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英語脳をつくる!~日本人はいかに効率良く英語を学べるか~

英語学習に関する事いろいろです。日本人がいかにすれば実用英語を身に付けられるか、その最短距離を考察!

英語コラム(08)

2006年01月26日 | コラム
やはり、電子辞書は便利だと思います。あれほど、軽量コンパクトなボディに、何冊もの辞書と同等の情報が入っているし、パッと知りたい単語が出てくるし、費用対効果の面を考えれば、グッと割安なのだから、皆がワッと跳びつくのも無理のない話だと思います。

知り合いの学校の先生で、電子辞書を生徒が使うことを禁止してるらしいけど、何でだろう?と思いました。若いときに電卓を使って計算していると、算数の力が身に付かないから、という理由と同じ次元なんでしょうか。苦労して本の辞書で単語を引くと、やはり、よく身に付くんでしょうかね。

確かに、そんな気もしないでもないんですが、今ひとつ根拠は不明なんですね。電池切れで使えなくなるなんてことは、予備の電池を携帯すれば簡単に対処できるし。そんな疑問をもって尋ねてみたところ、やる気のない生徒が全く予習してなくても、授業中に当てられたら、その場で単語を瞬時に調べてしまうからだ、と言うことだそうです。

なるほど、わかるような気もするんですが、でも、積極的に英語を学びたいヒトは、知らない単語をどんどん調べたいだろうから、逆にかわいそうな気もするんですよ。家で使用することで我慢しろ、ということなんでしょうか。

単なる私見になりますが、英語にあまり興味のないヒトにも勉強させようと考えているなら、電子辞書の使用は禁止するべきではないと思います。そもそも単語なんてタダでさえ憶えるだけでも苦労するのに、これが調べるプロセスでまで労苦を伴うと、もうそれだけでイヤになってしまいます。瞬時に単語を調べられて困るというなら、授業毎に単語テストでもすればよいだけのことだと思うんですけどね。

つまり、合理的に対処する方法があると思われるときに、あえて、それを差し置いて他の方法を選ぶからには、それ相応の理由ってものが必要になることくらい、すぐにわかると思うんですよ。あまり説得力に欠ける理由で、禁止事項を増やすと、生徒の心理面で不要な敵対心を植え付けることになるから、よく考えてから決めた方がよいと思いますが。

しかし、電子辞書の最大の欠点は、いつかは必ず壊れてしまうということです。だから、財産にはならないし、壊れるときは全ての種類の辞書が、一度に全部失われるから、パソコンと同じで、オール・イン・ワンの欠点を内包しているということですね。

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