黒目川の源流

2016年11月05日 | 東京のお散歩
荒川水系新河岸川の支流、黒目川は、東京都東久留米市の小平霊園に水源を持つ
延長17.3kmの一級河川です。

(黒目川の遊歩道「さいかちの道」)

水源は、小平霊園内にある「さいかち窪」という谷頭で、
整然と並んだ墓石の列の中に雑木林のまま残されています。

(さいかち窪)

(源流はさらに上流へ伸びていそう)

(鬱蒼とした雑木林)

(雑木林を流れる源流)

黒目川の名は、源流所在地の「東久留米」の「くるめ」や
近隣の駅名にもある「久米川」などと語源が同一とされ(諸説あり)
古くには「来目川」「来梅川」など「くるめ」「くろめ」と読む
幾つかの漢字表記があったとされています。

これは、湧水の豊富さから「汲める」や、土が「黒め」、
弦巻などのように、水がクルクル渦巻く様子などから、
このように呼ばれるようになったと考えられています。

川は霊園を出ると、武蔵野の面影を残す谷間を流れて埼玉県へ向かって
河床湧水を合わせながら下ってゆきます。

(処処に河床からの湧水が認められる)

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