[お知らせ]
5月31日の朝日新聞の朝刊に以下の記事が載っていました。
この記事で伝えているのは、現在の日本の英語教育がどんなに滑稽なものかという事実です。
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「高３の英語力 民間使い調査」
全国の高校の3年生約6万人が今夏，英語力の判定試験を受ける。
経費7900万円は国の負担。民間の英語試験を使う文部科学省の初の試みだ。試験の結果から、弱点や効果的な指導方法を探る。
略
(この試験は)6～8月にあり，日本英語検定協会とベネッセが作った問題を解く。
聞き取り，英作文，読解力に加えて会話力もみる。会話力の試験は面接方式で、面接役は研修を受けた各高の英語教員が努める。
「会話の指導は教員も苦手な分野。技術を上げるきっかけにしてほしい」と文科省の担当者は話す。
略
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日本英語検定協会と言えば，「英検試験」を扱っているところ，またベネッセは民間の受験指導などをされている会社です。簡単に指摘すれば，どちらも「五文型理論に基づく教育文法」で指導しています。
文科省の担当者が、「会話の指導は教員も苦手な分野。技術を上げるきっかけにしてほしい」と述べています。そんな呑気な話なのでしょうか。
英語教師は「五文型理論に基づく教育文法」によって高得点を獲得した人たちです。
つまり私が言いたいのは，高得点を獲得して英語教師となった人ちが、「会話の指導は教員にとって苦手な分野」であるとしていますが，そもそも「指導が苦手」といったことではなく「英会話が苦手だ」ということが問題とされることが必要です。
ブログ「英語脳を作る 英会話の九九音読ドリル・入門編」
以下はアマゾンで中古書と売られている拙書です。その価格とは?
私は、今まで教育文法が日本人を英語オンチにしていると指摘してきました。
それにとって代わる英語・学習法を以下の本で提唱してきました。
「「九九」のように覚える英会話―表現がどんどん広がる掛け算式の英会話上達法 」
「CD BOOK こう聞かれたらこう答える! 英会話トレーニングブック」
U-tubeに投稿されている中嶋太一郎による動画
日常英会話必須基本16動詞HTML版
U-tube「日常英会話必須基本16動詞HTML版」
ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞HTML版
U-tube「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞HTML版」
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☆ファンクションメソッドとは
U-tube「自由に英語を話したい!」
U-tube 「英語脳構築プログラム実況中継」
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[今日の学習]
英会話の学習において，私たち日本人と，やはり非英語圏の中国，インドなど人たちとまったく異なることがあります。
私たちはひとつの文を主語、動詞部，目的語などと分析したり，基本文を覚えて具体的な場面に応じて単語を入れ替えて表現しようとするのが普通です。
しかしとっさにそんなことができるはずはないので、「四六時中英語を聞いていたら、いつしか英語が口から飛び出る」といった教材に頼る人は多いと言われています。
一方非英語圏の中国，インドなど人たちは、動詞フレーズを覚えて具体的な場面に応じてそれにファンクションフレーズをつけて表現しようとします。
ファンクションフレーズと動詞フレーズを別個に暗記し，それを定着・蓄積していく、これが、これが国際水準です。
runの動詞フレーズ
【POINT】
runの本質的な意味は、主体(生物・無生物・事)が、<活動性・連続性>をもった動きをすることです。
人や動物また車や船などが「走る」ということで使われますが、この「走る」が、派生的に「動く、進む、流れる、継続する」との意味に展開します。
→名詞のrunも、「活動性・連続性」の意味合いを持つものが多いです。
go for a run (一走りする) a long run (長期公演)
have a run of hard luck(災難続き) in the long run(結局は)
a run in a stocking(靴下の伝線) the run of events(事の成り行き)
runは、run across(6), run after(5), run against(3), run away(9) (with), run down(10), run for(3), run in(5), run into(9), run off(9), run out(8), run out of(5), run over(10), run through(7), run to(7), run up(10)など、ほとんどの方位語とTwo Word Verbsを作ります。
まさにTwo Word Verbsの宝庫です。
※( )内の数字は当教材所収の文例の数です。
[PART 4] run away (with) KEY WORD 「離脱状態」
「逃げる」「駆け落ちする」 *withが後ろにくることが多い。
「(感情などが)押し流す、自制心を失わせる」
[サクサク瞬間英作トレーニング]
(1) 逃げ出さないで!
run away
(2) 彼は家出した
run away from home
(3) 彼の妻は別の男と駆け落ちした
* ran away with 人「人と駆け落ちする」
run away with another man
(4) 彼の妻はカナダから来た若い男と駆け落ちした
run away with a man
(5) 彼女はすべての賞をさらった
* run away with 物 「物をさらった」
run away with all the prizes
略
[解答]
(1) Don't run away!
(2) He ran away from home.
(3) His wife ran away with another man.
(4) His wife ran away with a man from Canada.
(5) She ran away with all the prizes.
より抜粋
サンプル受講生の方へ]
引き続き他の文例と英語脳構築プログラムを引き続きご覧ください。
[英語脳構築プログラム]
Today's Lesson
表題 「run away from home」 「家出する」
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【一般動詞フレーズ５段活用】
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(1) run(s) away from home 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) ran away from home 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) run away from home 原形動詞フレーズ
※命令形，助動詞、to不定詞で使われる。
(4) running away from home ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) run away from home ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
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(1)を使って 現在形「(時々)家出します
She sometimes runs away from home.
(2)を使って 過去形「(その時)家でしました
She ran away from home.
(3)を使って 未来形「(これから)家出するつもりです
She will run away from home.
「(これから)家出しようとしています
She is going to run away from home.
「(これから)家出したがっています
She wants to run away from home.
(5)を使って 現在完了形「(ちょうど)家出してしまった
She has just run away from home.
このブログの目的は、以上のような動詞フレーズを様々に表現展開できることです。
当教材を使っての学習の進め方へのアドバイス、学習上のご質問に一対一で中嶋太一郎が答えます。
受講生と言っても特別な申し込みは必要ございません。
教材を購入された方に，ご希望をお聞きすることになっています。
IDとPasswordはダウンロードされた教材に添付されています．
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