エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

白鳥

2017年01月31日 | ポエム
埼玉県は川越市の先、川島町を流れる越辺川(おっぺがわ)の白鳥である。
東北地方の余りの寒さに、多くのコハクチョウがここまで南下してきている。

過日、出かけたのだけれど概ね百数十羽が翅を休めている。
その様は壮観であった。

この数は、ぼくがこの場所に出かけて以来最大の数である。



『何か・・・?」
そう云いたいのだろうか、おとぼけ風の顔つきである。
しかし、可愛いのだ。



ぼくが出かけたのは、午後の2時以降。
どこかで食事を済ませて、戻ってきたところであった。
向こう側の白鳥は、殆ど寝ている風であった。







「眩しき日遊べよあそべコハクチョウ」







コハクチョウ。
その白さは、眩しく暖かい。
厳寒のシベリアからの飛来、である。



少しばかり斜に構えていても、良いではないか。
それもまた、許容できるし受け入れたい。
自然のままにここで越冬して、暖かくなったら「北帰行」を成せば良い。



遊べよ遊べ!
飽食するな!

力を蓄えよ!
しかして、また飛来せよ!



     荒 野人


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。