遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

ウディ・アレン監督『ミッドナイト・イン・パリ』(2011年)

2016-10-21 23:10:52 | NETFLIX/Amazon/UNEXT/Apple TVで観た

映画『ミッドナイト・イン・パリ』予告編

2016/10/21

パリに婚前旅行中の主人公が、1920年代のパリに迷い込んでしまい、ピカソやヘミングウェイなどの伝説の芸術家たちと交流する話。

よくある話と言えばよくある話。

現代と1920年代の行き来がわりと簡単なので、主人公が元の世界に戻るために悪戦苦闘したりしないし、カルチャーギャップに苦しむような描写もない。

主人公のパリへの愛もスカされず、当時のパリはしっかり彼を受け入れる。

当然あるべき定番描写をすっ飛ばして、1920年代のパリの再現に労力を注ぎ込んでいる。

どのシーンも絵として美しい。

ヘミングウェイがやたらかっこいい。

ロートレックが非常にそれっぽい(ちょっとネタバレ)。

主人公が恵まれすぎているように見えるけど、因果応報のようないかにも物語っぽい装置を使わず「人生こんなもの」感覚が、とてもウディ・アレンっぽい。

ミッドナイト・イン・パリ(字幕版)
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コメント
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