今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

手軽に和菓子を。

2015年06月21日 | スイーツ
ここ数年、町を歩いていて和菓子屋さんを見付けると、勇気を出して入ってみる。
和菓子って、小さい頃、茶道教室に居させてもらったぐらいしか食べる機会が無かったが、
古い町でふと小さな和菓子屋さんに入ってみて、1個2個買って怒られないかな~と思いながら、
(普通、デパートやTVドラマとかで箱入りの和菓子しか見た事がなくて、1個~2個って反則なのかな?と)、
おそるおそる買って、公園で食べてみた。

「美味しい!!」、和菓子って美味しいんだ?
そこら辺の混ぜ物がある和菓子とは違う、本物の味がした。
そして江戸(時代?)の情緒と。

その日から、自分の中で町を歩く時の楽しみの選択肢が拡がった。


街中を歩く時、勇気を出して2個とか買って、プラプラ歩く。


最近、和菓子屋さんもお菓子屋さんとして洋菓子っぽいモノも扱うんだよね。


「ねりきり」というモノも知った。

・白餡等に求肥(ぎゅうひ)を混ぜて練りあげた茶道の主菓子。

(↓食べかけじゃないからね、手で千切ったんだからね。)

かなり好物になった。

↓このミニ鯛焼きが、私を和菓子に目覚ませてくれた。

沢山、食べる訳じゃないけれど、上品で、でも手に持ってプラプラ公園の中を歩きながら食べられて、なんか、楽しくなった。

これでいいんだよね?、茶道の人だけが食べるものじゃないよね?
お菓子屋さんだから、きっと、1個とか、2個とか買ってってもいいんだ。
(敷居が高過ぎて、需要の裾野自体が窄まって、和菓子文化自体が洋菓子に押されていった気がしていて。)

高くて買わなくて、時代と共に廃れてしまうよりも、「これは!!」というモノを見付けて、
人に紹介したりすると、次の時代に引き継いでいけるもの。
自分の選択支も増えるし。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 出汁でたこやき | トップ | 好きなお菓子 »
最新の画像もっと見る

スイーツ」カテゴリの最新記事