エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

今日はナスカの地上絵

2010年04月10日 | 旅行
今日はペルーの世界遺産の一つ「ナスカの地上絵」を紹介しよう。



位置はこの場所である。
リマから高速バスで約6時間程度であろうか・・・。
途中、幾つかの街で停まり、客の乗り降りがある。



ナスカの街である。
砂漠の中に存在するのだ。



地上絵の大地である。
ナスカの人たちは「ナスカ・ライン」と言う。

直線こそがナスカである。

この地上絵の線はこうなっているのである。



全ての線と地上絵は、この線で描かれている。
ただ石を退(ど)かしただけなのである。

ここは灼熱の大地である。

近年のエルニーニョ現象の影響で、これまでほとんど雨の降らなかったナスカ平原とその周辺に時折雨が降るようになり、それによって地上絵の侵食が進んでいる。
特に周辺の山岳地帯に集中的に降った雨が無数の小川となってナスカ平原に流れ込み、地表を削り取ってしまう現象が深刻なのである。



ガチャピンである。
普通「宇宙飛行士」と言われている。



滑走路のように見える線がある。
そこに途上絵が描かれている。
不思議な絵である。



これはサルである。

もっと写真があるので順次紹介していきたいと思っている。
ぼくはナスカが好きである。

不思議を不思議として迎い入れられるのである。
素直に自然と向き合える場所でもある。
これは、マチュピチュと同じである。

そう、パワースポットでありヒーリングスペースである。

この地上絵も近年破壊が進んでいる。

その最たるものがエルニーニョによる降水であり、観光客の無秩序な振る舞いである。
とまれ、人が破壊しているのである。

エルニーニョは温暖化の産物であるのだ。



いまなら、このようなラインも見学できるのである。
少しだけ登る小山の上からではあるけれど、地平線まで続くナスカ・ラインは感動すら覚えるのである。

いつまでも人類の遺産として残したいものである。





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                     荒野人


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