狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

「生命倫理」について・・・(5)「運命」を素直に受け入れ、大きく委ねる

2013-02-10 00:19:12 | 予防医療の危険性と生命倫理
 アメリカのニューヨーク大学に在るリハビリセンターに書かれている、イエズス会修道院のJ・ロジャー・ルーシー神父の作った詩を、以下に引用させて頂きます。
 大きな事を成し遂げる為にを与えて欲しいと神に求めたのに、謙遜を学ぶ様にと弱さを授かった。
 より偉大な事が出来る様にと健康を求めたのに、より良き事が出来る様にと病弱を与えられた。
 幸せになろうとしてを求めたのに、賢明である様にと貧困を授かった。
 世の人々の賞賛を得ようとして成功を求めたのに、得意にならない様にと失敗を授かった。
 人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに、あらゆる事を喜べる様にと生命を授かった。
 求めたものは何一つ与えられなかったが、願いは全て聞き届けられた。
 神の意に沿わぬ者であるにも関わらず、心の中で言い表せないものは全て叶えられた。
 私はあらゆる人の中で、最も豊かに祝福されたのだ。
 現状に不満を持たずに、或いは、仕方が無いと我慢して、神様から与えられた自分の「運命」として素直に受け入れ、神様に大きく委ねる事が出来る様になった時に、本当の喜びが湧いて来て、神様を賛美し、足るを知り清貧に満足する様になると思います。