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英語脳をつくる!~日本人はいかに効率良く英語を学べるか~

英語学習に関する事いろいろです。日本人がいかにすれば実用英語を身に付けられるか、その最短距離を考察!

英語コラム(02)

2006年01月26日 | コラム
いきなりですが、英語のことわざです。‘Practice makes perfect.’「習うより慣れよ。」、というコトバが、英語学習では頻繁に耳にする効果的な学習法のひとつとされています。しかし、ただ、「慣れる」、と言っても、一応基本的な英語習得の「手順」というのはあるもので、ただ闇雲に、暗唱例文の丸暗記をしてみたり、アメリカやイギリスの映画を字幕なしで何度も観たりでは、ちょっと無謀な学習なんじゃないか、と思ってしまいます。

でも、あまりにも、この‘Practice makes perfect.’の精神を説く方たちに、どこに行っても出会うものだから、ちょっと、ホンマかいな。んなら、いっちょ、やってみよっかな~、なんて、魔がさしたわけですね。んで、この無謀とも思えるやり方を、自分自身を人柱に使って実験してみたことがあります。でも、英語は既に長年やっている外国語だから実験素材にならないんで、そこで、全く新しい外国語として、「韓国語」を選んでみたわけです。

まず、「100円ショップ・ダイソー」で、韓国語の例文集とそれに対応しているCDを計210円 (税込み) にて購入。これで準備完了。(って、究極の、どケチ精神。) んで、 その教材の中身は、ただ何の説明もない、対応する日本語訳が付いてるだけのもので、あとはCDの音声があるだけです。んで、ただ、家にいるときは、繰り返し繰り返し「読むだけ&聞くだけ」。クルマの運転してるときは、ちょっと危ないんで、「読むだけ」を抜きにして、繰り返し繰り返し「聞くだけ」。

これで、ほぼ1ヶ月の間、韓国語の学習を続けてみたんですが、予想通りというか何と言うか、効果は全くと言ってよいほどありませんでした。もう、何を言ってるんだか、さっぱりわからず、とにかくストレスの連続なんですね。当たり前だってば。(2ヶ月なら、わからんぞ、なんてツッコミは、なしにして下さい。)

そこで、ちょっと妥協しまして、単語だけは別に調べて覚えておいてから、それ以外は同じやり方で、またしばらく続けたんですね。でも、やっぱりダメでしたね。ちょっとした短い文ですら、アタマに入ってこないんです。で、次にとった方法は、例文の中で、該当する文法項目を、韓国語学習に関するインターネットの優良HPで調べてから、再度トライする。ん?おお、意外と簡単にわかるぞ。なかなか例文がアタマに入りやすい。

やはり、文法のレベルまで、前もって学習しておかないと、ただ慣れるだけの学習は何倍もツラいことが実体験でわかりました。

この世の中、英語が好きなヒトでさえ、文法だけはキライだ、というケースが圧倒的に多いんですが、しかし、文法嫌いの英語好きは、やはり、学習効率が悪く、すぐに実力が停滞してしまうように感じます。何が何でも「チカラ技」 (ただ、「慣れる」やり方) だけで勝負するというのは、絶対に無理があると思います。

「技術」 (この場合、「文法」) も、同時に身に付けなければ、効率の良いストレスの少ない学習は不可能でしょうね。「文法アレルギー」は、何としてでも早期治療が重要です。

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