映画『ミッドナイト・イン・パリ』予告編
2016/10/21
パリに婚前旅行中の主人公が、1920年代のパリに迷い込んでしまい、ピカソやヘミングウェイなどの伝説の芸術家たちと交流する話。
よくある話と言えばよくある話。
現代と1920年代の行き来がわりと簡単なので、主人公が元の世界に戻るために悪戦苦闘したりしないし、カルチャーギャップに苦しむような描写もない。
主人公のパリへの愛もスカされず、当時のパリはしっかり彼を受け入れる。
当然あるべき定番描写をすっ飛ばして、1920年代のパリの再現に労力を注ぎ込んでいる。
どのシーンも絵として美しい。
ヘミングウェイがやたらかっこいい。
ロートレックが非常にそれっぽい(ちょっとネタバレ)。
主人公が恵まれすぎているように見えるけど、因果応報のようないかにも物語っぽい装置を使わず「人生こんなもの」感覚が、とてもウディ・アレンっぽい。
ミッドナイト・イン・パリ(字幕版) | |
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