本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

TOSHIBA Walky KT-R2 (その4)

2012年03月20日 23時08分40秒 | ウォークマン
 今日は休日なのでKT-R2をフィニッシュまで持っていきました。


 テイクアップリールです。これのメンテしてたらまたポリスライダーを失くしてしまいました。Eリングで代用。


 基板を取り付ける前に、メカがきちんと動作するか確認します。実験用電源でモーターに直接印加(3V)して、再生・巻き戻し・早送りの各動作を見てみましたが、なぜか再生だけすぐ止まってしまいます。小一時間かけて原因究明。テイクアップリールの部品の取付間違いでした。


 部品を失くしたり、取付順序を間違えたりで、ここまでくるのに3時間かかっちゃいました。


 裏蓋を閉める前に、テープスピード調整します。実験用電源で6Vを印加して3kHzの正弦波が入ったテストテープを再生。オシロで確認します。


 スピードがかなり遅かったので、モーター横にある半固定VRで調整。可動範囲ぎりぎりのところで正常スピードとなりました。やはりゴムベルトがちょっとキツイようです。モーターにかなり負担がかかっているようで、ちょっとワウフラが感じられます。


 でもそんなことは無視してフィニッシュ。いつか気が向いたらベルト交換するとします。アジマス調整もその時に。右チャンネルも音が出るようになったことだし、これはこれで満足です。



 FMもバッチリ。


 外観・機能を観察していきます。まず操作部。一番奥の黒いボタンはMQTS(ミュージック・クイック・トランスファー・システム)。録音時はミュートボタンになります。手前はステレオコンデンサマイク。


 右サイドにはヘッドフォンジャック2つと、外部マイク/アクセサリ入力に加え、外部スピーカーも繋げられます。


 カセットホルダーはフルオープンタイプ。横に並ぶスイッチはインプット(AUX/MIC)、トーン(LOW/HIGH)、テープ(METAL/NORM)の各セレクタ。テープカウンタも付いています。


 重さを量ってみたら、電池(単三×4)込みで551グラム(・_・;)


 お金と時間を費やして修理したこのKT-R2。修理自体が目的で、使用することはハナから考えてません。またベッド下のジャンク置き場に放置です。


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2 コメント

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KT-R2お疲れ様でした! (オルガン男)
2012-03-21 01:15:07
ちゃんと動くようになったから良しとする判断も時には大事ですね。
自分の場合無理に完動品にしようとしてくたびれる事ばかりです(苦笑)

修理し易いように電源装置など機材がちゃんと充実していますね。

550g位だとWM-2が約2台分と重さもレア?

チューナーパックは東芝が元祖なのでしょうか!?アイワやソニーでもありましたが…
この青いFM専用のは今見ても格好良いと思います◎


自分もチューナーパック持っていますが、東芝のヤツは感度がやたら良いように感じます。

チューナーパックの時はラジオしか聞けず録音は出来ないと言う潔さ?
そのデザインも含め
アイデアが当時はナウかった(笑)
この機種は・・・ (どむぞう)
2012-03-23 00:36:52
ウォーキングステレオではないですね。ラジカセの縮小版ってとこです。出発点がソニーとは違うっていうか・・・

この機種ではわかりませんが、当時、チューナーパックを外付けにできるアダプターがあったような気がします。それを使えばエアチェックできるって次第。

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