矢川おんだし

2017年10月15日 | 東京のお散歩
国立市の青柳崖線の下を流れる、ママ下の川(清水川)と、
青柳面上を流れてきた矢川が、滝乃川学園横の斜面を下って
府中用水谷保分水と合流する場所は、矢川おんだしと呼ばれています。

「おんだし」は「押し出し」の訛りで、段丘を押し出すように流れる様を
昔からこのように表現していたのです。

かつては崖線付近にワサビ田もあった程、水質はよく水量も豊富で
中央高速が水路の脇を通る現在でも、昔ほどではないものの
透明感のある水が、水路を満たしています。




(手前が谷保分水、左がママ下の川、右が矢川)



(合流部である立川断層地点から下流側と中央高速道路)
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