本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

戦慄の旋律なのだ

2013年05月03日 16時57分52秒 | ジャンクレコード
 さてさて・・・再開したとはいえ、まだジャンクに手をつけてないのだ。せっかくの連休なのに部屋にこもってボケっとしております。

 で、ボケっとネットでニュースを見ていたら、東スポwebに気になる記事が・・・"スクープ!大場久美子が今夏の参院選に出馬"ですって。majidesuka? ひー。

 よくよく続報をみてみると、本人は否定しているようですが・・・火のないところに煙は立たないと言いますからねえ。出馬するとしたら、本人も自民党も一体なんの勝算があってのことなんでしょうか?





 ということで今日のテーマは大場久美子なのだ。(意味不明)




ぴくちゃーれこーど





 ヤフオクで300円で出品されていた「Kumikoアンソロジー」です。大場久美子のあの"戦慄のヴォーカル"が聴きたくなり他のもののついでに落札しました。

 大場久美子といえば戦後日本を代表する歌姫。平均律を完全に無視した音程、地球の自転をも変えてしまうかのようなリズム感、伴奏のコード感を徹底的に破壊するアヴァンギャルドさを併せ持った類まれなる才能の持ち主です。西洋音楽の全否定から始まる久美子のヴォーカルスタイルは後進(新田恵利など)にも影響を与えました。現在ではその才能・実績が評価されて、浅田美代子能瀬慶子と合わせて「3大歌姫」なんて言われてますね(嘘)。パヴァロッティ・ドミンゴ・カレーラスの3大テノールにも匹敵するほどなのです(大嘘)

ターンテーブルに乗せてみる。A面です。

こちらはB面。結構かわいい。

 このアルバム、数年前に紙ジャケCDとして発売されています。Amazonで各曲の頭が試聴できるのでちょっと聴いてみてください。(力の入ったカスタマーレビューもおもろい)

 kumikoアンソロジー(Amazon)

 どうでしょう?冒頭の「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のシヴァ神もびっくりの破壊っぷり。台無し感たっぷり。レノン-マッカートニー涙目。こんな調子の全11曲を最後まで聴くと、なぜか平衡感覚を失います。癖になりそうです。

 というわけで(?)大場久美子、国政へ出るのかどうかはまだわかりませんが、これからもオクメンもなく歌っていってほしいとちょっと思ったGWの午後なのです。


【追記】
 ユーチューブに久美子版「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」がアップされてました。必聴です。


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3 コメント

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Unknown (ナイ)
2013-05-05 21:11:02
まぁ、懐かしいです!コメットさんに、もう1つ犬のドラマ(愛犬カールでしたっけ?)愛らしいルックスとは裏腹に凄まじい歌唱力(笑)
あの当時は、今みたいなレコーディング技術もなかったのでリリースしたメーカーさんの度胸も相当なモンですね。

Unknown (どむぞう)
2013-05-05 23:49:46
刑事犬カールは木之内みどりですね。先月からTBSチャンネル2(CS放送)で再放送してますが、うちのマンションにはCSアンテナがなくて泣きました。

今のアイドルは音程をコンピュータで補正するみたいですけど、この時代はうまく歌えたテイクを切り貼りしてたみたいですね。それでもこのクオリテイ・・・確信犯でしょうか?
Unknown (ナイ)
2013-05-06 01:30:02
刑事犬カール、木ノ内みどりでしたね(恥)
なんやら、記憶がゴッチャでしたっ。
今は、1音1音補正するばかりか長さまで変えられますからね。
大瀧詠一のナイアガラCMspacialにも、確か大場久美子の歌がありました。あれも、インパクトを狙ってやったとしか思えません(笑)

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