気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

ヴィア・ドロローサ

2019-02-27 10:17:19 | 日記

スーパーボランティアとして有名人となった尾畑春夫さん。
東京から大分まで歩いて帰る計画だったらしいが断念したらしい。

今朝のモーニングショーで尾畑さんが帰る道中の様子を紹介していた。
大勢の人が集まり、握手やサインを求めていた。
中にはを流す人もいる。

まるで御利益でも得られるかのように縋り付く人々。
ボクは少し異様なものを感じた。

これではまるでゴルゴだの丘を目指して十字架を背負って歩く、イエスキリストではないか。

映画で描かれたイエスのヴィア・ドロローサ(苦難の道)。
人々はイエスの苦難を悲しみ、涙を流した。
水を与えようと近づく人々もいる。
それは尾畑さんの手を握り褒め称える人々、一緒に写真に収まる人々、抱きしめる人々の姿に重なる。

こうして人は神格化されるのだと思うと、ちょっと恐ろしかった。

尾畑春夫さんが喋った言葉が名言として持て囃されてもいる。
尾畑さんの存在を一躍日本中に知らしめた山口での救出劇の後でも「朝は必ず来るよ」という言葉が話題になったが、モーニングショーでもいくつか紹介されていた。
ネットでは名言としてまとめられたサイトもある。

「かけた情けは水に流せ 受けた恩は石に刻め」
「人がどうしようと関係ない 尾畑春夫は自分なりのやり方がある」

相田みつをが人気なんだから、尾畑さんの言葉を集めて「名言集」として出版する動きがあっても不思議ではない。

大分まで歩く計画を断念したのはテレビ等が追っかけ人々が集まりすぎたからという見方が強いようだが、こうした「神格化」を嫌がったというのが真相ではないかとボクは思っている。

尾畑春夫なる人物が、これまで伝えられているように真に無私の人であるならば、こういう扱いは最も嫌うはずなのだから・・・。

 

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違くない?

2019-02-23 17:02:39 | 日記

車でラジオを聞いていると、ある若い芸能人が「違くて」という気色悪い言葉を使っていた。

よく耳にする言葉だが、ボクはこれが大嫌い。

「何気に」と同じくらい嫌いである。

 

言葉は変化するものだという前提に立てば、目くじら立てることではないのだろうが、嫌いなものは嫌い。

 

国語で習ったであろう五段活用は完全無視。

 

未然、連用、終止、連体、仮定、命令。

 

「違くて」は正しくは連用形で「違って(います)」のことなんだろうが、これでは国語の試験は

 

調べてみると、「違う」を形容詞的に使っているのだとか。

 

近い近くて

違い違くて

 

「か」に濁点がついただけだからか?

 

ネットでは北関東の方言という説もあるが、真偽のほどは分からない。

 

正しい日本語はとても難しくて、使いこなせる自信はないが、「何気に」使われる「違くて」は嫌いである。


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3つ数えろ

2019-02-22 11:23:11 | 日記

3分くらい待てなければ、カップラーメンも食えない。

何かと話題の桜田義孝大臣が予算委員会で遅刻した。
まだか、まだかと待つ野党。
結果、3分の遅刻。

ところがこれに怒った野党が審議拒否。
なんと5時間も。

神聖なる国会に遅刻とはなんぞや!と、いう怒りはごもっともとしておこう。
それでも僅か3分である。
延々と「演説まがい」であったり「的外れ」であったり「クイズもどき」であったりする質問などで3分の空費など一切ないと断言できるセンセイたちがどれだけいると言うのか。

まるで鬼の首を取ったように息巻く野党のセンセイたち。
挙げ句が5時間の審議拒否
これこそ国民の付託を受けた選良として信義に反する。

こういう子供染みたことをしている限り、野党が再び政権を奪い取ることは出来ない。
驕れる自民党にお灸を据えたい気持ちがあるだけに野党の体たらくは歯痒いばかり。

最も情けないのは、旧民主党も前原、仙谷、原口の3大臣が遅刻したという過去があるということ。

鬼の首を取ったつもりで口角泡を飛ばして批判したセンセイたちは、この事実をお忘れなのだろうか。
だとしたら、この記憶力の欠如は由々しきこと。

桜田大臣の資質を云々する前にやるべきことがあるような・・・。

因みに「3つ数えろ」は映画の題名。
レイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」が原作である。

チャンドラーの小説にこういう台詞がある。

「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」

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テロと魚屋

2019-02-19 12:19:41 | 日記

バイトテロなる新語まで生み出して、バカの連鎖が続いている。
数年前に同様のバカが発生して、再びの流行。
流行は10年サイクルというのは過去の都市伝説か、それともただ「日の目」を見なかっただけなのか。

「バイトテロ」に戦々恐々の企業は、炎上防止に躍起になる。
「スマホの持ち込み禁止」もその一手。
そう聞くと、「問題はそこじゃない」と茶々を入れたくなる。

スマホで撮影しネットに投稿するのが問題ではなく、そもそも不衛生で破廉恥な振る舞い自体が問題なのだ。

分からないのは、ネットに上げるために破廉恥行為をするのか、破廉恥行為が結果的にネットに上がってしまったのかということ。

前者がこのバカ連鎖の原因であるなら、スマホを取り上げることは功を奏するかも知れないが、後者であるならば破廉恥行為は止められないし、我々が知らされないだけ罪深い。

食事を提供する店で、こうした行為が少なからず行われているという危惧は皆無ではない。
見えない厨房で行われていることなど客には分からない。
皆が皆、高級料亭の一流料理人のように厳かに調理し盛り付けるはずもなく(もっとも、これすら幻想かも知れないのだが)、トイレに行った後の手洗いだって疑えばキリがない。

低賃金のバイトなら尚更で、店に対する愛着も義理も責任もなければ、ああした破廉恥行為も生まれやすい。

こうなると外食産業に不信感が生まれ、外食は控えようという考えも生まれるかも知れないが、スーパーの惣菜であれパックの刺身であれ、そういう不届き者の毒牙が及んでいないという保証は全くない。

ならばと目の前で魚を捌いてくれる町の魚屋が脚光を浴びるかも知れない。
「やっぱり顔が見える店が良いわよね」などと言いながら、町の魚屋や肉屋や八百屋が復活すれば、バイトテロにも意味があったと褒めてやっても良いかも知れない。     

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トリミング

2019-02-16 08:28:31 | 日記

池江璃花子に対する「失礼発言」でバッシングされた桜田義孝大臣。

ボクも罵ったが、実はこれまたメディアの悪癖「切り取り」であることが分かってきた。

 

「メディアお得意の切り取りでないなら」と予防線を張った上での批判とは言え、後味は悪い。

 

つくづくメディアの劣化を嘆く。

 

桜田義孝は記者からの質問にちゃんと答えていた。

普通の心配とエールである。

ここには全く問題はない。

 

ネットに出ている全文を読むと、相次ぐ質問の中で出た答えを悪意をもって切り取ったと言うことがよく分かる。

 

これって名誉毀損ではないのか。

 

https://yumochiblog.com/sakuradagorinsou-bad-messege

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