遠藤雷太のうろうろブログ

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明和電機「ナンセンスマシーン展」(札幌国際芸術祭2024/SIAF2024)

2024-03-03 23:52:52 | 今月のソロ活

2024/3/3

・明和電機は20年くらい前にCDを買って社歌も歌えるが、最近の活動はよくわからない程度の知識。

・お兄さんが定年退職していたのも知らなかった。

・筑波大学の学生時代、魚器、EDELWEISS、VOICE MECHANICS、TSUKUBAの各シリーズ。

・特に学生自体の創作物が楽しい。

・「新しいびっくり箱を作りなさい」という発想を引き出す課題のほうも面白い。

・創作ノートの展示を見ると、学生時代から魚器にかけて、世界と自分の間には何かあるのかなど、実に若者らしい問いを持って、創作していたことがわかる。

・結果、魚と電気屋に行きつく飛躍。天才。

・明和電機を知って10年以上のブランクがあったのに、当時と同じようにその造形にわくわくできた。強い。

・魚を殺すことが前提のアートもあって、今の感じからは想像しにくい過激めの表現もある。

・展示会の開場時間を勘違いしていて、ミニライブ開始時間の10時30分に到着するように時間調整してしまった。

・同じ勘違いしていたらしい見ず知らずの女子二人と会場間を走り回るが、すでにライブスペースには立錐の余地のない人だかりができていて、どうにもならなかった。

・次は15時30分なので、2時間くらいかけて展示物を二周してもまだまだ時間がある。

・一通り展示物を見て、オタマトーンを買いに行く。最近の物価高で3,000円台は安い。土佐社長からサインももらって握手と記念写真。うれしい。

・待ちに待って、商品説明会&ミニライブ。決して広くはないスペースに200人。床に直座り+立ち見。自分は直座り組。周囲にはご年配の方も多くてちょっと辛そう。

・それでも、説明会とライブはとても楽しく、明らかに自分より一回りは上であろうおじいちゃんが、社長の話術でケラケラ笑っているのが印象的だった。

・ライブには、素性のわからないお客さんがステージにあげられ、一緒に歌ったり踊ったりしていた。

・アンドロメダからやってきたバスコダガマ子さんと仰っていたので宇宙人なんだと思う。肌も青かったし。

・無表情な工員さんたちのミニマムなダンスがいつまでも見ていられた。

・素直に「ああ楽しかった」と思える、珍しい展覧会だった。

※学生時代の作品

※弓魚3号カブラヤ。

※コスプレ用の作業着もあった。見るからにサイズ合わなさそうだったけど、着たかった。


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