えしぇ蔵日記

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飯盛山

2017年07月16日 | Weblog

この暑さなのに山登り。ちょっと危険かなと思ったけど、低い山だし木が多いので大丈夫かなと。
今回の山は「飯盛山」。有名なので何度も登ろうとは思いつつ、あまりに低いのでいつも見送ってた。でも今日のような猛暑の日に登るならこれぐらい低い方がいいかなということでチャレンジ決定。

登山口の飯盛神社まで家から30分。始めて飯盛神社に行ったが、結構たくさんの参拝客がいた。赤ちゃんの餅踏みをしていた。聞こえてくる雅楽がいい感じだった。



中宮までは舗装された道を登った。この中宮の立派さには驚いた。まだ新しいようで夏の強い日差しで鳥居はピカピカに光っていた。



登り約50分の手軽な山……と思いきや、距離は短くとも傾斜が非常にきつく息が上がった。ただ樹林は背が高くその中を通ってくる風は心地よくて思ったほど暑さには悩まされなかった。
休憩しながらゆっくり登ると頂上は気温が26度くらいで風も心地よく、下界にいるより全然快適だった。見晴らしも抜群。実に爽快な気分だった。



持って来た「サイラー」のパンと姫手製のサンドイッチで昼食を済ませ、登りとは別のルートで下山した。

中腹ぐらいまで下りた時、姫が「あ、神社の雅楽がここまで聞こえるねぇ」と言うので耳を澄ますと、かすかに何か音楽が聞こえた。だがワシにはそれはちょっとメロディアスに過ぎるのではないかと思えたので、 「あれ、雅楽かいな?」と言うと姫も自信なさそうな様子をした。その音楽が徐々にはっきり聞こえてきたところで下の方を見ると、一人のおじさんが腰にラジオをぶら下げて登ってくるのが見えた。音楽はそのラジオから流れる演歌だった。
ワシも姫も音楽の正体がわかったが、おじさんが通り過ぎて離れて行くまで笑うのをこらえるのが大変だった。しばらくしてから姫は爆笑していた。その後も思い出す度に笑っていた。
姫には演歌が雅楽に聞こえるらしい。雅な耳だ。



汗だくの身体を「富士の湯」でさっぱりさせてから帰宅した。夜は冷たいビールがことのほかうまかった。

追記:
飯盛神社の大きな看板に「(縁)むすびの神」と書いてあるのを見て、姫は「おむすびの神」だと思ったらしく、「変な神様やね」とつぶやいていた。神様もあきれて苦笑いというところだろう。

「おむすび」

飯盛と おむすびかけて ひとり合点

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