲学の道」をブラブラと歩いた。そして「よーじやカフェ」でお茶休憩。





せっかくここまで来たからということで、久しぶりに「法然院」にも寄った。あの静寂をまた味わうことができた。



陽も落ちたところでバスと地下鉄を乗り継いでホテルの近くまで戻った。
ブラブラと歩いていると、NHKの玄関にある大きなモニターで大相撲をやっていて、設けられたベンチに座って見ている人たちがいたのでワシらも結びの一番だけ見た。

その後はNHKと同じ並びにある本屋に寄ってなぜか本など買ってからホテルに戻ってしばらく休憩した。

一息ついた後は再び地下鉄に乗って夕食へ。
まずは「イカリヤ523」で軽く前菜をつまみながらワインを飲み、次に「京都ネーゼ」に移動してパスタとドルチェを食べた。ワシらの旅行で初の夕食ハシゴ!しかもどちらも美味しくて大満足だった。

ホテルに戻ってまた大浴場でさっぱりしてから就寝。まる一日遊びきった。

「永観堂」

錦秋の 都やここに 永観堂

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