"四季折々 この一枚″

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桜・満開、「源氏まつり」に武者行列

2017年04月10日 14時01分12秒 | 画像

前日からの雨も上がった、花曇りの4月9日(日)。
兵庫県川西市で「源氏まつり」があり、武者行列が
多田駅までの参道を練りました。

行列は13:30、多田神社を出発。
源氏発祥の地とあって行列には源氏ゆかりの人物が登場し、
大勢の見物客を喜ばせていました。

その昔、第56代清和天皇のひ孫、源 満仲(もなもとのみつなか)
この地で、武士の集団をつくり付近一帯をおさめました。

そして、多田院という多田神社の元をつくったのが
970年だったそうです。

源 頼朝が鎌倉幕府をつくったのが1192年と言われて
いますから、これより遡ること200年余り前のことです。

その後、満仲の長男、頼光(よりみつ)が父親の跡を継ぎ、
清和源氏の基礎をつくりました。

頼光の家来で、四天王の一人と言われた「坂田金時」
(幼名、 金太郎)が活躍するのもこの時代の話です。

行列には「頼朝」も姿を見せていました。

木曽義仲と一緒に戦う「巴御前」や、義経の母「常盤御前」、
義経に付き添う「静御前」なども登場しました。

行列の通る沿道は、車両の通行が禁止とはいうものの、
観光客であふれんばかりでした。

行列には、牛若丸や弁慶も登場して、
見物客を喜ばせていました。

私たちにとって、地元の「祭り」とは言うものの、
ここしばらくは見ておらず、きのうが10年ぶりぐらい
だったでしょうか。

多田神社の祭りとして昭和28年に発足、昭和39年から
「観光祭り」になり、20回目の47年から「源氏まつり」に、
そして、今年は53回目だそうです。

清和源氏発祥の地にふさわしい、
それなりの「お祭り」でした。