エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

銀杏落葉

2017年11月09日 | ポエム
銀杏落葉を愛する。
この黄金色を愛する。

ただ、米国大統領との宴席に列したタレント「ピコ太郎」は嫌いである。
PPAPは、溜まらなく好きである。
ピコ太郎も、出席要請を断っていたら「拍手喝采」だっただろうと思う。
勿体ない事をしましたね!



そんな事はどうだって良い。
このところ・・・総選挙が終わって以降だけれど。
新聞を開いたり、或いは街中を歩く事が辛い。

選挙中に声高に叫んだ政権与党の政策が、次々に破棄されている。
教育費の無償化だったる、税制に関する幾つかである。

与党の一つは、政策ポスターにでかでかと「教育の無償化」と書いてある。
嘘つきだね!



かつて「下駄の雪」と批判された政党があった。
政権党と離れられないジレンマが、そう世論に云わしめたのであった。

今、政権与党の一画を占める宗教的政党が「下駄の雪」かもしれない。
野党時代の、あの矜持は何処へ行ったんでしょうかね!

今の政権党は、トランプにべったり。
結局は、弱いものいじめの構図の中に在るのですかね。







「罪深き銀杏黄葉の散り残る」







枝を離れられず、しがみつくのはお止めなさい!
と云いたくなるのは、ぼく一人ですかね。



       荒 野人