鉄鋼業界再編？

最近TVで，インドのスクラップ製鉄業から興して世界一位の製鉄業トップとなったインド人ビジネスマンの話題が流れました．この人の買収の手から逃れるために日本の製鉄業界では協約を結ぶことが多くなり、もしも買収の動きがあったならお互いに助け合おう　との動きが実際になされている原因がこの方の動向とのことでした．
　初耳でした．そういえば、1ヶ月程前に新聞広告で新日鉄＋住友金属→新しいステンレス専門メーカー　を例にして大きな写真入りでサーバーの宣伝？がなされていたようでした．企業は大変です.昼休みに坂道から東を遠望すると国内2社の合併でできた造船所の大型クレーンが春霞みに・・・・・・（この写真撮影は正確には4月6日の桜も咲いた時期です）おおくの方々と親しくしていただいた（いておる）のですが，私と違って皆さん大変です

燕と娘

語呂合わせになってしまいました

　1ヶ月近く帰郷して母（もちろん私の妻）のお仕事雑用をぶーこら手伝わされた娘が、今日中部空港からドイツのM大学へ戻る旅立ち！です．この日に備え、お父さんは午前中を振替休日にして（賢妻はちゃんと休み予定をいれてあるようです・・・・）愛車に母子をのせ空港へ駆けつけました．かなり飛ばしましたので（反省＝するよりも安全運転しろ！自戒）1時間そこそこ8時前にはつきました．9：30ころの搭乗手続き迄空港のスタバのコヒーをすすって、天むす　を食べて名残を惜しみました．夫婦共々午後は仕事ですから、飛行機の出立を見ずに戻って参りました．イルカのなごり雪の曲ではありませんが、帰りの伊勢湾岸道と名阪道はみぞれ雪でした．おお寒っ．

　ところで何日か前よりツバメの飛来があります．本朝飛行場に出かける前には我が家の玄関のうえに一匹．軒下の梁にも一匹とツガイが出来たのかしら・・・・やはり時期柄燕が来ると嬉しいものです．逝ってしまった親族＝祖母と母と嫁いだ妹　のことです　が戻ってきたようで少し寂しいですが嬉しくもあります．おぢさんは複雑なのです・・・・・

なみ（南？）風

に誘われてポタリングです．
小さい頃から春から秋に吹く南よりの風を父母が”なみ風”というのを聞いておりましたので、ありようは南風のみ落ちかな　と思いながらも柔らかくそよそよと感じますので使っております．夏から秋の取り入れの頃になるとなみ風は天候の崩れを知らせますから、したーあ　っとした少しうすくらい感じとなってきます．風の表現ではありませんが，東よりの強い雨が家にふきつけるのを，こちる　と言っています．こち吹かば・・・・の道真公の歌から東よりの風とわかった（つもり？）のはずいぶん年とってからです．
　なみ風に押されて西方面へ走って、本日はH市に多くあるお寺の一つ千手院△明寺をパチりしました．100m以内に3寺もある密集地です．以前にもこの寺を望んだ写真を撮りましたが寺門が新しいのでパチり．ゆるゆるしたなみ風でしたので職場に戻るのも逆風というほどでもなく、頬に気持ちよく少し汗ばみました．

久しぶりに出張

今日は藤沢市に水処理機械のメーカー大手のE社を尋ねて、県下のN社さんとの共同研究ごとで困っている金属技術の課題解決の助言を頂いてきました．内容はともかくとして、社門にもう桜が咲いていたのにびっくり、パチり．
　相談事は意外と早く終わり、小田原からの新幹線には早すぎる．そこで、いつもの出張どおりそこいらの散策を決め込みました．路上でリュックを背負った散歩大好きそうなおぢさん＝同年輩　をつかまえ，礼を尽くして？好い見るべきところを教えてもらいました．
　ところが道を間違えたりして、でもあらゆる風景を楽しみながらR1をまたいだりして，引地川沿いを歩くことができました．教えていただいたのは親水公園らしかったのですが、時間切れで戻りました．ここでも歩き虫が騒ぎだし川からJR藤沢駅まで歩きで戻りました．（往きは藤沢→善行駅を小田急だったのですが・・・・・元気？）

田圃土木工事

昨日,今日と田圃のあぜを壊して土管を埋め変えました.排水管が元の位置では田圃の中に入りすぎていて,たとえばトラクター作業時にロータリーの耕運爪に引っかかったりして邪魔なのです.といいましても，耕地整理から30年もそのままだったのです．恥　

布引きの山々

昼休みの自転車ポタリングで雲出川土手を走っていると西にはなだらかで凹凸感のない山並みが目に入ります．布切れをたなびかした様子から布引山と万葉人は言ったとか．
　でも今、写真では分かりませんが自然に優しいとされる風力発電のプロペラが10基以上立ち並んで見えます．環境見栄，もとい三重の面目躍如です．大矢知の産業廃棄物、I産業のフェロシルト、それにRDF発電と環境に？もあるのですが・・・・

走査電子顕微鏡

以前お昼の友達自転車を紹介しましたので、今回は毎日のように活躍してくれている,私の片腕の走査電子顕微鏡（SEM)です.サンプル上をテレビのブラウン管のように電子線を走査させ,発生した信号；”２次電子”あるいは”特性Ｘ線”を利用することでサンプルの微細表面構造を調べる分析観察装置です．信号のうち前者が表面形態を，後者が構成物質を示すのです.わかりやすい例で,金属が壊れたとします.壊れたママの面＝破面とその筋では呼びます　をSEMで観ますと＝おおよそ3000倍ほどのことが多いです　，特徴的なパターンが見えることがあります.割れが進んだ方向と直角に多数の平行縞状模様があれば疲労破壊.キャンディブロックのように立体の稜があれば脆性破壊　などとわかるのです.また，食品に微細な異物の欠片が入っていた　とお客さんからクレームを受けたので調べて欲しい　といった相談も多いです.X線分析しますと鉄・クロム・ニッケルなどが出れば，ああっ・ステンレス鋼ですね，しかもクロム・ニッケルが19%・7%だからＳＵＳ３０４鋼ですなぁ　といってあげることもできるのです.
相談したい来客で賑々しい職場であって欲しいのですが、相談事を1日に1件でも受ければ充分といった状況です.給料をいただくのが少し恥ずかしいです。