池袋氷川神社

2016年10月21日 | 東京のお散歩
池袋地域の鎮守である池袋本町の池袋氷川神社。
氏子域は東池袋や南池袋にまで及ぶ神社です。

大宮の武蔵一宮氷川神社の分霊であるとされていることから
創建年代は大宮の氷川神社の孝昭天皇三年以降であることは確かです。
ただし、孝昭天皇は欠史八代の天皇なので、詳細は不明です。

境内からは後期縄文時代の遺物も出土していることから
神武天皇以前の時代の谷端川沿いに集落があったことは確認出来ます。

池袋という名は室町時代頃から文献への記載が見られ(小田原衆所領役帳など)
その頃には雑司が谷や巣鴨(菅面)など隣接する村が成立していたようです。

社殿は戦後の昭和四十年に再建されたもので、
先日、改修工事が完成し美しい姿を現しました。

また境内の富士塚は明治四十五年築造のもので、毎年7月の山開きには
多くの参拝者が訪れます。

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