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ワシのメディスン(修正再掲)

2017年09月16日 | ・アニマル・メディスン
(以前書いたものを大幅に修正しました。)

今回は、アニマル・メディスン ワシ Eagle の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。








動物として


ワシ  タカ目
学名:Aquila  英名:Eagle 


鳥綱タカ目に属する鳥のうち、
比較的大型で、強力な種を指す通称であり、
分類学的には、ワシというグループは存在しない。


また、ワシとタカの間には
分類学的な違いはなく、
全長80~90センチの大型のものをワシ、
全長50~60センチの小型のものをタカと
慣習的に呼び分けているだけである。


ただし、例外もあり、
クマタカは、全長約80センチでもタカ、
カンムリワシは、全長約50センチでも
ワシと呼ばれている。


タカ科は現在、14亜科に分かれ、
65属250種から成る。


そのうち、ワシと呼ばれるものには、
ヘビクイワシ、オウギワシ、ヒゲワシ、ウミワシ類、
ハゲワシ類、カンムリワシ類、イヌワシ類などがいる。


■ヘビクイワシ■

単独で、タカ目 ヘビクイワシ科を構成する。
アフリカの草原に生息し、
爬虫類、鳥類、小型哺乳類を主食とする。






■オウギワシ■

単独で、タカ目 タカ科 オウギワシ属を構成する。
中央アメリカから南アメリカの熱帯雨林に生息し、
サルなどの哺乳類、鳥類を主食とする。






■ヒゲワシ■

単独で、タカ目 タカ科 ヒゲワシ属を構成する。
アジア中部、ヨーロッパ南部、中東、アフリカの
山岳地帯や草原に生息し、死肉を主食とする。







■ウミワシ類■

約10種から成る。
多くが北半球北部の海岸や湖沼に生息し、
魚類を主食とする。

オオワシ


ハクトウワシ




■ハゲワシ類■

約14種から成る。
アフリカ、インドを中心に生息し、
哺乳類の死肉を主食とする。

クロハゲワシ


ミミヒダハゲワシ




■カンムリワシ類■

約12種から成る。
南アジア、東南アジアの湿地帯や水田に生息し、
爬虫類、両生類を主食とする。







■イヌワシ類■

クマタカを含め、多くの種から成る。
アフリカ大陸北部、北アメリカ、
ユーラシア大陸北部の開けた森林や草原に生息し、
哺乳類、鳥類を主食とする。

クマタカ


イヌワシ




■以降、ワシ類共通の特徴■


ほとんどが単独で行動する。


食性は動物食。


人間の約8倍の視細胞を持ち、
人間の約8~10倍の視力を持つ。


色を識別する「色覚能力」にも長け、
紫外線を見ることもできる。


時速80~160キロで飛行する。
急降下する場合は、
時速200キロを超えることもある。


上昇気流に乗り、
羽ばたかずに飛行することができる。(ソアリング)


メスの方が大きく、体力も優れている。


一夫一妻で、同じ相手と添い遂げる。


古代から、鳥の王者とされ、
世界で広く、信仰や尊崇の対象とされている。


多くの国で、国鳥に指定されている。
アメリカ合衆国では、ハクトウワシ
フィリピンでは、フィリピンワシ
パナマでは、オウギワシ
モンゴルでは、オジロワシ
ザンビアでは、サンショクウミワシ
アルバニアでは、イヌワシ など。


国章や紋章、国旗など、
シンボルとしても、数多く用いられている。
ドイツやオーストリアの国章、
ローマ皇帝やナポレオンの紋章、
東ローマ帝国の紋章、
セルビア国旗、メキシコ国旗 など。


絶滅危惧種となっているものが多く、
ワシを保護する法律が世界各地で成立している。


アメリカにおいては、
ハクトウワシやイヌワシを殺した場合、
最高2,500万円相当の罰金が科され、
羽を所有するだけでも逮捕される。


フィリピンにおいては、
フィリピンワシを傷つけたり、殺した場合、
最大12年の懲役や200万円以上の罰金が科される。


日本でも、ワシの尾羽は神聖なものとされ、
伊勢神宮の遷宮には、
ワシの尾羽を献上したという記録が残っている。


アニマル・メディスンとして


ワシが象徴するもの
   ・・・神性、力、勇気、知、千里眼、癒し、創造、不死、
      俯瞰、真実を見る、広い視野、真理とのつながり、
      再生、メッセンジャー
      

ワシは鳥の王、長である。
ワシは、他のどの鳥よりも天高く舞い上がり、
唯一、神の近くまで到達できる生き物である。


ワシは、天と地の橋渡し役であり、
大精霊(神)の神聖なる使いである。


ワシは、翼に人間の祈りを乗せて
大精霊のもとへと運び、
大精霊からの天啓やギフトを
人間に運び届けている。


ワシは、ほとんどの時間、
怖れや不安とは無縁の上空で過ごし、
地上を入念に見渡している。


ワシは、天と地の間で
バランスを取って生きるため、
物事の真実を見る眼力を象徴する。


ワシはわれわれに、
バランスを取ることの大切さ、
空を見上げて祖父なる太陽を愛するように
地上の影も愛するよう教えている。


ワシはわれわれに、
より高い視点から、人生を眺めるよう教えている。
人生の課題に直面し、
答えがなかなか見つからない場合、
新しい視点を取る必要があると伝えている。


われわれの視野は固定されていて、
答えはすぐ目の前にあるのに、
気づいていないだけかもしれない。
ワシはわれわれに、
一歩下がって、全体図を見渡すこと、
俯瞰することが重要であると教えている。


ワシは、勇気を象徴する。
未知なる領域へと飛び込むためには、
慣れ親しみ古くなった思考や信念から自分を解放し、
大きな勇気が必要となる。
また、ワシのように高く飛ぶためには、
自分を充分に信頼していなければならない。


ワシはわれわれに、
自分の内にある恐怖と対峙することで、
心から湧き上がる喜びという高みまで
到達できるようになると教えている。


われわれは霊的に成長し、
学びや気づきを得たいのなら、
時に、大きな変身をしなくてはならない。
ワシはわれわれに、
地上がわれわれの唯一の『家』ではないこと、
真の家、すなわち霊的な領域へと
高く舞い上がるよう教えている。


ワシのトーテムを持つ人は、
グローバルな考え方を持ち、
パワフルなリーダーや教師である。
勇敢で、豊かな創造力と洞察力を持っている。


ワシのカードが出た場合、
勇気を出し、自分が思っている限界を超え、
より高いレベルを目指すよう促している。


ワシは、四大元素の
『風』と深いつながりを持つ。
風は知の象徴であり、その先には
知を超える大精霊へとつながっている。


さらにワシは、再生と春を象徴する
『東』を治めるものとされている。


ワシのカードが出た場合、
変化の風が近づいていることを知らせている。
人生において、象徴的な『死』からの再生か、
一新するような大きな出来事が起きるかもしれない。


ワシの羽は、力、癒し、知の象徴であり、
ヒーリングの最も聖なる道具とされている。
シャーマンがヒーリングの儀式を行う際、
ワシの羽は、精霊とつながる強力な助けとなる。


ワシのアゴは非常に強く、
一撃で、獲物の体を打ち砕くことができる。
ワシはわれわれに、
自分のアゴ、すなわちアゴから発する言葉が
他の人にどのような影響を与えているか、
注意するよう伝えている。


力を加減していない言葉は、
誰かを傷つけたり、心を挫けさせることがある。
ワシはわれわれに、
自分の言葉にもっと注意をするよう伝えている。


ワシは非常に辛抱強く、
何時間も同じ場所に止まっていることがある。
ワシのメディスンを持つ人は、
人生のあらゆる面において、
忍耐を修得するよう仕向けられ、
忍耐を通じ、すべてが可能となることを学ぶ。


ワシの足は、4本の指を持つ。
数秘術において、数字の4は
堅固な基礎やグランディングを象徴する。


ワシのトーテムを持つ人は、
大地、すなわち人生に
しっかりとグランディングしながら、
霊的な側面とも調和して生きている。


古代から現代に至るまで、
世界中の宗教および霊的な伝統において、
ワシは救済、希望、強さ、自由の象徴とされ、
太陽と雷に深くつながるものとされている。


また、世界最初のシャーマンはワシとされ、
世界中のシャーマンの伝統において、
ワシは、宇宙の中心的役割を担っている。


ギリシャ神話において、ワシは
主神ゼウスの神聖なる生き物であった。
ゼウスは雷を落とす時、イヌワシに変身した。


ローマ神話において、ワシは
主神ユピテルの神聖なる生き物であった。
古代ローマ帝国では、ワシを国章にしていた。


古代エジプトにおいて、ワシは
大精霊や、正午の太陽の象徴であった。
ワシは、平凡な日常から解放し、
宇宙の神髄に対する気づきを与え、
霊的な成長へと導くものと見なして崇めた。


エジプトヒエログリフ(聖刻文字)のアルファベットで、
最初の音Aはエジプトハゲワシを意味し、
他のすべてに対する優位性を示していた。



ヒンドゥー教の最高神ビシュヌは、
人間の体、ワシの頭と羽を持つ神鳥『ガルーダ』に乗っている。



ケルトの伝承において、ワシは
太陽と深いつながりを持つものと考えた。
ゲール語でワシは、
『太陽の目:Suil-na-Greine』と呼ばれている。


ネイティブ・アメリカンの伝承において、
イヌワシとハクトウワシを聖なる生き物としている。


いくつかの部族にとって、
ワシは、雷の精霊であり神鳥である『サンダーバード』を象徴する。
(トーテムポールの一番上がサンダーバード)



ネイティブ・アメリカンのチェロキー族は、
部族の祭日Pow Wowにおいて、
『イーグルダンス』と呼ばれるダンスを踊るが、
その際、ワシの羽を付けた頭飾りを身につけている。
羽は勇気や名誉を表し、羽が多いものほど
より多くの尊敬を集めている者である。



また、チェロキー族は、
ワシの羽を儀式、ヒーリング、浄化にも使用する。
ワシの尾羽は2色に分かれていることから、
ワシの生命と人間の生命、
光と闇、男性と女性、夏と冬、
実体と影、平和と戦争、生と死の
二面性を象徴するものと考え、
人生というサークルの中で、バランスを保つためには、
ワシのシンボルが役に立つと考えた。


ワシは真の捕食者であり、
自然のバランスを健全に保つ助けをしている。
捕食者は弱いもの、病気のものを捕食することで、
病気の蔓延を防ぐ手助けをしている。
古くから、多くの文化において、
ワシは癒しの役割を持つとされている。
ワシのトーテムを持つ人は、
しばしばヒーラーである。


ワシは、勤勉によってのみ与えられる神の恩恵や理解、
自分の力を最大限に引き出すことで
試練を克服することを象徴する。


人生の浮き沈みを経験し、
大精霊とのつながりを
信じられるかという試練を通じてのみ、
ワシのメディスンの真髄につながることができる。


宇宙はわれわれに対し、
時に、大きく飛翔する機会を与えてくれるが、
同時に、霊的な試練を伴うかもしれない。
霊的な試練を通じ、われわれは
自分の魂、性格、感情、精神の
どの部分を強くするべきか、
研鑽すべきか、気づくことができる。


ワシのメディスンは、神とのつながりであり、
大空の自由を思い出させるギフトである。
ワシはわれわれに、自分自身を自由にし、
心が望む真実の喜びに従って生きるよう伝えている。




《逆位置》


小さなことにとらわれ、
全体が見えなくなっているのではないか。

過去にとらわれて、
自分はこの程度と決めつけ、
ふさわしくない場所に巣を作っていないか。

バランスの取れた視点を失っていないか。

神とのつながりを失ったように感じているのではないか。

自分を信頼しなさい。
もしくは、自分を信頼できるようになるため、
自分の目標に辛抱強く取り組みなさい。

神があなたを愛するように、自分自身を愛しなさい。


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