今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

昔の弁当

2012年02月05日 | Weblog
今週は寒かった~。

雪が降る、積もる、凍る。。。というわけで。

歩道の凍った雪を人が踏み、それがどんどん踏み固められ、マンションの外はまるでスケートリンク。

ちょっとそこまで行くのにも、ツルツル滑る道路をちょこまか歩かねばならず、帰ってくると「転ばないように」と自然と肩に力が入っていたのか、どどーっと疲れがやってきます。

でもなぜか韓国では塩とか砂なんかをあまり道路にまかないんですよね。

毎日氷点下だし、雪はそう簡単に溶けないっていうのは分かっているはずなのに。

「ここは雪国ではないから」という考えなのか、マンションの方も何もしてくれません。

これで転んで大怪我したら、絶対訴えられるのに。


ところで。

韓国では「昔の弁当」とか「懐かしのお弁当」などと言う名前で四角いブリキの容器に入ったお弁当をみることができます

駅や百貨店のフードコート、最近ではレトロをモチーフにした「復古食堂」というのがはやりで、そういう食堂でも食べることができます。

中身は、普通の白ご飯とキムチとちょっとしたおかず、それに焼いたハムソーセージが入り、一番上に目玉焼きがのっているものです。


↑クリックすると大きくなります。

ほんとにね。何ってことないお弁当でしょう?

まあ、緑やら赤、白、黄色と色とりどりのお弁当に見慣れている日本人が見ると、とっても貧乏くさいんですけどね。

これをフードコートなんかで結構若い子が食べてるんですよ。

それで面白いのが、みんなお弁当のフタを開けず、閉めたままでがっちり両手で持って、それをシャカシャカと縦横、上下に振るんですな。

なぜかというと。

そうやって振ることによって、中のご飯とキムチとおかずがちょうど良いように混ざり、お弁当箱の中でビビンパプになるから。


↑こんな感じになる。

まあ、うまいこと考えたものです。

確かに、お弁当のフタを開けてスプーンで混ぜようと思っても、深さがあまりないので、ご飯がこぼれ出てしまう可能性はあります。

しかし、フタをしたままだったら大丈夫。

というわけで。

私の横でシャカシャカ振っていた女性がいたので、どうなるのか見てみましたが、まあ、きれいにご飯がキムチ色に染まっていて、見た目おいしそうでしたよ。

「食べ物で遊ぶな」と教育されてきた私にはとても抵抗がありますが。

みている分には楽しいお弁当風景です。

激安の2500ウォン程度でしたので、今度機会があれば食べてみようかと思います。
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