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クロヒョウのメディスン(修正再掲)

2017年11月15日 | ・アニマル・メディスン
(以前書いたものを大幅に修正しました。)

今回は、アニマル・メディスン クロヒョウ Black Panther の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。







動物として


クロヒョウ  ネコ目 ネコ科 ヒョウ属
学名:Panthera pardus  英名:Panther / Leopard


Leopard は、黄褐色の体毛の上に黒い斑紋があるもの、
Panther は、体毛が黒いものを指す。


クロヒョウは長い間、ヒョウの亜種とされてきたが、
近年、劣性遺伝による突然変異種と結論付けられた。


クロヒョウが多く生息するのは、
インド南部やマレー半島などの熱帯雨林であり、
これは、鬱蒼とした密林でカモフラージュするため、
毛色が黒に変化・進化したものと考えられている。


ただし、クロヒョウのほとんどに、
光に透かすと斑紋が認められる。





クロヒョウはしばしば、通常の毛色の両親から生まれる。


■以降、ヒョウ全般■


ネコ科の種ではイエネコに次ぎ、
世界で最も広域に分布し
ロシア極東、東南~中央アジア、アラビア半島、
アフリカなどに分布。


環境への適応に優れており、
低地の湿地帯、標高5千メートルを超える山岳地帯、
半砂漠など乾燥地帯、熱帯林、草原地帯、都市の郊外など、
様々な環境に適応して生息。


生息地域により、9亜種から成る。




■アフリカヒョウ■ African leopard  Panthera pardus pardus
サハラ砂漠より南のアフリカに生息



■インドヒョウ■ Indian leopard 
インド、バングラデシュ、パキスタン、ネパールなどに生息



■ジャワヒョウ■ Javan Leopard
ジャワ島に生息
 

通常の色の個体



■アラビアヒョウ■ Arabian leopard
アラビア半島に生息


  
■アムールヒョウ■ Amur leopard
ロシア極東部や中国北東部などに生息



■キタシナヒョウ■ North Chinese leopard
中国北部に生息


  
■ペルシャヒョウ■ Persian leopard
イラン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、アフガニスタンなどに生息



■インドシナヒョウ■ Indochinese leopard
東南アジアに生息


  
■スリランカヒョウ■ Sri Lanka Leopard
スリランカに生息



体長 約120~190センチ
体重 約30~90キロ
尾長 約60~110センチ


体色は、淡黄色から黄褐色、黄白色など様々で、
背面や尾にかけて、梅花状の黒い斑紋がある。
ヒョウの梅花状の斑紋には、
ジャガーの斑紋の中に見られる小さな点はない。

ヒョウの斑紋


ジャガーの斑紋



単独で活動する。


主に夜行性だが、空腹時には昼間も活動する。


食性は、肉食性。
主に、レイヨウやシカ類、ワニなどの爬虫類、
サルやハイラックスなどの哺乳類、
鳥類、魚類、節足動物などを捕食する。
都市部近くで、犬や人間を襲うこともある。


非常に優れた運動能力を持つ。
走る速度は、最大時速60キロに達し、
6メートル幅、3メートルの高さを飛ぶ跳躍力を持つ。


木登りや泳ぎも巧みである。


ほっそりとしなやかな体つきだが、力が強く、
自分の体重の約10倍の獲物を倒すこともある。


仕留めた獲物は横取りされないよう、
樹上に運んで食べる習性があるが、
強靭なアゴの力を使い、
自分の体重より重い獲物も引きずり上げる。


また、食べきれなかった獲物を
木の枝や葉などで覆い、隠しておく習性もある。


トラやライオンに比べ、声はあまり出さず、
狩りの際は、樹上で待ち伏せをしたり、
静かに忍び寄って襲いかかる。


広いなわばりを持つ。
なわばりの大きさは、
生息地域や季節、食糧事情などに左右されるが、
平均すると、オスの場合は約30~80平方キロメートル、
メスの場合は約15平方キロメートルとされている。
オスのなわばりの中には、
複数のメスのなわばりが重なっている。


近年、生息地の環境破壊や密漁によって
生息数が減少しており、
準絶滅危惧種に指定されている。
特にアムールヒョウやユキヒョウなどは
絶滅危惧種として指定されている。



アニマル・メディスンとして


クロヒョウが象徴するもの
   ・・・闇の理解、力の回復、女性性、死と再生、保護者、
      積極性、怖れ知らず、獰猛さ、敏捷性、強さ、直感、
      セクシュアリティ、アストラルトラベル、
      孤独、沈黙、潜在意識、内なる情熱、シェイプシフト



クロヒョウは、闇夜の月、
闇のパワーの象徴である。


宇宙の闇には、創造の真実が隠されている。
宇宙の神髄『虚空:ボイド』は、
子宮の中の闇であり、
死と生、終焉と創生の場である。
クロヒョウは、宇宙の神髄に通じる存在である。


われわれは本能的に、
闇や未知なるものに恐怖を抱く。
しかしクロヒョウは、闇こそが
われわれが探し求めている答えが
隠されている場所であると教えている。


クロヒョウはわれわれに、
闇への恐怖を克服するためには
常に五感を研ぎ澄まし、直感を信じること、
自分を信頼することが大事であると教えている。


闇への恐怖を克服した時、
真の癒しが起き、
われわれは霊的に成長し、
意識の新しい段階に移ることが可能となる。
われわれが闇に飛び込む際、
クロヒョウは護衛しサポートしてくれる。


クロヒョウのカードが出た場合、
あまり未来について心配しないよう伝えている。
今この瞬間、答えが手元になくても、
追求し続けていれば、必ず夜明けは訪れ、
謎は明らかになっていく。
ボイドの闇に身を置き、
恐怖と対峙して克服し、
自分が癒され、成長するプロセスを楽しむよう
クロヒョウは伝えている。


闇に紛れて身を隠すクロヒョウは、
潜在意識を象徴する。
また、クロヒョウが棲む密林は、
雑多なものが入り乱れ、
われわれの潜在意識と通じる場所である。


クロヒョウは、密林には危険が溢れているが、
資源も豊富であること、
すなわち、物事には必ず
良い側面と悪い側面があることを理解している。
クロヒョウはわれわれに、
自分の潜在意識の奥深くを探求し、
自分の良い面と悪い面を
よく観照するよう伝えている。


クロヒョウは、新月と深いかかわりを持つ。
新月は、死と再生を象徴する時である。
クロヒョウのエネルギーは、
月の暗い面が地球を向く日中と、
月のない闇夜に最も強力になる。


月、闇、密林は、女性性と深く関連する。
その全てと深くつながるクロヒョウは、
女性の根本的なエネルギーを象徴する。


滑らかで光沢のある毛皮を持つクロヒョウは、
鋭い感受性、ボディタッチ、官能美、
セクシュアリティを象徴する。


クロヒョウはわれわれに、
自分のセクシュアリティを受け容れ、
もっと楽しむべきと伝えている。
また、自分の感情の微妙な動きに対して、
もっと注意を払うべきと伝えている。


クロヒョウのカードが出た場合、
性に関する何らかの問題を解決する時であることを
表している可能性がある。
勇気を持って問題に向き合い、克服し、
性に関する意識を変えるよう伝えている。


クロヒョウは、内なる情熱を象徴する。
クロヒョウはわれわれに、
自分の内に秘めた情熱を解放し、
何ものにもとらわれず、
自分を自由に表現するよう伝えている。


内なる情熱を解放することで、
本来の自分を取り戻すことが可能となる。
またその時、真の癒しも起き、
自分の本来の力も取り戻すことが可能となる。
クロヒョウはわれわれに、
自分の真の力を取り戻し、
人生の新しい段階に進むよう伝えている。


クロヒョウは、母親が単独で子育てをする。
クロヒョウは、母性と守護を象徴する。


クロヒョウは、シングルマザーや
不幸な結婚生活を送っている母親に対し、
大きな癒しとサポートを与えてくれる。


クロヒョウの眼光は鋭く、
常に射抜くような視線で世界を見つめている。
クロヒョウは、真実を見抜く透視能力を象徴する。


クロヒョウのメディスンを持つ人は、
目をヒーリングのツールとして使用し、
細胞の奥深くまで癒やすことができる。


クロヒョウはまた、
他次元や異世界の声を聞く透聴能力を持ち、
サイキックなパワーや直感を象徴する。
クロヒョウはしばしば、
教師や助言者の姿でわれわれの前に現れ、
霊的に広い視野や深いビジョンを与えてくれる。


クロヒョウのカードが出た場合、
自分の内なる声にもっと耳を澄ませ、
直感を信頼するよう伝えている。


一般的にヒョウは、ライオンやトラよりも体は小さいが、
ライオンやトラよりも動きが素早く、攻撃的である。
クロヒョウは、獲物に音もなく忍び寄ったり、
木の上から瞬時に襲いかかる。
クロヒョウは敏捷さ、獰猛さ、瞬発力を象徴する。


クロヒョウのカードが出た場合、
素早い行動や決断が必要であると伝えている。
しかしクロヒョウは、持久力には欠けるため、
ペース配分には注意するよう伝えている。


狩りの際に声を出さないクロヒョウは、
沈黙の持つパワーをよく理解している。


クロヒョウのメディスンを持つ人は、
いつ話し、いつ黙るべきかをよく理解している。
自分についてはあまり語りたがらず、
物静かで寡黙な人である。


単独生活を送るクロヒョウは孤独を愉しみ、
自分の世界の中で充足し、快適に過ごしている。


クロヒョウのトーテムを持つ人は、
独りでいることを好むが、
自分と似た、孤独な魂とのつながりを好む。


薄暗い密林に溶け込むクロヒョウは、
究極のシェイプシフター(姿かたちを変える者)であり、
カモフラージュの達人である。
クロヒョウの漆黒の毛皮は、
真のアイデンティティを覆い隠すのに役立っている。
クロヒョウは、いつ姿を現すべきか、
いつ隠れるべきかを理解している。


クロヒョウはわれわれに、
周囲の状況をよく観察し、
背景に紛れるべきか、自分を表現すべきか、
慎重に判断するよう伝えている。


世界の神話や伝承に、広くクロヒョウは登場するが、
特に南米の伝承に多く登場する。
クロヒョウは、月の神聖な力を受け取り、
地球に渡す橋渡しとして登場することが多い。


古代エジプトにおいて、
司祭は神聖な儀式の際、
自分の身を守り、儀式がよりパワフルなものとなるよう、
首や腰にクロヒョウの尾を巻いていた。


ギリシャ神話において、クロヒョウは
ゼウスに愛されたことで、ゼウスの正妻ヘーラーの怒りを買い、
牝牛に変身させられたゼウスの愛人イーオーの見張りである
『千の目のアルゴス』を象徴した。



ゼウスの命を受け、イーオーを取り戻しに来たヘルメスにより
アルゴスは殺され、千の目は孔雀の尾羽に移された。
このためクジャクは、目玉模様の尾を持つことになったとされている。



クロヒョウはジャガーと同様、
ローマ神話においては、ワインの神バッカス、
ギリシャ神話においては、
豊穣とワインと酩酊の神ディオニソスに結びつけられる。


バッカスはしばしば、
ヒョウが引く馬車に乗ったり、
ヒョウに乗る姿で描写される。





ノルウェー神話において、
豊穣と愛の女神フレーヤは
2匹のヒョウが引く馬車に乗る姿で描写される。



中世ヨーロッパにおいては、
クロヒョウは、ヒョウの女性的側面とされていた。
ヒョウが残忍なのに対し、クロヒョウは温和で、
聖書と並んで広く読まれた教本『フィシオログス』の中でも、
クロヒョウは、ドラゴン以外のすべての動物と仲が良く、
この世で最も愛すべき動物として紹介されている。


また、キリスト教会においては、
クロヒョウはキリストの聖獣と考え、
クロヒョウは、人々をキリストの方へと導く
伝道者の象徴であった。


黒は、ネイティブ・アメリカンが崇める色である。
ネイティブ・アメリカンの伝承によると、
クロヒョウは暗闇の神であり、
日食は、クロヒョウが太陽を飲み込んで起きると考えた。


ネイティブ・アメリカンのカドー族は
自らをクロヒョウと呼び、
『マヤ文明における黒ジャガー』としても知られていた。


ネイティブ・アメリカンのアラワク族にとって、
クロヒョウは至高の存在であり、
万物の中にクロヒョウの精霊が宿り、
クロヒョウの精霊なしでは
何ものも存在しないと信じていた。
また、アラワク族にとって、
クロヒョウと一体化することは、
変身術の中でも、究極の変身であった。


われわれは月の暗い面を恐れるが、
それは単に、月の裏側を見ているだけのことである。
生と死、死と生は、
コインの表と裏に過ぎない。


クロヒョウはわれわれに、
命あるものはすべて、子宮の闇から現れたこと、
われわれ自身もかつては、
子宮の闇の中で、最も安全を感じ、
最も自分らしくいられたことを
思い出すよう伝えている。
クロヒョウはわれわれに、
宇宙の創造についての絶対的な真実を教えている。


《逆位置》


不安や苛立ち、無気力や恐怖は
闇の領域に属する感情である。
目を凝らして原因を見極め、
ネガティブな感情を早く手放しなさい。


「もし・・・だったらどうしよう」という恐怖は、
現在の瞬間を楽しむことを妨げる。
いまこの瞬間こそ、人生のギフトであることを
忘れてはならない。


直感を十分信頼しているか。


チャンスが来たと直感した時、
決断力をもって飛びついているか。


独りでいる恐怖を手放しなさい。
静寂に身を置き、
自分の権限や本来の力を取り戻しなさい。


おしゃべりし過ぎ、もしくは
自己表現を抑え過ぎていないか。
周囲の状況をよく観察し、
バランスを取り戻しなさい。


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