グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

日産自・元会長の国外無断脱出に思う

2020年01月03日 | 社会
保釈中の日産自動車・ゴーン元会長が自らベイルートにいることを明らかにした。
この3ケ日で最大のニュースである。
それにしても元会長は国内に留まりかつ所在地を常に明確にしておくことが保釈のための条件だったことは顧問弁護士から聞かされていたハズだから明らかに確信犯である。
何でも外務副大臣とかが昨年暮れにレバノンを訪問した際に先方から身柄の移送について打診があったそうだからこの無断脱出は間違いなく組織ぐるみであろう。
いずれにせよ元会長は日本で裁かれることを拒否しており日本に再入国することは毫も考えていないと思う。
事の解決はICPOとレバノン政府の交渉に委ねられた。
元会長は金銭面では何の心配もないだろうからレバノン国内でどんな抵抗や世論があろうとも同国内で生きていくことになるだろう。
もしかしたら国際的に「犯罪者」の汚名を負ったまま生活していくことになる。
こんなことなら日本で然るべき裁きを受け実刑を忌避する方法のほうがよかったのではないかと思ってしまうが本人はどう考えているのだろう。