エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

凍空

2016年12月02日 | ポエム
凍空が広がっているのだけれど、暖かい。
日向にいると、小春日和である。

空を見上げつつ、赤塚植物園にまで歩いた。
歩いたと云っても、片道4,200歩。
園内を歩き回って、帰宅したときの歩数は9,830歩であった、

そんな距離である。



明日も暖かい、らしい。
小春日和が続くのは嬉しい。



豆柿、である。
もう少し黒くならなければ、甘さは出て来ない。

俳句結社の俳誌が届いた。
結社の俳句は、初心に戻らなければ理解できない。
頭が硬くなってしまった野人には、かなりの程度「至難」である。



今日の空は、歳時記としては「凍空」であろう。







「雲一朶凍空にありやはらかし」







ブナの葉が、空を覆う。
登攀の初めに出会う空、である。



この日、冬の夕焼けが空を覆った。
メリハリの利いた雲であった。



     荒 野人


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。