五反野親水緑道

2017年01月15日 | 東京のお散歩
東京拘置所の周りを流れる裏門堰親水路と丁字で別れて緑道が伸びています。

五反野親水緑道と名付けられた緑道は、水の流れが楽しめるようになっています。

この緑道は、かつて梅島村(梅嶋村:現在の足立区梅田七丁目付近)にあった
梅田の養魚場と呼ばれた池と、裏門堰水路、古隅田川などを結ぶ水路の一部で、
東武鉄道の線路が、荒川放水路の開削のために北側に移転した際に
それまでの水路が鉄道用地として転用されたために付け替えられた後の本流でした。

この水路がJR常磐線と交差する部分は、日本がまだGHQ占領下だった時代に
初代国鉄総裁下山定則氏の遺体が発見された、いわゆる下山事件の現場です。

五反野親水緑道が裏門堰親水路とぶつかる地点のやや東側には
以前まで死刑執行に使用されていた死刑場があったようです。

このような、ちょっと陰鬱さを払拭すべく作られた、穏やかな緑道という風情です。

うーん…
ちょっとネガティブに考えすぎですかね。




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