豊田市、気ままに、彼方此方散歩

豊田市在住の者として豊田市内の、あちこちを徒歩で、自転車で、端っこの所は勿論、自動車で、訪れて見たいです。

猿投温泉から海上の森へ(2)

2006-10-23 09:45:18 | Weblog
猿投温泉から海上の森へ(2)

猿投温泉金泉閣の前を抜け、急坂の階段を難儀して、鈴ヶ滝湖に達した。
ここからは、平坦な細い山道になったが、それでも上っていることには違いない。
しばらく行くと、車も通行可能な林道にぶつかり、右に行けば猿投山山頂へ、
左へ道を取れば瀬戸方面だ。
左に取る。
すると、二人の中学生と思われる二人に出会った。
二人は腰を下して自転車を前に作業中だ。
「こんにちは」と、大きな声で、元気に挨拶をしてきた。
「こんにちは、何してるの、パンクしたのかね、」
「自転車のチューブを履き替えているんです。これから、山道になるので、
それようの物に代えているんです。」
「えっ、代えるの。前も後ろも?後ろを代えるの大変でしょう。」
などと、話が弾んだ。
聞けば、三好から来たとのことで、自転車が大好きで、こうやってよく
サイクリングに出るそうで、同好の士「5人でチームを作っている」
今日は生憎3人がテストのため2人で来たとのこと。

杉木立の細い林道を快調に下っていくと、車止めのステンレス製の杭が設置されていた。
後で聞いたところによれば、オフロードのバイクが入って走り回って、道路を荒らし、
危険でもあるので、木製の杭を打って進入できないようにしておいたところが、
之をわざわざ引き抜いてしまったとのことだ。
それで、今回は新たにステンレス製の物にしたのだという。
全くひどい話だ。
なるほど、下る途中、バイクを積んだ軽トラに三台ほど行き会った。
これらのバイクが柵止めを突破して道を荒らすのだと了解した。

杉林を抜けると畑が広がり家並がある。一山越えてきたのだから、
てっきり豊田市から瀬戸市に入ったのかと思ったが、そうではなく、
ここも豊田市だという。
豊田市広幡町だ。

さて、どの方向が海上の森か見当がつかぬ。
農作業中の人に聞く。

途中右手にこんもりとした森が見えた。鎮守の森らしい。
きっと大木があるに相違ない。

豊田市の名木 No.129 シイ、シラカシの森
    


広幡町 八幡宮の鳥居



八幡宮への階段



八幡宮



又、道を尋ねるべく人を探したが、なかなか見えない。やはり地図を持って来るべきであったかと
後悔した。しばらくはゆっくりと自転車を進めた。
家の造作をしている人を見かけたので、わざわざそこまで行って、道を尋ねる。
どうも来過ぎてしまったらしい。戻って、愛工大の建物を目安に進める。
「椀貸池」の表示板に気づいてちょっと寄ることとした。


椀貸池とその高台にある胸形神社






愛知工業大学正門



入り口横の信号を右手にとって進む。
立派な道路だ。散歩中のの人と話す。
瀬戸市に在住の方で、愛知県陶磁資料館、愛知万博記念公園を経てここまで来たという。
かなりの距離を歩いて見えてびっくりした。
その人の言われるのによれば、この付近一帯は愛知万博瀬戸会場の跡地だそうだ。
なるほど言われてみれば道路もいいし、あちこちが、平らに切り開かれて、、木々もなく
ススキと雑草の生い茂る空き地となっている。そして、建造物のメインであったであろう
巨大なパラボラアンテナ状のものが残されている。
又、斜面に何やら描かれた看板状の物が寂しく残っている。





愛知海上の森センターに到着





配布されているパンフより
2005年「自然と叡智」をテーマに愛知県で開催されました
日本国際博覧会(愛知万博)。
多くの人々の自然への関心を呼び起こすきっかけとなりました。
「あいち海上の森センター」は「愛知万博」の理念や成果を継承するために
「愛知万博」のパビリオンであった「瀬戸愛知県館」を
改修した施設で・・・・以下略


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