久しぶりに更新します。
今年に入ってバタバタした日が続いていました。
ここ2年、準優勝に終わっていた南部大会も、今年は予選リーグで敗退しました。
昨日はU15リーグが開幕しました。
少し前に、ある指導者の書いた本にこんな事が書いてありました。
「本能でサッカーを覚えた者がとんでもない選手になる」
相手との駆け引きや、こんな風に動けばチャンスがくる、というのを感覚で覚える、それが本能でサッカーを覚えるということでしょう。
つまりは、サッカーというスポーツを手取り、足取り教えるんではなくて、自分で考え(本能に近いもの)てプレーするという事です。 持っている闘争心もそう。
南部大会の大淀戦なんかは、相手の体格と「ちょっとした元気良さ」に完全に腰が引けていました。
「本能でプレー」勿論それがすべてとは思いませんが、大事な要素である事は間違いありません。
あとはコミュニケーション能力。
今時の子どもはそういう傾向かもしれませんが、とにかくウチも真面目で大人しい。
自己主張が少ないが、言われた事はきっちりできる。しかし、言いかえれば、自分の意志がなく、言われたことしかできない。それはサッカーは勿論のこと、この先の大きな課題かもしれません。
先日、2年生が行った職場体験で、受け入れ先から後日のアンケートにこんな事が書かれていました。
「真面目で与えられた仕事は黙々とできる。ただ、基本的に指示待ちのスタンスで、どうしたらいいですか?というような積極性、コミュニケーション能力が足りない」と書かれていました。
本日、参加した指導者講習会でも、日本人は圧倒的にコミュニケーション能力が足りない、と言っていました。
「そんなこと、中学生年代で求めなくても」と思う人がいるかもしれません。しかし、部活で学んだ事をこの先に生かすことも部活動をやっている大きな意味だと思います。