覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

小島先生 悼む

2012年01月24日 03時36分48秒 | Weblog
 前記事で、通常の読み込み通りのお話を申し上げただけだが、深夜に至り、凝然たる事実がネットで報道された。

 一体何があったのかは知らない。が           絶句 である。

 競馬界では、永らく、コジマと言えばフトシだった。が、先生は、ブルボンで男になった。
 日本ダービー制覇2回。これは、武豊、四位洋文、大崎昭一など、他に数えるほどしかいない。

 初の皐月賞制覇の折、涙を湛えられた先生は、臆面もなく、マイクの前で語られた。

 「男にしてくれたブルボンに感謝する」と。

 痛切である。

 それは、中央競馬の調教師。様々の御苦労はあろう。

 しかし、何故 ・・・

 わたくしも、ミホノブルボン そして男・小島貞博が大好きであった。私と違い、寡黙で、おとなしく、黙って仕事をする男。チョウカイキャロルでオークスも制している。テイエムドラゴン という年男のような1頭が最後の思い出になった。

 わたくしは所詮、サークル外の、赤の他人に過ぎない。去年あれだけの災害が起こり、ひとつの命の重みをわたくしども一人一人は改めて噛み締めたばかりである。

 御冥福をお祈りいたします。

 ブルボンで見た夢、あの府中の2400を逃げた栄光のゴール!
 そして菊花賞での憎きライスシャワーの寄り身。しかし、



 栄光は消えること無し  ブルボン単勝を買い続けたわたくしには、無敗の三冠馬以上である。   

   2012年1月15日 山科ステークス

   1着 7枠13番 シゲルソウウン     藤田 小島貞博厩舎 
   2着 7枠14番 フィールドシャイン   幸

 ミホノブルボン タヤスツヨシ での、そして、この最後の 枠連 7-7 

 

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