グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

中国コロナウィルス感染の拡大に思う

2020年01月28日 | 社会
中国・武漢を中心とした新型コロナウィルスによる被害は今や中国はおろか世界各国に広がりつつある。
この広がりは2000年代初頭に流行したSARSには比較してどうなんだろうか。
SARSはWHOの報告によれば香港を中心に約8000人が感染し致死率は10%近くに上った。
今回のウィルス新型肺炎は中国当局の発表によれば4000人の感染者と100人超の死者が報告されているがこれはまだ途中経過なのである。
それに今回は初期対応に遅れが見られたために既に感染者が全世界に飛び散っている。
過大な妄想は禁物だが各地で冷静な観察と必要な加療は必須だろう。
経済活動でも大きな影響がありそうだ。
中国は今や世界経済の中心地の1つである。
武漢のある湖北省だけで日本人駐在員が1000名を超すという。
グローバル・サプライ・チェーンにも変化が出てくるかもしれないねぇ。
我が国のインバウンド需要もこのウィルス禍により若干失速気味である。
世界経済への影響はSARSの比ではないようだ。