髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

ラーツー計画の実行

2018-07-21 | ツーリング
そんな訳で、最近アウトドア付いてる我が家だが、一家4人が揃ってキャンプするとなると、スケジュールの調整や準備が大仕事となってなかなか気軽には外へ出かけることは出来ない。

さてどうしたものかとネットをぐるぐるしていると、「ラーツー」という言葉に当たった。

「ラーツー」とは、ツーリングに出かけた先でラーメンを食べることだ。

装備は熱源と鍋とインスタントラーメンとバイク。

たったこれだけ揃えれば自分一人で小旅行に出かけられる。

休日の前夜、バックパックにアルコールバーナー、クッカーセット、ペットボトルの水、明星チャルメラ(しょうゆ味)を放り込んで準備完了。
早朝から出かけたかったが、子供たちの保育園送りが終わり、洗濯物を干し終わった10時ごろから出かけた。

向かう先は道志村。
自宅から1時間半くらいで到着できる。
午後は長男の習い事の付き添いがあるので、それまでに帰宅しなければならない。

晴天の下、中央道を相模湖まで走り、県道76号線を通り道志みちを目指す。
平日なので道はガラガラだけど、急ぐこともないので早そうなバイクに道を譲ってのんびり走る。
5月上旬の峠道は光のコントラストがとても美しく、空気の香りも鮮度がいい感じがして、自然とニヤニヤしてしまう。

250TRは、ほんのりとしたパワー不足を感じるが、トコトコと頑張って坂を駆け上がる。

街中は夏の暑さだったけど、峠道に入ると日陰は冷んやりとして気持ちがいい。これは帰り道には感じなかったので、昼が混じってこない、朝だけの特権なのかも知れない。


ゆっくり走って1時間半でこんなに素敵な景色が見られるのは幸せですね。

道志村某所に到着し、川へ降りられてゆっくり腰を落ち着かせられる場所を探しつつしばしバイク移動。


ここが最高だったのですが、ちょこちょこ人が来るので断念。


美しい景色を求めてどこまでも行ってしまいそうです。

到着していそいそと川へ降りる。
そこは静寂の中…ではなく、ざーという水の音しか聞こえない。
それも優しい音ではなく、轟音に近い。
軽く周囲を散策して、テーブル代わりになりそうな水平な岩を探す。
アウトドア活動を始めて、実に楽しいなと感じるのは、自然の中で、こういったテーブルや日常で使うような品物を探したりすることだ。
岩や石をテーブルにしたり、木を並べてテーブルにしたり、枝を削って箸にしたり。
これが「工夫」の原点なんだろうと思う。


この景色を見ながらのラーメンにしようと決めました。

実のところ、アルコールバーナーを使うのは今日が初めて。
とはいえ使い方は簡単で、バーナーに燃料用アルコールを注いでライターで点火するだけだ。
やや難しいな、と思ったのは燃焼時間がどれくらいなのか分からなかった点くらいか。

周囲を散策しながら待つことしばし10分くらい?
湯が沸いたので、明星チャルメラ(しょうゆ味)を、コンビニで買った煮卵を2個入れて食べた。



まあ普通の味だった。
しかし周囲の景色は鮮やかで目には心地よい刺激があり、川の流れる轟音に包まれて耳の鼓膜も喜び、脳みそを取り出して川でじゃぶじゃぶ洗ってまた元に戻すようなリフレッシュ感を味わえた。

その後も周囲を散策し、あまり長居はぜずに帰路に付いた。


少し降りた場所には小さな滝が。音が伝えられないのが残念です。

14時半には長男を保育園に迎えにいき、習い事へ出かけた。

結論。

また富士山に行きたいなあ。
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宿泊キャンプ計画の実行

2018-07-03 | アウトドア
昨年末から計画を始めて、5月になりようやく家族でキャンプに行くことができた。




半年間あれやこれや調べ物したり道具を探したり勉強しながら夢見ていたのは、ネットや雑誌でよく目にしていた、こんな写真を自分自身で撮ることだった。


「子供たちにアウトドア活動を通して色々な経験をさせたい」と言えばかっこいいパパだけど、自分自身も初心者。
小学生か中学生の頃以来のキャンプは、やっぱり楽しかった!

ガスコンロを使った料理はたぶん何百回もやっただろうけど、焚き火を熱源とした料理は小学校の頃の飯盒炊爨くらいだろうか。
弱火も強火もない焚き火に対し、今までの料理経験を総動員して炎とフライパンの関係を探りながら進むので、焼きそばを作るだけでもとんでもない冒険気分が味わえる。



キャンプ場のかまどは大きすぎるので、基本的にはウッドストーブでこじんまりと焚き火をした。



焼きそばなんて何度も作ったことがあるけど、焚き火だと超新鮮な気分で作れる。





いい焼き色をつけてホットサンドが作れたときには、45歳にして子供たちに向かって「やった!」と叫んでしまった。



マックスブーストというウッドストーブを買った。ずいぶん安かったので大丈夫かなと思ったが、8時間ぶっ通しで燃やしても大丈夫だった。

子供たちも焚き火で遊ぶことが出来た。
5歳長男は焚き木を足して炎を維持したり、ふーっと空気を送って炎を強くしたり、枝を焼いて炭にしてコンクリートに絵を描いたりして遊んだ。2歳次男も燃焼には酸素が必要なことを学んだのか、自宅の卓上コンロの炎に対してふーっと息を吹きかけるようになった(笑)。
みんなで枝にマシュマロを刺して焼いたが、うまく焦げ目をつけられたり、焦げすぎたりしても、嬉しそうに食べていた。




そして夜はボーっと焚き火を見る時間。
これは大人も子供も関係ないようだった。
長男と2時間くらい無言で炎を見つめていた。


やってみて学んだ、というかよく分かったのは、夫婦2人いても実際に様々な作業をするのは1人だということ。
私が火を起こしたり食事の準備をしたりしている間は、嫁さんに息子たちの面倒を見てもらった。
特に見境無く走り回る2歳児には監視が必要だった。

コンクリートジャングルでの生活に疲れた…というほど都会人ではないけれど、直線や直角に囲まれた生活に心をすり減らしてしまったのかもしれない。
森の中に入っていけば、目に入る範囲は全て自然が織り成す曲線で構成されていて、人工的な直線や直角は存在しない。
夜はカエルの大合唱、昼は鳥の鳴き声と、耳に入る音も賑やかだが心地よい刺激。
5月の晴天は光がとても強く感じられて、木々の緑も輝いているような美しさで、とても気持ちが良かった。

自分でもどうしたのか?と驚くほどに心が休まった。

結論。5月の晴天の日は絶対に外に出たほうが気持ち良い。
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