英語脳をつくる!~日本人はいかに効率良く英語を学べるか~

英語学習に関する事いろいろです。日本人がいかにすれば実用英語を身に付けられるか、その最短距離を考察!

英語コラム(01)

2006年01月26日 | コラム
英語の勉強に苦しんでいる方々は、世の中、ワンサカいると思います。日本語と英語は、相性がかなり悪いコトバだから、日本語話者が、英語特有の言い回しや発音に付いていくのは困難を極めます。

英語学習困難のよくある原因の中で、とりわけ語順は筆頭に上がりやすいですね。英語の場合は、‘I love you.’を文法の基本文型で言うと、‘I (S)+love (V)+you (O)’ となり、‘S+V+O’、の語順になります。しかし、一方、日本語は、「私は、あなたを愛しています。」を基本文型で言うなら、「私は (S)+あなたを (O)+愛しています (V)」、だから、‘S+O+V’の語順が基本ということになります。

こういった語順の問題は、英語学習者の間ではよく話題になるようですが、しかし、自分の見解では、この語順の学習過程でさほど苦労している人を見たことがありません。ちゃんと‘S+V+O’の語順を守って、英語をしゃべっている人の方が圧倒的に多いんですね。

ちょっと考えてみても欲しいんですが、どうしても、 ‘I you love.’、つまり、‘I (S)+you (O)+love (V)’、となってしまい、これがなかなか直らない人なんて本当にいるんでしょうか。おそらく、語順に苦労させられるというのは、もっと高度な次元の問題だと思うんですが、それにしても、英語と日本語は、どちらも、主語が文の先頭にくるとか、形容詞が名詞にかかる場合のみ同じ語順になる、などの例外を知って、あとは日本語とは、大まかにほぼ逆の語順だと覚えておけば、さほど苦労はしないと思うんですが。

一般的に、ヒトはある事柄に対して、統一的な規則性なり法則性を見抜いたならば、それをマスターするのは、結構得意で、さして難しいこととは思わない生き物なのだから、練習によって慣れてしまえば、何てことはないと思います。

むしろ規則性の見えてこない要素に難しさがあるのであって、記憶しなければならない単語の数が膨大だとか、文化の違いとしか言えないような、日本人にとっては馴染みの薄い表現法などが本当の原因なんだと思われます。

英語学習法は色んな紹介例があるけど、やはり外国語は五感をフルに使って、継続的に学習するのが最も効果的だと思います。要するに、可能な限り、目や耳や口を同時に使って、「運動」をするような感じで慣らしていく、というもの。継続的にできるかどうかは、まあ、本人の根性の問題だとして、五感を使っての学習の方は、まず、環境が大切ですよね。

やはり、英語圏に住み着くのがベストですけど、これは万人向けではないから、やはり、英会話学校に通うなどして、ネイティヴと接触することによって、定期的に五感を刺激するしか方法はないようです。解説本などによる、文字からだけで記憶するやり方だと、なかなか身に付いていかないから、ある程度の基礎学力 (高校で習う内容程度の学力) がついた時点で、このやり方にシフトしていかないと、「読み」だけしかできないネイティヴ恐怖症の持病を抱えたままの英語人生を送るハメになってしまいます。

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